【2025年10月】最新の人気ボカロ曲まとめ【新曲】
10代の人を「ボカロネイティブ世代」なんて呼ぶぐらい、ボカロシーンって身近な存在として定着しましたよね。
リスナーはもちろんのこと「自分で曲を作りたい」という意気込みとともに新人ボカロPたちもすごい勢いで増えていますし、プロの作曲家が合成音声ライブラリを使って作品を発表することも。
これを読んでいるあなたももしかして?
さて今回この記事では、最新の人気ボカロ曲をまとめてみました!
「新曲」というテーマでピックアップしていますので、今まで聴いたことがないような作品に出会えるかもしれません。
ぜひじっくりチェックしてみてください!
ボカロ最新リリース(181〜190)
ネオテニーLonePi

『ネオテニー』はLonePiさんの手がけたボカロ作品。
ボカデュオ2025への参加曲で、欠如白裏さんが歌ったバージョンが発表されたあと公開されました。
本作は「幼形成熟」をテーマに、歪んだ願望や失われゆく幼さへの執着が描かれています。
軽やかなサウンド、歌愛ユキの可憐な歌声と歌詞とのギャップが、聴く人に強烈なインパクトを与えるんです。
思春期特有のアンバランスな感情に、共感してしまう人も多いはず。
かわいらしさと狂気が同居する独特の世界観にぜひひたってみてくださいね!
ボカロ最新リリース(191〜200)
Jamって!YASUHIRO(康寛)

緻密な音楽構成でファンを魅了するYASUHIRO(康寛)さんが手がけた、心が躍るダンスオーケストラです!
本作のテーマは「みんなで集まって楽しさをシェアしよう!」というもの。
4人のボカロが代わる代わる歌うパートは、まるで気の置けない仲間たちとのジャムセッションそのもので、聴いているだけで笑顔になってしまいます!
友だちと盛り上がりたい時や、気分を上げて一日を始めたい時に聴けば、テンションが上がるはず!
過干渉szri

良かれと思った行動が、いつしか相手を縛る「正しさ」の押し付けになってしまう……そんな人間関係の危うさを表現しています。
2025年7月に公開されたこの作品はスタイリッシュなサウンドアレンジと、モノローグのような語りが挿入される歌構成が特徴。
主人公の行き場のない感情が、音とともに聴く人の胸にストレートに響きます。
誰かとの距離感に悩んだり、自分の正しさに不安を覚えたりしたときに、本作が深く刺さるかもしれません。
ウニAdeliae

過去の自分もまるごと抱きしめてくれるような、ユニークかつ力強い応援歌です。
『不時着』や『エターナルアリア』で知られるボカロP、Adeliaeさんによる楽曲で、2025年8月にボカコレ2025夏エキシビション参加作品として公開されました。
本作の魅力は、いわゆる「うに構文」を使った真っすぐなメッセージ性。
今まで経験したこと一つひとつが自分を作っているんだ、と語りかける歌詞が、爽快なサウンドに合わさって心に響きます。
そして聴き終わりに頭を埋め尽くしてしまうのは、ウニの2文字。
遊び心満載のボカロ曲です!
夜叉kojika

ドライなギターサウンドが印象的な、ボカロP、kojikaさんの1曲で2025年7月に公開されました。
本作は、孤独な鬼と主人公の邂逅を描いた、胸が締め付けられるようなダークファンタジー。
主人公と鬼、それぞれの視点で語られる物語は、自己喪失や他者への渇望といったテーマを見事に描き出しています。
夜、1人でじっくりと歌詞を読み解きながら、その奥深い世界にひたってみてはいかがでしょうか?
待ってて、彼岸でrinri

幻想的なサウンドと痛切な世界観が魅力の、オルタナティブなナンバー。
この楽曲は2025年8月に公開された作品で、許之、第5期期会 「彼岸」のキャラクターソングとして制作されました。
遠い彼岸へ旅立った誰かに語りかけるようなテーマが、胸に深く響きます。
rinriさんらしい喪失感をまとった叙情的なメロディーと、繊細な電子音は、まるで寄る辺ない心の彷徨いをそのまま描いているかのよう。
大切な人を思う静かな夜に、このはかなくも美しい音の世界観にじっくりひたってみてください。
Phantom Scratchえもん

重厚なベースに不穏なシンセが絡み合う、ダークで中毒性の高いエレクトロチューンです。
ボカロP、えもんさんによる楽曲で、2025年8月に公開されました。
満たされない心、痛みを伴うほどの渇望が本作のテーマ。
リズミカルな言葉遊びが光る歌詞と歌愛ユキのあどけない歌声が合わせ、危うくも引き込まれる世界観を生んでいます。
この毒気のあるサウンド、一度聴けば抜け出せなくなると思いますよ!