【2025年10月】最新の人気ボカロ曲まとめ【新曲】
10代の人を「ボカロネイティブ世代」なんて呼ぶぐらい、ボカロシーンって身近な存在として定着しましたよね。
リスナーはもちろんのこと「自分で曲を作りたい」という意気込みとともに新人ボカロPたちもすごい勢いで増えていますし、プロの作曲家が合成音声ライブラリを使って作品を発表することも。
これを読んでいるあなたももしかして?
さて今回この記事では、最新の人気ボカロ曲をまとめてみました!
「新曲」というテーマでピックアップしていますので、今まで聴いたことがないような作品に出会えるかもしれません。
ぜひじっくりチェックしてみてください!
ボカロ最新リリース(241〜250)
導火線是

スリリングなバンドサウンドが印象的な作品です。
是さんもメンバーの1人である、ボドゲ音楽同好会のボカデュオ2025参加曲ボカロ版で、コンピアルバム『ボドボカ』収録曲。
些細な一言から疑心暗鬼が連鎖していく、ボードゲーム的な人間模様を描いています。
互いを探り合い、追い詰めていく歌詞は、時に人を信じられなくなる私たちの危うい心そのもの。
かっこいいし考えさせられる、多面的な魅力を持った楽曲です!
芥・遮二無二栗山夕璃

多彩なサウンドでファンを魅了する栗山夕璃さんが、2025年7月に公開した作品です。
本作には「自分なんて価値のない存在だ」という自己否定と、「それでもがむしゃらに突き進むしかない」という強い衝動が落とし込まれています。
痛々しいほどリアルな葛藤が、疾走感あふれるロックサウンドと見事に融合。
そのアグレッシブな音像にひかれる方はたくさんいることでしょう。
どうしようもない無力感にさいなまれた時、きっとあなたの心を力強くノックしてくれるはずです。
コトノネKanjosen

初音ミクがこちらに語りかけてくる、そのメッセージ性と美しい音像に惹かれるボカロ曲です。
Kanjosenさんの楽曲。
2025年6月にリリースされました。
エレクトロニカサウンドに、深いリバーブがかかった歌声が合わさり、独特な浮遊感を生み出しています。
言葉では伝えきれない気持ちを抱えている時や、静かな夜に自分の心と向き合いたい時にぴったりだと思いますよ。
メーデーhiroki

疾走感あふれるサウンドに乗せて歌われるのは、まるで救難信号のような切迫した心の叫び。
ボカロP、hiroki.さんが2025年6月にリリースした作品です。
クールな電子音に乗せて、どうしようもない状況でもがく主人公の姿を鮮やかに描き出します。
重音テトの切実な歌声がその悲痛な思いと見事にリンク、胸が締め付けられるんですよね。
途中ラウドロックに変化するパートも注目ポイント。
愛され願望がある方にとってとくに響くと思います。
!!°p°_明日を犠牲に飲んでます_°p°!!σ_σ

ボカロP、σ_σことにらみさんの楽曲で、2025年7月に公開されました。
エレクトロポップなサウンドと明日を犠牲にする背徳感、若者特有の焦燥感を融合。
まるで酩酊しているかのような世界観を生み出しています。
しかし、こういう気持ちになるときって、ありますよね。
どうしようもない不安から逃れたい夜には、この音楽に身を委ねてみるのもよいかもしれません。
ボカロ最新リリース(251〜260)
もう、おはなしは、いらないの。アメリカ民謡研究会

夜の闇に溶けていくような、幻想的な世界観に引き込まれる作品です。
この楽曲は、アメリカ民謡研究会Haniwaさんが2025年7月に公開。
ハイスピードに展開していく浮遊感のあるサウンドに乗せてつむがれるのは、終わらない夜、来る朝、その2つへの渇望。
2人の登場人物のやりとりによって進んでいく歌詞世界に想像をかき立てられます。
ぜひこの音楽に深く沈んでみてください。
水無月冬館

初夏の空気感をそのまま音にしたような、冬館さんの作品です。
鏡音レンの切ない歌声と和風サウンドが見事にマッチしています。
この楽曲で描かれているのは過ぎ去った季節への追憶、いなくなってしまった大切な人を静かに思うやるせない気持ち。
想像をかき立てるメロディーラインが秀逸です。
雨上がりのタイミングに、1人でじっくり世界観にひたってみてはいかがでしょうか?