ボカロバラードの名曲たち【泣ける・切ない】
切ない、悲しい気分のとき、みなさんはどんな音楽を聴くでしょうか。
明るい雰囲気の曲をチョイスする場合もあると思います。
が、今の気持ちに寄り添ってくれるようなゆったりめな曲を聴く、という方がけっこう多いんじゃないでしょうさて今回この記事では、ボカロのバラードナンバーをまとめてみました。
最近のヒットソングから長く聴かれている定番曲までたくさんピックアップ。
あなたの心にぴたりとハマる作品、ぜひ探してみてくださいね。
ボカロバラードの名曲たち【泣ける・切ない】(81〜90)
孤独な夜をあといくつ傘村トータ

孤独感にさいなまれたとき、この作品が優しく背中をさすってくれますよ。
ピアノバラードナンバーに定評のあるボカロP、傘村トータさんによる楽曲で、2023年6月に公開されました。
傘村さんらしい、ピアノと歌のみのシンプル構成な曲です。
だからこそ、歌詞に込められた思いがダイレクトに、胸の奥にまで届くんですよね。
「自分もいつか、一生大切にしたくなる人に出会えるはずだ」そういう気持ちにさせてくれます。
もしもうすでに隣にいてくれるパートナーがいらっしゃるなら、そのありがたみが再確認できるはず。
空/虚 (から)Presto

「なんとなくむなしさを感じてしまう」ということが誰しもあるのではないでしょうか。
そんな時に聴いてほしいのが『空/虚 (から)』です。
こちらはボカロPのPrestoさんが初音ミクを使って手掛けた作品。
タイトルにある2つの漢字をテーマにしていて、「自分の中身が空っぽである」のと「人生がむなしい」というのを表しています。
ただし陰鬱な内容ではなく、最後には未来への希望が示されています。
聴けばきっと元気がわいてくるはずです。
囚人囚人P

出会ってはいけない2人が出会い、そして引き裂かれる悲劇が描かれており、それだけでも泣けます。
そこに加え、VOCALOID特有の音程を上げた時の歌声が悲痛な叫びに聴こえ、胸が締め付けられました。
この曲が作者の処女作とは信じられません。
いつもより泣き虫な空れるりり

「至高のバラード」と銘打たれてますが、当社比だそうです。
そんな茶目っ気もご愛嬌な、れるりりさんの処女作。
アコースティックギターやピアノの音色をふんだんに取り入れた、バンドアレンジな作品です。
情感たっぷりなサウンドが心地いいですね。
さよならだけが人生だ伊東歌詞太郎

シンガーソングライターとしても活躍する伊東歌詞太郎さんの楽曲で、人との出会い、そして別れを歌っているバラードソングです。
ちなみにですが「さよならだけが人生だ」という言葉は『勧酒』という漢詩の日本語訳が由来です。
からくりピエロ40mP

『からくりピエロ』は2011年にニコニコ動画で発表された40mPさんによるボカロソング。
アルバム『小さな自分と大きな世界』にも収録されています。
初音ミクがボーカル、GUMIがコーラスを歌う失恋バラードで、2012年にミリオン再生を達成しました!
待ち合わせのシーンから始まり、恋にほんろうされる寂しさを歌った楽曲です。
アルバムでは原曲が少しアレンジされているので、聴き比べするのもいいかもしれませんね!
ボカロバラードの名曲たち【泣ける・切ない】(91〜100)
罪と罰DECO*27

はじめて聴いたときは、ヤンデレかと思いました。
しかし、作者の「植物人間になった彼女を見ての心情」という話を知り、涙がボロボロこぼれました。
解釈の仕方は人それぞれですが、どうしてこの歌詞なのかを考えると曲の深さに感服します。