ボカロバラードの名曲たち【泣ける・切ない】
切ない、悲しい気分のとき、みなさんはどんな音楽を聴くでしょうか。
明るい雰囲気の曲をチョイスする場合もあると思います。
が、今の気持ちに寄り添ってくれるようなゆったりめな曲を聴く、という方がけっこう多いんじゃないでしょうさて今回この記事では、ボカロのバラードナンバーをまとめてみました。
最近のヒットソングから長く聴かれている定番曲までたくさんピックアップ。
あなたの心にぴたりとハマる作品、ぜひ探してみてくださいね。
ボカロバラードの名曲たち【泣ける・切ない】(31〜40)
でもね水野あつ

メカニカルな歌声なのにさまざまな感情を現してくれるのがボカロの魅力ですよね。
切なくてはかないバラードをお探しの方にぴったりなのは『でもね』です。
こちらは可不を使用した多くの楽曲で注目を集めるボカロP・水野あつさんが2021年に制作しました。
ピアノとボーカルで構成されるシンプルかつ感動的なサウンドが涙を誘います。
人間らしさを感じさせる可不のエモーショナルな歌唱も要チェック!
恋愛や人生がうまくいかない時に心の支えになる名曲です。
オレンジトーマ

2013年にリリースされた『アザレアの心臓』に収録されています。
愛する人とのお別れの歌。
キャッチコピーは「ぜんぶ、なかったことにしよう」です。
いろいろな別れの形、そしてどこにも行き場のない気持ち。
心の隙間に入り込んでくるような曲の世界観です。
とてもはかなくて切ないですね。
いちにのさんでnogumi

行動することで未来を変えていく決意を歌う『いちにのさんで』。
ボカロPのnogumiさんが2022年に制作しており、『第11回プロセカNEXT』に採用されたことをきっかけに話題を集めた楽曲です。
なにげない言葉に傷ついたり、落ち込んでしまう日々のなかで新しい日々に挑戦する覚悟や勇気を歌っています。
情熱的なバンド演奏にのせた初音ミクのハイトーンボイスからもエモーショナルな場面が思い浮かぶでしょう。
過去の自分と向き合いながら、前に進む姿を描いたボカロバラードです。
残花、夏を見ていた。resipa

散りゆく花のように過ぎ去った時間への思いを描いた、切なくも美しい楽曲です。
resipaさんによる作品で2024年6月に公開されました。
ピアノとギターを基調としたメロウなサウンドに夏の情景が思い浮かぶSEを重ね、静寂と郷愁を表現。
そして夢と現実が交錯する詩的な世界観から、大切な人との時間を慈しむ気持ちや喪失感が伝わってくるんです。
静かな夜に1人で聴きたくなる1曲です。
今はいいんだよ。MIMI

疲れた人に寄り添ってくれる曲として紹介したいのが『今はいいんだよ』です。
こちらはボカロPのMIMIさんが手掛けた1曲。
静かなピアノのサウンドが心地よいバラードに仕上がっています。
そして、歌詞は生きることに疲れた人を包み込みはげますような内容なので、聴いていると心が洗われます。
また聴く人が共感できるようなシチュエーションが多く描かれているのも魅力です。
曲の主人公を自分と重ねながら聴いてみてください。
ボカロバラードの名曲たち【泣ける・切ない】(41〜50)
失くしてはいけない清水コウ

「今、自分の隣にいてくれる人をこれまで以上に大切にしよう」そういう気持ちにさせてくれる感動ソングです。
ボカロP、清水コウさんによる楽曲で、2023年5月に公開。
結婚する親友へ贈るために制作されたそうです。
サビのフレーズがとてもステキなんですよね。
「1に1を足すだけでこんなにも幸せになれる」生涯をともにする夫婦の姿が目に浮かびます。
ストリングスとピアノの美しい音色にも泣けてくる、温かいバラードナンバーです。
生きる意味ただのみず

人生とは一体なんなのかを改めて考えるきっかけをくれる『生きる意味』は、ボカロPのただのみずさんが2023年に制作しました。
ピアノとボーカルで構成されたシンプルな音色にのせて、可不の中性的な歌声が響きます。
どこか幼さの残る声と切なさや寂しさを描いた歌詞が印象的。
どこまでも不安が押しよせる日々のなか、心の支えになってくれた大切な人に向けた感情が歌われています。
透きとおるようなメロディーとボーカルが癒やしを与えるボカロバラードです。