「お」から始まるボカロ曲
ここを見に来られたということは、ボカロ曲が好きなんじゃないでしょうか。
2007年の初音ミク登場からもう長い時間がたって、本当にたくさんの名曲が生まれ続けてきました。
そうしているうち「ボカロネイティブ世代」なんて言葉が出来るほど、時代と文化に染み込んだボカロシーン。
さて今回これからご紹介していくのはタイトルが「お」から始まるボカロ曲たち。
ぜひ最後までチェックしてお気に入りの1曲を見つけていってくださいね!
「お」から始まるボカロ曲(41〜50)
おとなになったらあたたかい水族館

子供の頃の純粋な夢と、大人になることへの葛藤を描いた楽曲です。
あたたかい水族館さんによる本作は、2024年5月に発表されました。
初音ミクの淡々とした歌声が印象的で、ノスタルジックなメロディーとエレクトロニカの要素を落とし込んだ曲調がよく合っています。
六畳半の部屋で自問自答する様子から始まり、大人になることで失われてしまう思い出、その不安がつづられています。
センチメンタルな気分のときに聴くと泣けてきますよ。
凹凸OLDUCT

OLDUCTさんが2024年12月に発表した本作は、歌愛ユキと初音ミクの息の合ったハーモニーが印象的。
先鋭的なサウンドアプローチとサイバーでカオスな歌詞、そのシンクロ率も素晴らしいものがあります。
もう。
EDMやドラムンベース、ブレイクビーツ、アンビエントミュージックなど、さまざまな音楽的要素が感じられます。
前衛的なボカロ曲に触れてみたいなら、ぜひこちらを聴いてみてください!
俺ゴーストタイプsyudou

syudouさんの楽曲『俺ゴーストタイプ』は『ポケットモンスター』シリーズとのコラボで生まれた作品で、ゴーストタイプを主役に制作されています。
初代から知っている人ならとくにピンと来る表現の数々が『ポケットモンスター』の持つ物語へのリスペクトを感じさせます。
主人公の歩む道と、その中で出会う仲間たちを表現した力強い歌詞がまたいいんですよね。
syudouさんらしい個性あふれる魅力が詰まった、最高の作品です。
Opening Themeyatsuhashi

やさしく耳元でささやくような初音ミクの歌声に癒やされる歌です。
ボカロPが寝る間を惜しんで作られた甲斐もあり、切ない曲調ときれいなメロディラインが心を揺さぶってきます。
また調声と歌詞の融和が素晴らしく透明感もあり、おすすめの一曲です。
恐山ル・ヴォワールかぴたろう

ジャンプ漫画『シャーマンキング』の作中に登場する歌詞に、ボカロPのかぴたろうさんが曲をつけたものです。
動画公開されたのち、原作者の武井宏之さんに公認され、話題に。
その後、声優の林原めぐみさんが『シャーマンキング』の登場人物、恐山アンナ名義でカバーしました。
しっとりしたやわらかいメロディーが印象的。
OSINT椎乃味醂

実験的な音楽アプローチをおこなうとともに、ジャンルレスな魅力を持つ楽曲を届けるボカロPの椎乃味醂さんが2023年に制作した『OSINT』。
現代社会に対する問いかけやアンチテーゼを含む歌詞がポエトリーとボーカルの組み合わせた歌唱によって届けられています。
重厚なダンスビートが展開するトラックに刻まれる歌愛ユキと結月ゆかり、重音テトのメカニカルな歌唱が独自の世界観を生み出すナンバー。
情熱的かつスリリングなサウンドを体験してみてください。
オペラ!スペースオペラ!ナユタン星人

宇宙を舞台にしたポップでキャッチーな楽曲です。
2024年5月に『プロジェクトセカイ カラフルステージ!』向けに書き下ろされ、人気を集めました。
ナユタン星人さんならではのミクスチャーロックサウンドで、聴く人を壮大な冒険へと誘います。
歌詞には宇宙船での冒険や、遠く離れた存在との絆が描かれており、聴くたびに新しい発見が。
カラオケやライブ配信で盛り上がること間違いなしなので、ぜひ仲間と一緒に楽しく元気に歌ってみてください!