ボカロバラードの名曲たち【泣ける・切ない】
切ない、悲しい気分のとき、みなさんはどんな音楽を聴くでしょうか。
明るい雰囲気の曲をチョイスする場合もあると思います。
が、今の気持ちに寄り添ってくれるようなゆったりめな曲を聴く、という方がけっこう多いんじゃないでしょうさて今回この記事では、ボカロのバラードナンバーをまとめてみました。
最近のヒットソングから長く聴かれている定番曲までたくさんピックアップ。
あなたの心にぴたりとハマる作品、ぜひ探してみてくださいね。
ボカロバラードの名曲たち【泣ける・切ない】(91〜100)
絶望。A4。

独創的な作風が支持されているA4さんが2023年にリリースしたのが『絶望』です。
オンラインボカロイベントであるボカコレ2023春のエントリー曲で、最終結果は第5位にランクインしています。
歌を担当しているのは音声創作ソフトウェアである可不で、サビの歌詞には桜が登場し春を感じられるバラードに仕上がっています。
後半にはボーカロイド独特のハイトーンが登場し、楽曲を盛り上げているんですよね。
ぜひじっくりと聴いてみてください!
音偽バナシDECO*27

「うそだったらいいのにな……」別れを告げられたとき、きっと誰しもが思うことではないでしょうか?
おとぎ話のようにハッピーエンドになれなかった自身のエピソードを『音偽バナシ』として歌詞につづっています。
隠すことなく歌われる未練たっぷりの気持ちが手に取るように感じられる曲で、聴けば聴くほど胸が苦しく、切なくて泣けてきます。
十二月の花火かしこ。

傷心であればさらにえぐられる、切なすぎるバラードです。
『エコヒイキ』などのヒット作で知られているボカロP、かしこさんの楽曲で、2020年に公開されました。
ローファイなビートを美しく響くストリングの音色で彩った、しっとりとした曲調が特徴的。
そしてミクの歌声に、胸が張り裂けるような思いが詰め込まれているよう感じます。
花火の向こう側に「君」の幻想が見えて、消えてほしいと願いつつ、消えてほしくないとも思ってしまう主人公。
その心情を察すれば察するほどにつらいです。
夢、時々…まらしぃ

トヨタ自動車のCM曲を担当し注目を浴びたピアニスト、まらしぃさんの楽曲です。
2010年に、まらしぃさんにとってははじめてのオリジナルボカロ曲として公開されました。
夢の中だけしか会えない愛しい人への気持ちを歌っている、泣けるボカロバラードです。
パズルクワガタP

2010年のアルバム『フラッシュバックサウンド』に収録。
イントロから泣いているようなギターメロにグッときます。
ピアノとの対比も美しく、切ない心情、激しくあふれでそうな感情、それぞれの気持ちにフィットします。
感情がゲシュタルト崩壊しそうですね!
いつのまにかなくしてしまった日々、そして笑いあった日々、きっと両方がかけがえのない大切なものなのでしょう。
泣き虫カレシHONEY WORKS

泣き虫な彼氏とツヨムシな彼女との別れを描いた切ない曲。
お互いが相手のことを思いながら、笑顔になったり泣いたりして一緒に過ごした時間。
それが伝わってきて心に響きます。
悲しいお別れを笑顔で過ごそうとする2人の様子がとっても切なく、これまで積み上げてきた愛情が感じられますね。
いつもより泣き虫な空れるりり

「至高のバラード」と銘打たれてますが、当社比だそうです。
そんな茶目っ気もご愛嬌な、れるりりさんの処女作。
アコースティックギターやピアノの音色をふんだんに取り入れた、バンドアレンジな作品です。
情感たっぷりなサウンドが心地いいですね。





