【2025年10月】最新の人気ボカロ曲まとめ【新曲】
10代の人を「ボカロネイティブ世代」なんて呼ぶぐらい、ボカロシーンって身近な存在として定着しましたよね。
リスナーはもちろんのこと「自分で曲を作りたい」という意気込みとともに新人ボカロPたちもすごい勢いで増えていますし、プロの作曲家が合成音声ライブラリを使って作品を発表することも。
これを読んでいるあなたももしかして?
さて今回この記事では、最新の人気ボカロ曲をまとめてみました!
「新曲」というテーマでピックアップしていますので、今まで聴いたことがないような作品に出会えるかもしれません。
ぜひじっくりチェックしてみてください!
ボカロ最新リリース(151〜160)
バブルの素敵なフルコース夏山よつぎ

キャッチーなのに少し危険な香りのする1曲です。
ボカロP、夏山よつぎさんの作品で、2025年8月に公開されました。
ボカコレ2025夏ではTOP100ランキング18位を記録。
現代にはびこるゴシップやハイプといった流行を、豪華なフルコースに見立てて歌っています。
初音ミクとずんだもんが挑発的に歌い上げる様子は、まるで聴く人を甘美な罠に誘い込んでいるかのよう。
ポップな曲調と裏腹に消費され続ける欲望を描いた、シニカルな世界観がたまらない楽曲です。
飾って大沼パセリ

痛みを抱えながらも前を向く、その姿に心打たれるナンバーです。
ボカロP、大沼パセリさんによる楽曲で、2025年8月にリリースされました。
人気リズムゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ!
feat. 初音ミク』への書き下ろしで作です。
過去の傷跡や償いを飾り付けながら受け入れる……そしてその先に見える、少しだけキレイな今日。
そんな繊細な感情が、メランコリックな音世界の中で描かれています。
どうしようもない気分の夜に、きっと優しく寄り添ってくれるはずです。
レグルスリベリオン廉

じりじりとした緊張感に引き込まれるボカロチューンです。
『マインドキャッスル』の作者でもあるボカロP、廉さんの楽曲で、2025年8月に公開されました。
ダークで冷たい世界観に、CeVIO AI星界の澄み切った歌声が一条の光のように響き渡ります。
そしてサウンドにおける、静寂から激情へと駆け上がるドラマチックな展開に、引き込まれてしまうんですよね。
歌詞からは抑圧された世界への反逆を誓うような、気高くも激しい意志が伝わってきます。
閉塞感を打ち破りたい時に聴くのがオススメです。
書いて、愛して。心の拠り所

報われない思いに胸を痛めている、そんな時に静かに寄り添ってくれる1曲です。
ボカロP、心の拠り所さんによる作品で、2025年8月に公開されました。
本作で歌われているのは、相手の欠点や過去もすべて受け入れ、そばにいたいと願うひたむきな愛情。
ピアノの旋律と初音ミクの透明な声が合わさり、自己犠牲的で純粋な思いを見事に表現しています。
人を愛することの痛みやもどかしさを抱えている時に聴くと、この優しい世界観に救われるかもしれません。
キネティックタウン晴いちばん

体を揺らしたくなる、スタイリッシュなポップチューンです。
『ワンダールインズ』や『アブセンティー』などの作者でもあるボカロP、晴いちばんさんの作品で、2025年8月に公開されました。
音一つひとつの輪郭がくっきりとしていて、その緻密な音作りに引き込まれます。
そんなサウンドアレンジと、自分の居場所を探し続ける主人公の心情とがリンク。
「やるぞ」という気分にさせてくれる、リピート必至なボカロチューンです。
ドゥーマー東京真中

夜の静けさに溶け込むような、浮遊感のあるエレクトロポップです。
ボカロP、東京真中さんによる楽曲で、2025年8月に公開。
ボカコレ2025夏でルーキーランキングで3位に入賞し、大きな注目を集めました。
平凡な日常への反発や、夢の中へ逃避したいという切ない願いが、洗練されたサウンドに乗って心に響きます。
社会の窮屈さに少し疲れてしまった時に聴けば、心の重荷がふっと軽くなるような感覚を味わえるかも。
ボカロ最新リリース(161〜170)
まだ知らない君がいる!椎乃味醂

まだ見ぬ誰かとの出会いを予感させる、疾走感あふれるエレクトロニックチューンです。
先進的な作風で知られるボカロP、椎乃味醂さんによる作品で、2025年8月に公開されました。
この楽曲は、ボカコレ2025夏TOP100ランキングで7位を記録。
独創的なサウンドの中を、初音ミクと重音テトの歌声が駆け抜けていくのがたまらりません。
迷いや混沌とした感情さえも肯定し、これから出会うであろう「君」への期待を歌い上げる、その哲学的なメッセージ性もグッときます。