切ないボカロ曲。心に刺さる名曲たち
今回は心に突き刺さる、切ないボカロの楽曲をまとめてご紹介します。
恋愛系、孤独感に寄り添ってくれるもの、感動的な作品など、たくさんのジャンルからピックアップしていますので探せばきっと、あなたの心に寄り添う1曲が見つかるはずです。
思いっきり泣きたい方、悩んでいることにしっかりと向き合いたい方にオススメな曲ばかりです。
それぞれの曲に宿るストーリーもじっくり噛み締めながら、ぜひチェックしてみてくださいね。
切ないボカロ曲。心に刺さる名曲たち(81〜90)
贖罪傘村トータ

つらいことがあったり、寂しくて孤独を感じる時には優しく語りかけてくれる曲が聴きたくなりますよね。
ボカロP・傘村トータさんが2018年にリリースした『歩き出すのだ、傘がなくとも』に収録されている『贖罪』は、切ないピアノが響く楽曲です。
シンプルな音の構成で展開するメロディーは感動的で、合唱曲のような魅力があります。
切ない思いや言えない本音を言葉にした歌詞にも注目です。
学校や会社、ネットなど多くの居場所がある中で、切なくてどうしようもない時に力をくれます。
終着rinri

眠れない夜に聴くととくに染みるかもしれません。
変わりゆく街や居場所を失う不安を繊細に描いた、rinriさんの楽曲です。
2024年4月に発表されたアルバム『栞のよう』に収録。
鳴花ヒメの透明感のある歌声が、心に寄り添うようなメロディーと重なります。
互いを支え合い、前に進もうとする姿勢が歌詞から伝わってきて、泣けてきてしまうんですよね。
人間の感情の機微を感じたいとき、この曲が合います。
UNFADINGMIMI

優しさと切なさが混ざり合う美しい楽曲です。
ボカロP、MIMIさんによる本作は2024年5月に発表されました。
ピアノの透明感のある音色が印象的で、ミクの歌声と相まって心に染み入ります。
歌詞には夜の静けさの中で揺れ動く感情が丁寧に描かれており、孤独感や喪失感を抱えた人の心に寄り添ってくれるはず。
眠れない日、自分と向き合いたいときにぴったり。
ぜひ、静かな部屋で耳を傾けてみてください。
エメの鳥籠廉

冷たい鳥籠の中に愛する人を閉じ込めた、美しくも狂気的な世界観に引き込まれる1曲です。
ボカロPの廉さんが2025年7月に公開した作品です。
ワルツのリズムが耳に残るダークポップなナンバーで、愛するがゆえに相手を縛り付けてしまう歪んだ感情が、幻想的な曲調で表現されています。
怖いのに目を離せなくなる、そんな魅力があります。
寓意に満ちた世界にぜひひたってみてくださいね。
ツガイkojika

つらつらとした独白を聞いているような気分になる、不思議な魅力を持った作品です。
ボカロPのkojikaさんが手がけた『ツガイ』は2024年4月にリリースされました。
細やかなビートにマスロックにも通じるギターサウンドを合わせた曲で、小気味いい曲調、それだけでもクセになります。
文学的な歌詞世界もまた魅力で、主人公にとっての「あなた」はどういう存在だったのか、つい考察しちゃうんです。
ぜひじっくりと聴き込んでみてください。
いいよ大沼パセリ

重い感情、不器用な愛情を描いた大沼パセリさんの1曲です。
2025年7月にMV公開されたこちらの作品。
相手に尽くしすぎてしまう主人公が「いいよ」とくり返すその姿は、痛々しくも共感を誘います。
そして透明感あふれるシンセ、軽やかなホーン、ファンキーなベースラインが、曲の持つ世界観をより深いものにしているんです。
報われない恋に悩む夜、そっと心に寄り添ってくれるでしょう。
切ないボカロ曲。心に刺さる名曲たち(91〜100)
HenceforthOrangestar

数々のボカロ夏ソングを生み出してきたOrangestarさんによる作品です。
2020年に公開され、またたく間に人気曲の仲間入りを果たしました。
いなくなってしまった「君」へのあふれ出るような気持ちが歌詞につづられています。
しかし、ただ切ない曲、というわけではなく、伝わってくるのは前向きな思い。
シンプルなサウンドアレンジは、まるで夏に吹き抜ける涼しくて気持ちのいい風のようです。
あなたの大切な「君」を思い出してしまうかもしれません。





