切ないボカロ曲。心に刺さる名曲たち
今回は心に突き刺さる、切ないボカロの楽曲をまとめてご紹介します。
恋愛系、孤独感に寄り添ってくれるもの、感動的な作品など、たくさんのジャンルからピックアップしていますので探せばきっと、あなたの心に寄り添う1曲が見つかるはずです。
思いっきり泣きたい方、悩んでいることにしっかりと向き合いたい方にオススメな曲ばかりです。
それぞれの曲に宿るストーリーもじっくり噛み締めながら、ぜひチェックしてみてくださいね。
切ないボカロ曲。心に刺さる名曲たち(81〜90)
アサガオの散る頃にぷす

夏の終わりを歌った曲です。
はっきりと情景が思い浮かぶような歌詞とセンチメンタルなメロディーが、無性にノスタルジックな気分にさせてくれます。
どの季節に聴いても、終わりかけの夏の寂しさを感じられるのではないでしょうか。
ネオテニーLonePi

『ネオテニー』はLonePiさんの手がけたボカロ作品。
ボカデュオ2025への参加曲で、欠如白裏さんが歌ったバージョンが発表されたあと公開されました。
本作は「幼形成熟」をテーマに、歪んだ願望や失われゆく幼さへの執着が描かれています。
軽やかなサウンド、歌愛ユキの可憐な歌声と歌詞とのギャップが、聴く人に強烈なインパクトを与えるんです。
思春期特有のアンバランスな感情に、共感してしまう人も多いはず。
かわいらしさと狂気が同居する独特の世界観にぜひひたってみてくださいね!
桜ノ雨halyosy

卒業ソングの定番に1曲。
この曲そのものは後ろ向きな雰囲気ではありませんが、卒業という別れを想起させる歌詞や、もの悲しさを覚えるメロディーが聴いていて切なくなります。
映画化もされています。
実際の合唱をぜひ聴いていただきたいです。
取返しのない、宵に-4℃

エレクトロニックな作風で知られるボカロP、-4℃さんの作品で、2025年8月にMV公開されました。
歌詞で描かれているのは「取り返しのつかない夜」という、共に過ごしている相手と後戻りできない時間への思い。
感傷的なテーマが可不の透明感ある歌声と合わさり、胸の奥を締めつけるような切なさを生み出しています。
またチルでローファイなサウンドも、その世界観によく合っているんです。
ラムレーズン・パンケーキapu3ra

雨の日のカフェで、物思いにふけりながら聴きたくなります。
『ロンリーユニバース』などの作者としても知られるボカロP、Aqu3raさんの作品で、あぷえら名義で2022年10月に公開されました。
ボカコレ2022秋のTOP100ランキングで21位に入賞したナンバーです。
浮遊感のあるシンセと都会的なビートが織りなすサウンドアレンジが最高。
また初音ミクの透明感あふれる歌声との相性もばつぐんなんです。
歌詞には甘くほろ苦い恋の思い出がつづられていて、雨の中の情景がスローモーションで蘇るような感覚を味わえます。
過ぎ去った恋を思い出したとき、聴いてみては。
ドーナツホールハチ

現在は歌手として活躍している米津玄師さんですが、ハチというボカロP名義でも数々の名曲を生み出しています。
大切な人を失ってしまった人の、たまらなく、さみしい気持ちが描かれています。
ハチさん自らが制作したPVも秀逸。
切ないボカロ曲。心に刺さる名曲たち(91〜100)
ツガイkojika

つらつらとした独白を聞いているような気分になる、不思議な魅力を持った作品です。
ボカロPのkojikaさんが手がけた『ツガイ』は2024年4月にリリースされました。
細やかなビートにマスロックにも通じるギターサウンドを合わせた曲で、小気味いい曲調、それだけでもクセになります。
文学的な歌詞世界もまた魅力で、主人公にとっての「あなた」はどういう存在だったのか、つい考察しちゃうんです。
ぜひじっくりと聴き込んでみてください。





