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【2025年10月】最新の人気ボカロ曲まとめ【新曲】

10代の人を「ボカロネイティブ世代」なんて呼ぶぐらい、ボカロシーンって身近な存在として定着しましたよね。

リスナーはもちろんのこと「自分で曲を作りたい」という意気込みとともに新人ボカロPたちもすごい勢いで増えていますし、プロの作曲家が合成音声ライブラリを使って作品を発表することも。

これを読んでいるあなたももしかして?

さて今回この記事では、最新の人気ボカロ曲をまとめてみました!

「新曲」というテーマでピックアップしていますので、今まで聴いたことがないような作品に出会えるかもしれません。

ぜひじっくりチェックしてみてください!

ボカロ最新リリース(161〜170)

消えないファイル読谷あかね

消えないファイル / 重音テトSV (Undeletable File / Kasane Teto SV)
消えないファイル読谷あかね

ノイジーなシンセが鳴り響く、エレクトロニックチューンです。

イラストや映像まで自身で手がけるマルチクリエイター、読谷あかねさんによる楽曲で、2025年8月に公開されました。

消せないデータに自身の後悔を重ねた世界観が秀逸。

過去の過ちが「ログデータ」として積み重なり、自分を蝕んでいく苦しみが描かれています。

重音テトの鋭い歌声が、焦りの気持ちをかき立てるんですよね。

自分を責めてしまう夜に聴くと、きっと心に刺さるはずです。

さよならお月様雄之助×zeroth

さよならお月様 / 雄之助×zeroth feat. 鳴花ヒメ
さよならお月様雄之助×zeroth

夜空に溶けていくような、幻想的で美しいエレクトロニックチューンです。

『PaⅢ.SENSATION』などで知られる雄之助さんと、クラブシーンで活躍するzerothさんによるコラボ作品で、2025年8月に公開されました。

ボカコレ2025夏TOP100ランキングで23位にランクイン。

2人の個性が融合した、繊細かつクラブライクなサウンドアレンジがとにかく見事なんですよね。

本作は、静かな夜にじっくりと自分と向き合いたい時にぴったり。

音の波に身をゆだねてみてはいかがでしょうか。

memeしい青栗鼠

キレのあるシンセビートがたまらない、現代的でスタイリッシュなダンスチューンです。

ボカロP、青栗鼠さんの楽曲で、2025年8月に公開されました。

ボカコレ2025夏TOP100ランキングで14位にランクイン。

歌詞で描かれているのは、ネットの海で承認を求めてさまよう、現代人のリアルな心。

SNSに渦巻く不安や、ふと襲われる虚しさが疾走感のあるトラックに乗って胸に迫ります。

テトのどこか物憂げな歌声も、この世界観にぴったりなんですよね。

君を毀す魔法だよEight

2025年7月に公開された本作はボカデュオ2025参加曲のボカロ版で、ダークで重厚なロックサウンドが特徴。

歪んだギターと変拍子が織りなすアグレッシブな音の奔流は、聴く人の心を激しく揺さぶります。

そして大切な誰かを「壊す」という魔法でしか救えない、そんな痛切な葛藤を描いた叙事詩的な物語性にえぐられるんですよね。

ドラマチックな世界観がクセになる1曲です。

このサメ飼っていい?せなすけ

このサメ飼ってもいい? – 初音ミク [せなすけ]
このサメ飼っていい?せなすけ

サメをペットにしたいと一生懸命プレゼンする、そのユニークな発想が光るポップチューンです。

せなすけさんが2025年6月に公開したこの楽曲。

公現実離れした理由を並べ立てる歌詞はとてもコミカルで、思わずクスッと笑ってしまいます。

このかわいらしい世界観を、初音ミクのキュートな歌声で見事に表現。

明るい気分になりたい時にぴったりの1曲ではないでしょうか。

アートの自由荻凪裕作

ボカロP、荻凪裕作さんの『アートの自由』は、行動できない自分への自己批判や内側にある感情を発露させたいという願いが落とし込まれているさくひんです。

どこか切ない空気感を持った歌詞と、クールなエレクトロニックサウンドの対比が印象的。

その音像だけでも、どうにもならない現実へのやるせなさがあふれているよう思えます。

創作活動をしている方にとってとくに刺さるかもしれません。

言えないshikido

好きな人に気持ちを伝えたいけれど、どうしても言葉にできない。

そんなもどかしい経験、誰にでもあるのではないでしょうか。

ボカロPのshikidoさんが手がけがこの曲は、そんな胸に秘めた思いを繊細に描き出しています。

初音ミクの透明感あふれる歌声とポップさの中に切なさのにじむサウンドが、思いの純粋さを際立た仕上がり。

自分の気持ちを打ち明けられずにいる時に聴けば、主人公の姿に己を重ねてしまうでしょう。