ボカロバラードの名曲たち【泣ける・切ない】
切ない、悲しい気分のとき、みなさんはどんな音楽を聴くでしょうか。
明るい雰囲気の曲をチョイスする場合もあると思います。
が、今の気持ちに寄り添ってくれるようなゆったりめな曲を聴く、という方がけっこう多いんじゃないでしょうさて今回この記事では、ボカロのバラードナンバーをまとめてみました。
最近のヒットソングから長く聴かれている定番曲までたくさんピックアップ。
あなたの心にぴたりとハマる作品、ぜひ探してみてくださいね。
ボカロバラードの名曲たち【泣ける・切ない】(71〜80)
きみも悪い人でよかったピノキオP

思春期の、悩み事が多い年頃の人たちにぜひ聴いてもらいたい、温かいボカロ曲です。
悩んでいる人には元気をくれる楽曲だと思います。
バラード調の優しいメロディーと、初音ミクの歌声が心の奥底まで染み込んできます。
心拍数♯0822蝶々P

代表曲『Black Board』や『え?あぁ、そう』とはかなり印象が異なる蝶々Pさんのバラード。
心臓の音が入っており、生きる意味を問いかけています。
重いテーマですが、聴き入ってしまいますね。
白い背景にハートのサムネイルが目印。
土砂降りの雨に唄えば時雨

『土砂降りの雨に唄えば』は時雨さんが2019年11月に公開した作品。
雨歌エル10周年記念コンピアルバム『EMERALD』への書き下ろし曲です。
エモーショナルでドラマチックな展開が魅力的で、曲が進んでいくにつれどんどん感情が高まっていくような印象。
そして愛した人への惜別の念が投影された歌詞に胸がぎゅっと締め付けられます。
雨降るの中でも前を向いて進んでいきたい、そんな気持ちにさせてくれる作品ですよ。
桜ノ雨halyosy

ボカロ好きの中では言わずと知れた卒業式の定番ソングです。
一時期は、さまざまな小中学校の卒業式で歌われたほどメジャーです。
卒業式や別れの季節に聴くのはもちろん、一人きりの時間に昔を思い出しながら聴くのもオススメです。
君の数十センチ下の世界Adeliae

『君の数十センチ下の世界』は2025年3月にリリースされた、Adeliaeさんの可不をフィーチャーした作品。
VTuber、EMUNEKOさんへの提供曲でした。
本作は猫を主人公にした歌で「飼い主から数十センチ下」という目線をテーマに、大切な存在への思いを表現しています。
透明感のある歌声と今ある幸せをつむいだ歌詞がとってもステキなんですよね。
眠れない夜などに、じっくりと聴いていただきたい1曲。
安らぎを与えてくれるはずです。
カムパネルラささくれP

察しのいい方ならお気づきかもしれませんが、宮沢賢治の小説『銀河鉄道の夜』を題材にした楽曲です。
sasakure.UKという名義でも知られているボカロP、ささくれPさんの曲で2009年に公開されました。
遠く離れたところへ行ってしまった大切な人への思いが歌詞につづられています。
プログレッシブな曲調のせいか、不思議な世界観に引き込まれてしまいますね。
世界で一番幸せな死に方故歌

インパクトの強いタイトルでも注目を集めているのが『世界で一番幸せな死に方』です。
こちらは「全ての人に嫌われていれば、死んでしまうとしてもかなしくないのでは」という考えについて歌うバラードソングです。
その考え方についてあなたも思いをめぐらせてみてください。
それからシンプルなピアノの音色がIAの歌声を引き立てているのも魅力です。
とても静かなメロディーなので、リラックスタイムのお供にもピッタリでしょう。