「お」から始まるボカロ曲
ここを見に来られたということは、ボカロ曲が好きなんじゃないでしょうか。
2007年の初音ミク登場からもう長い時間がたって、本当にたくさんの名曲が生まれ続けてきました。
そうしているうち「ボカロネイティブ世代」なんて言葉が出来るほど、時代と文化に染み込んだボカロシーン。
さて今回これからご紹介していくのはタイトルが「お」から始まるボカロ曲たち。
ぜひ最後までチェックしてお気に入りの1曲を見つけていってくださいね!
「お」から始まるボカロ曲(21〜30)
おはなしは続くsabio

別々の道を選んだ2人に、確かな希望を灯してくれるような、温かいポップロックです。
ボカロP、sabioさんが手がけた作品で、2024年12月に公開されました。
別れと旅立ちを経た2人の思いが歌われており、切なさの中に宿る再会への願いに胸打たれます。
また、宮舞モカと重音テトSVの情感豊かな歌声と壮大なメロディーの相性がばつぐん。
聴いているとまるで自分を励ましてくれているような感覚になるんですよね。
おきみやげをあげるシシド

浮遊感あふれるサウンドに、鏡音リンの透明な歌声が溶け合う作品です。
ボカロPシシドさんによる楽曲で、2025年5月に公開。
「普通」を演じるうち本当の自分が腐ってしまう……そんな繊細な感情の揺らぎをアンニュイな音像と歌詞で表現。
そのリアルな独白のおかげで、つい自分のことに置き換えて聴いてしまいます。
孤独感に寄り添ってほしい夜にぜひ聴いてほしいです。
おやすみペトリコールさいきP。

物憂げで心地よい雰囲気がただよう曲です。
さいきPさんが2025年2月に発表したナースロボ_タイプTの歌う楽曲。
穏やかな夜の情景を切り取ったかのようなサウンドスケープに聴き入ってしまいます。
音の一つひとつが優しくて、胸に染み込んでくるんですよね。
また、終わった「今日」に別れを告げる歌詞世界がエモーショナル。
疲れた心を癒やしたいときや、眠れない夜にそっと寄り添ってくれますよ。
オーバー・ザ・セーラーヤマギシコージ

鏡音リン、レンの生誕17周年を祝う記念碑的な楽曲です。
ヤマギシコージさんによって2024年12月に公開。
ポップスを基調としたさわやかな曲調が心を癒してくれます。
海を越えて新しい世界へ旅立つ姿を描いた、ポジティブな歌詞も印象的。
困難を乗り越えて前へ進もうとする強い意志を感じられて、はげまされるんですよね。
大切な人への贈り物として、この曲はいかがでしょうか。
音偽バナシDECO*27

愛する人への思い、切ない物語がつづられています。
人気ボカロP、DECO*27さんが2013年11月に公開したこの楽曲は、アコースティックギターを基調にしたオリエンタルな雰囲気もあるバンドサウンドが特徴的。
そして歌詞の亡き人からのメッセージという設定に、涙を誘われる方も多いはず。
大切な人を失い、深い悲しみの中にいる時、この曲があなたの心に寄り添ってくれるでしょう。
おぼつかない雨良

心の底からの切なさが染み出てくるような、繊細な感情表現が印象的なボカロ曲です。
雨良さんの作品で、2025年2月に公開されました。
初音ミクの透明感のある歌声とエモーショナルな曲調が胸に響きます。
サビの思いが爆発するような展開も魅力。
そして、現代的かつ都会的な恋愛観を落とし込んだ歌詞に共感できる方は多いんじゃないでしょうか。
恋人との別れを経験した方、ぜひ聴いてみてください。
オールセーブチャレンジ香椎モイミ

緊張感とドラマチックな空気感を合わせ持ったサウンドに胸がドキドキします。
『キャットラビング』の大ヒットでも知られるボカロP、香椎モイミさんが手がけた本作は、2025年4月にリリースされた楽曲。
『プロジェクトセカイ カラフルステージ!
feat.初音ミク』のイベント「Choices for the future」のテーマソングに起用されました。
他者との関係性、距離感と未来への希望を扱った歌詞に、ゴシックな雰囲気を持ったサウンドの融合が印象的。
ミュージカルとダンスミュージックの要素が調和したような仕上がりです。
ぜひじっくりと聴いてみてください!