「お」から始まるボカロ曲
ここを見に来られたということは、ボカロ曲が好きなんじゃないでしょうか。
2007年の初音ミク登場からもう長い時間がたって、本当にたくさんの名曲が生まれ続けてきました。
そうしているうち「ボカロネイティブ世代」なんて言葉が出来るほど、時代と文化に染み込んだボカロシーン。
さて今回これからご紹介していくのはタイトルが「お」から始まるボカロ曲たち。
ぜひ最後までチェックしてお気に入りの1曲を見つけていってくださいね!
「お」から始まるボカロ曲(1〜10)
大盛り無料なんだから大盛り頼めかてらざわ

ボカロP、かてらざわさんによるユーモアたっぷりなボカロ曲です。
飲食店の無料サービスをめぐる心の中のツッコミを、アップテンポなサウンドに乗せて歌う本作。
クセになるメロディーととめどなくあふれ出る気持ちの親和性がばつぐんなんです。
そして待っている、衝撃のラスト。
日常で感じているモヤモヤを、このユニークな曲でスカッと笑い飛ばしてみてはいかがでしょうか?
おめでとうしぜんすい

陽気な手拍子と祝祭的なメロディーとは裏腹に、歌詞が持つシニカルなメッセージとMVの不気味さにゾッとしてしまう作品です。
しぜんすいさんが2025年6月に公開した『おめでとう』。
聴けば、祝福の言葉がこれほど不吉に聞こえるのかと衝撃を受けると思います。
誰もが知るベートーヴェンの一節を引用し、狂気じみた祝賀ムードを演出。
言葉の裏に隠された真意をじっくり考察してみてはいかがでしょう。
オカ研ナユタン星人

「オカルト研究部」をテーマにナユタン星人さんが手がけたポップチューンです。
夏休みと怪談話を融合させた、どこか懐かしくてちょっぴりミステリアスな世界観が魅力的。
おなじみのキャッチーサウンドと初音ミクの透明感あふれる歌声が、非日常のドキドキ感をかき立てます!
本作は、活動10周年を記念して2025年7月にリリースされた5年ぶりのアルバム『ナユタン星からの物体V』にも収録された1曲。
夏の夜の物語を想像しながら聴いてみてはいかがでしょうか?
「お」から始まるボカロ曲(11〜20)
おいでませ電脳世界ぱりぱりさらうどん

電脳世界への招待状ともいえる楽曲。
2025年7月にリリースされた作品でボカデュオ2025参加曲、チーム電脳都市開発部名義で制作されました。
何でもかなう楽園へと誘うポップな序盤から一転、次第に自己を見失っていく主人公の危うさを描いています。
ラストの我に返る展開は、デジタル社会に生きる私たちにとって、非常に共感できるフレーズだと思います。
一度聴いたら頭から離れない、中毒性の高いボカロ曲です!
On&Onめろくる

夜のハイウェイを駆け抜ける、開放感あふれるポップソングです。
めろくるさんが手がけた楽曲で、2023年にリリース。
K-POPの雰囲気をまっとサウンドに乗せて、自分自身を解放し新たな世界へ踏み出す決意を歌っています。
MEIKOの艶っぽいボーカルワークに聴き惚れちゃうんですよね。
ドライブ中や気分転換したいときに聴けば、爽快感と前向きな気持ちが湧いてくるはずですよ!
おじゃま虫ⅡDECO*27

ポップでキャッチーなメロディーと共に、恋する気持ちをかわいらしく表現したボカロ曲です。
2021年にリリースされた本作は、アルバム『MANNEQUIN』に収録。
「好き」という気持ちを伝えたいのに、恥ずかしさや不安から素直に言えない心情を描いており、思春期の恋愛に悩む方なら共感できる内容です。
友人や恋人へメッセージを送る際に使えば、相手の反応を見ながら楽しめそうですね。
また、気の知れた仲間とのカラオケでもオススメです!
お砂糖哀歌MIMI

心がザワザワしている時に、そっと寄り添ってくれる楽曲です。
ボカロP、MIMIさんによる2025年5月の作品。
エレクトリックピアノの温かみのある音色と初音ミクの透明感のある歌声が織りなす世界観が多くのリスナーの心をつかみました。
大切な人への思い、明日が来ることの恐怖感……優しさと孤独とが交錯して独特な雰囲気を醸し出す、本作。
物思いにふける瞬間に聴くと心地よく響いてくるでしょう。