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切ないボカロ曲。心に刺さる名曲たち

今回は心に突き刺さる、切ないボカロの楽曲をまとめてご紹介します。

恋愛系、孤独感に寄り添ってくれるもの、感動的な作品など、たくさんのジャンルからピックアップしていますので探せばきっと、あなたの心に寄り添う1曲が見つかるはずです。

思いっきり泣きたい方、悩んでいることにしっかりと向き合いたい方にオススメな曲ばかりです。

それぞれの曲に宿るストーリーもじっくり噛み締めながら、ぜひチェックしてみてくださいね。

切ないボカロ曲。心に刺さる名曲たち(21〜30)

海辺の電話ボックスMIMI

『海辺の電話ボックス』/ feat. 音街ウナSV
海辺の電話ボックスMIMI

透明感のある作風で人気を集めるボカロP、MIMIさんによる楽曲で、2025年10月にリリースされました。

音街ウナSVの透き通った歌声が、波の音まで聴こえてきそうなピアノの上を漂います。

遠く離れた大切な人へ思いを馳せる歌詞世界は、ノスタルジックで少しだけ寂しげ。

でもどこか希望も感じられる温度感が、MIMIさんらしいんですよね。

誰かを思う気持ちに素直になりたい夜、そっと耳を傾けてみてください。

寂句読谷あかね

寂句 / 重音テト (JACK-UP / Kasane Teto)
寂句読谷あかね

硬質な言葉を落としていくリリックが印象的な、重音テトSV起用の作品です。

映像制作やイラストまで自身で手がけるマルチクリエイター、読谷あかねさんによる楽曲で、2025年10月に公開されました。

自己の位置を問い続ける独白のような歌詞に、どこかうらさびしいサウンドアレンジの相性がばつぐん。

いつのまにか曲の世界観に引き込まれてしまいます。

「これまでと違うボカロ曲に出会いたい」という方はぜひチェックしてみてください!

切ないボカロ曲。心に刺さる名曲たち(31〜40)

待ってて、彼岸でrinri

待ってて、彼岸で / 音街ウナSV
待ってて、彼岸でrinri

幻想的なサウンドと痛切な世界観が魅力の、オルタナティブなナンバー。

この楽曲は2025年8月に公開された作品で、許之、第5期期会 「彼岸」のキャラクターソングとして制作されました。

遠い彼岸へ旅立った誰かに語りかけるようなテーマが、胸に深く響きます。

rinriさんらしい喪失感をまとった叙情的なメロディーと、繊細な電子音は、まるで寄る辺ない心の彷徨いをそのまま描いているかのよう。

大切な人を思う静かな夜に、このはかなくも美しい音の世界観にじっくりひたってみてください。

洄游してる佐藤乃子

洄游してる / 歌愛ユキfeat.ワカナ
洄游してる佐藤乃子

夜の都市を回遊魚のようにさまよい続ける。

佐藤乃子さんによる楽曲で、2025年11月に公開されました。

歌愛ユキとワカナの二重唱で、水面をたゆたうような音響設計が印象的。

ローファイな電子音や水音が織りなすダウナーポップな音像に「浮上することをやめてしまおうか」と自問する語り手の心情が重なります。

忘却と覚醒の境界をさまよう、そんな夜にぴったりの1曲です。

だれかの心臓になれたならユリイ・カノン

だれかの心臓になれたなら /ユリイ・カノン feat.GUMI
だれかの心臓になれたならユリイ・カノン

音圧とメッセージ性の強さに圧倒されてしまいます。

『スーサイドパレヱド』などの作者としても知られているボカロP、ユリイ・カノンの代表曲の一つで、2018年に公開。

主人公の「僕」から明日に絶望してしまった「君」への思いが歌われており、どこまでも真っすぐな感情が伝わってきます。

「自分もそういう人間になりたい」そう思ってしまうかもしれません。

曲はロック調で、リズムのせいかどこか和風な印象。

かっこよさと切なさをあわせ持ったボカロ曲です。

きみのかたち傘村トータ

那由歌の歌声が心に寄り添うこの楽曲は、傘村トータさんが2025年9月に公開したバラードナンバーです。

空いた胸の奥に刻まれた大切な人の存在、それは「命」そのものだと気づかされる物語が展開していきます。

ピアノと歌のみというシンプルな構成だからこそ、歌詞に込められた感情がダイレクトに伝わるんですよね。

誰かを失った痛み、それでも生きていく覚悟を感じているときに聴いてほしい1曲です。

わたし、いいこNEW!なみぐる

わたし、いいこ / なみぐる feat.里石ユカ
わたし、いいこNEW!なみぐる

親の期待に応えようとする子供の痛みを描き出した作品です。

なみぐるさんによる楽曲で、2025年11月に公開されました。

里石ユカコンピ企画の1曲として制作。

「自己犠牲」をテーマにした母娘関係を扱っています。

習い事を優先し友達を断ち、100点を取っても「当たり前」と言われる日常。

くり返される問いかけに、少女の切実な姿が浮かび上がります。

普段の明るい作風とは異なる、新境地として注目されました。