切ないボカロ曲。心に刺さる名曲たち
今回は心に突き刺さる、切ないボカロの楽曲をまとめてご紹介します。
恋愛系、孤独感に寄り添ってくれるもの、感動的な作品など、たくさんのジャンルからピックアップしていますので探せばきっと、あなたの心に寄り添う1曲が見つかるはずです。
思いっきり泣きたい方、悩んでいることにしっかりと向き合いたい方にオススメな曲ばかりです。
それぞれの曲に宿るストーリーもじっくり噛み締めながら、ぜひチェックしてみてくださいね。
切ないボカロ曲。心に刺さる名曲たち(41〜50)
終着rinri

眠れない夜に聴くととくに染みるかもしれません。
変わりゆく街や居場所を失う不安を繊細に描いた、rinriさんの楽曲です。
2024年4月に発表されたアルバム『栞のよう』に収録。
鳴花ヒメの透明感のある歌声が、心に寄り添うようなメロディーと重なります。
互いを支え合い、前に進もうとする姿勢が歌詞から伝わってきて、泣けてきてしまうんですよね。
人間の感情の機微を感じたいとき、この曲が合います。
切ないボカロ曲。心に刺さる名曲たち(51〜60)
すろーりーないとMIMI

花に水をあげるかのごとく寂しい心に寄り添ってくれる、とても優しいボカロ曲です。
『マシュマリー』などを生んできた人気ボカロP、MIMIさんが手がけた『すろーりーないと』は2024年6月に発表されました。
テンポは速めで、MIMIさんらしいピアノサウンドが基調。
ミクの歌声が本当にやわらかくて、歌詞の世界観を体現しているよう思えます。
孤独感に襲われた夜、明日が来るのが怖い夜に、この曲がきっとあなたを助け出してくれますよ。
からくりピエロ40mP

ボカロの名曲としてすっかり根付いた『からくりピエロ』。
待ち合わせに相手が来ないことから始まるストーリー。
「自分なんてどうせ、ピエロなんだ」という悲しい自暴自棄を描いています。
心にダメージがあるとき、無慈悲に地球は回り、人は歩く。
自分という存在の小ささを嘆いた歌詞です。
誰でも共感する部分がありそうですね。
あのなつへfin

夏の終わりのはかなさと懐かしさを描いたこの曲。
2024年4月にリリースされたfinさんの楽曲です。
初音ミクの透明感のある歌声が、夏の思い出や存在意義への問いかけをより深く響かせています。
finさんの作風であるドット絵を使用したMVも特徴的。
積乱雲や風鈴の音など、夏の終わりの情景描写も印象に残ります。
自分の存在が世界に忘れられてしまうのではないかという不安を抱える人の心に寄り添う1曲だと思いますよ。
ありあMIMI

優しさがにじむ音楽性で人気のボカロP、MIMIさんによる楽曲です。
2024年2月にリリースされました。
切ないピアノの音色に乗せて、夜が明けないでほしいという願いがつづられていきます。
大人になることへの不安や、現実から逃げ出したい気持ちが歌詞に込められていて、共感性が高いんです。
変わりゆく世界の中で自分の居場所を探している人にぴったり。
あなたの孤独がこの曲で軽くなるかもしれませんよ。
ツガイkojika

つらつらとした独白を聞いているような気分になる、不思議な魅力を持った作品です。
ボカロPのkojikaさんが手がけた『ツガイ』は2024年4月にリリースされました。
細やかなビートにマスロックにも通じるギターサウンドを合わせた曲で、小気味いい曲調、それだけでもクセになります。
文学的な歌詞世界もまた魅力で、主人公にとっての「あなた」はどういう存在だったのか、つい考察しちゃうんです。
ぜひじっくりと聴き込んでみてください。
ユビキリセツナsiglyna

変わりゆく日常への切なさと思い出の美しさを歌った、心に響く1曲です。
作詞作曲担当の糸水さんとミキシング担当のeddyさんによる音楽ユニット、siglynaの楽曲で2022年4月に公開されました。
静かなイントロから始まり、サビで一気に音を重ねてあふれ出す感情を表現。
そして初音ミクの切実な歌声が、過去の約束への思いと今を生きる強さを伝えてくれます。
別れや変化に戸惑いながらも前に進もうとする……そんな気持ちに寄り添ってくれる作品です。