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切ないボカロ曲。心に刺さる名曲たち

今回は心に突き刺さる、切ないボカロの楽曲をまとめてご紹介します。

恋愛系、孤独感に寄り添ってくれるもの、感動的な作品など、たくさんのジャンルからピックアップしていますので探せばきっと、あなたの心に寄り添う1曲が見つかるはずです。

思いっきり泣きたい方、悩んでいることにしっかりと向き合いたい方にオススメな曲ばかりです。

それぞれの曲に宿るストーリーもじっくり噛み締めながら、ぜひチェックしてみてくださいね。

切ないボカロ曲。心に刺さる名曲たち(21〜30)

キミを失って (Part.Ⅰ)NEW!Yasuha.

Hatsune Miku – I Lost Your Love (Pt.Ⅰ) feat. Yasuha.[English Subtitles]Vocaloid Original Song
キミを失って (Part.Ⅰ)NEW!Yasuha.

もう二度と会えない大切な人へ募る思い……そんな痛みをともなう喪失感を描いたR&Bバラードです。

『好きなのに』や『On Your Side』の作者としても知られるボカロP、Yasuha.さんの作品で、2017年に公開されました。

本作はアルバム『DIVERSITY』に収録。

ピアノの美しい旋律を主軸にした上質なサウンドに、初音ミクのはかなげな歌声が溶け込み、心の奥底まで染み渡るようです。

そして歌詞から、戻れない時間や交わした言葉を悔やむ主人公の心情がひしひしと伝わってきて、胸が締め付けられます。

もしかしたらあなたの中にある大切な思い出が蘇ってくるかも。

かわいいふりで食んで灰色ねむり

チルな雰囲気の中に不穏な空気が漂う、切ない失恋ソングです。

灰色ねむりさんが手がけた本作は、2024年9月にリリースされました。

浮遊感のある音像とナースロボ_タイプTとネヂェムの絞り出すようなボーカルワークが特徴的。

そして、ひとときの感情につながりあってしまった恋愛関係に終止符を打つ主人公の思いに胸が締め付けられます。

表層の「かわいさ」の裏側に潜む複雑な感情が、エレクトロポップのサウンドと共に描かれているんです。

天ノ弱164

天ノ弱/164 feat.GUMI(公式)
天ノ弱164

激しめのロック曲を得意とする164さんが作詞作曲を手がけています。

タイトルの『天ノ弱』は「天邪鬼」と「天性の弱虫」から来ています。

大人の空気がただよう切ないナンバー。

クールなギターが印象的な、バンド色の濃い人気曲です。

待ってて、彼岸でrinri

待ってて、彼岸で / 音街ウナSV
待ってて、彼岸でrinri

幻想的なサウンドと痛切な世界観が魅力の、オルタナティブなナンバー。

この楽曲は2025年8月に公開された作品で、許之、第5期期会 「彼岸」のキャラクターソングとして制作されました。

遠い彼岸へ旅立った誰かに語りかけるようなテーマが、胸に深く響きます。

rinriさんらしい喪失感をまとった叙情的なメロディーと、繊細な電子音は、まるで寄る辺ない心の彷徨いをそのまま描いているかのよう。

大切な人を思う静かな夜に、このはかなくも美しい音の世界観にじっくりひたってみてください。

だれかの心臓になれたならユリイ・カノン

だれかの心臓になれたなら /ユリイ・カノン feat.GUMI
だれかの心臓になれたならユリイ・カノン

音圧とメッセージ性の強さに圧倒されてしまいます。

『スーサイドパレヱド』などの作者としても知られているボカロP、ユリイ・カノンの代表曲の一つで、2018年に公開。

主人公の「僕」から明日に絶望してしまった「君」への思いが歌われており、どこまでも真っすぐな感情が伝わってきます。

「自分もそういう人間になりたい」そう思ってしまうかもしれません。

曲はロック調で、リズムのせいかどこか和風な印象。

かっこよさと切なさをあわせ持ったボカロ曲です。

あんたは死んだカンザキイオリ

聴く者の心を強く揺さぶる、重厚で感情豊かな楽曲です。

カンザキイオリさんによる楽曲で、オリジナル版は2024年8月リリースのEPに収録、2025ねん6月に重音テト版が公開されました。

愛する者を失った痛切な思いや、存在のはかなさといった重いテーマを扱い、聴く者に深く問いかける仕上がり。

ドラマチックに展開する曲調も相まって、涙腺が刺激されます。

深いメッセージ性を持つ作品に触れたいときに聴いてみてはどうでしょうか。

ドリーム・キスNEW!吐息.

『ドリーム・キス』は吐息.さんによる楽曲で、2025年9月に公開されました。

妄想や呪いといった言葉で描かれるのは、天使と悪魔がささやき合うような危うい恋心。

その詩的な世界観とスピード感と浮遊感が合わさったサウンドアレンジに引き込まれてしまいます。

ミクのウィスパーボイスや合間に挟まるホイッスルの音色も印象的。

ハマってしまえば抜け出せない、そんなボカロ曲です。