ボカロバラードの名曲たち【泣ける・切ない】
切ない、悲しい気分のとき、みなさんはどんな音楽を聴くでしょうか。
明るい雰囲気の曲をチョイスする場合もあると思います。
が、今の気持ちに寄り添ってくれるようなゆったりめな曲を聴く、という方がけっこう多いんじゃないでしょうさて今回この記事では、ボカロのバラードナンバーをまとめてみました。
最近のヒットソングから長く聴かれている定番曲までたくさんピックアップ。
あなたの心にぴたりとハマる作品、ぜひ探してみてくださいね。
ボカロバラードの名曲たち【泣ける・切ない】(11〜20)
ピアニスタ傘村トータ

子供時代に得意だったことを大人になって思い出す、ノスタルジックな感情を歌い上げる『ピアニスタ』。
青春時代をテーマにした数多くの楽曲を手掛けるボカロPの傘村トータさんが2023年にリリースしました。
やりたいことやできることが大人になってわかるようになり、実現できないことの切なさや寂しさを言葉にしています。
強弱を付けたピアノ演奏は、感情の揺れ動く様子を表現しているよう。
透明感のある初音ミクの歌声とともに、今と向き合う姿を描いたバラードです。
Sweet LiesAzari

大切な人との悲しい、苦しい別れを経験した方なら響くものがあるはずです。
『Shadow Shadow』『Who?』など影のある作風が支持されている謎多きボカロP、Azariさんによる楽曲で、2023年3月にリリースされました。
ピアノの美しくはかない音色と、歌愛ユキの幼い歌声が印象的。
ボーカルワーク、というよりは言葉が自然とこぼれ落ちているような感じがしますね。
優しい音なのにどうしてこうも胸が痛むのでしょうか。
きみのとなりfin

どこまでも広がっていくような美しい音像に心が落ち着きます。
ボカロP、finさんが手がけた『きみのとなり』は2024年7月にリリースされたバラードナンバー。
ピアノと鈴の音色を主体に進んでいき、後半ではストリングスのアレンジが加わります。
その深みのあるサウンドと、ぽつりぽつりと言葉をこぼすような歌声が見事に調和しているんです。
「疲れてしまったから一緒に休もう、その間君の話を聞かせてほしい」歌詞のはかない世界観もまた、よく合っているんですよね。
finさんの作品はどれもが、心の琴線に触れてきます。
君の姿蝶々P

こちらに問いかけてくるような歌詞が魅力なのが『君の姿』です。
こちらは蝶々Pさんが音街ウナを使って手掛けた作品。
その優しい歌声をいかし、聴く人をいやすようなバラードソングに仕上げています。
歌詞の内容は私たちが普段何気なく使っている「強い」、「幸せ」という言葉の意味を問いかけるというもの。
聴いているといろいろと考えるきっかけになりそうです。
それからオフボーカルが配信されているので、BGMを探している方や、カラオケで歌いたい方にもオススメです。
RainyEO

しっとりした気分にひたれる、チルなボカロ曲です。
ボカロP、EOさんの楽曲で、2022年6月にリリースされました。
ピアノ、アコギ、ストリングスのアコースティックな音色が胸に染みます。
リンのウィスパーボイスも曲調によく合っているんですよね。
そして歌われているのは、悲しくて涙しまっている主人公の心の内。
それがサウンドアレンジと相まって、聴いているうちこちらまで泣けてきてしまうんですよね。
ぜひ。
温かい飲みものと一緒にどうぞ。
生きてさえ傘村トータ

思いっきり泣いて気持ちをリセットしたいときにぜひ聴いてみてください。
バラードナンバーに定評のある人気ボカロP、傘村トータさんの楽曲で、2023年にリリース。
ピアノの優しい音色と芯のある歌声、そのハーモニーに聴き入ってしまいます。
そして「無理しなくていいんだよ」という歌詞のメッセージ……心が震えますね。
もちろん自分で聴くのもいいですが、悩みを抱えている友だちがいるなら贈ってあげると、もしかしたら助けになるかもしれません。
ボカロバラードの名曲たち【泣ける・切ない】(21〜30)
from Y to YジミーサムP

失恋をテーマにした壮大なバラードです。
タイトルの『from Y to Y』は『from A to Z』(はじまりから終わりまで)という英語の慣用句とかけているみたいです。
恋人とのはじまりから終わりまでを描いています。