切ないボカロ曲。心に刺さる名曲たち
今回は心に突き刺さる、切ないボカロの楽曲をまとめてご紹介します。
恋愛系、孤独感に寄り添ってくれるもの、感動的な作品など、たくさんのジャンルからピックアップしていますので探せばきっと、あなたの心に寄り添う1曲が見つかるはずです。
思いっきり泣きたい方、悩んでいることにしっかりと向き合いたい方にオススメな曲ばかりです。
それぞれの曲に宿るストーリーもじっくり噛み締めながら、ぜひチェックしてみてくださいね。
切ないボカロ曲。心に刺さる名曲たち(221〜230)
Dear19’s Sound Factory

ポップで爽快なギターサウンドに載せて、初音ミクが大切な人と別れてしまった女の子の心情を歌っています。
静かなサビから段々盛り上がっていく展開が熱いです。
セルフアレンジバージョンもオススメですよ。
2008年に公開されました。
アイスクリームGuiano

ポップさも持ち合わせた切ないボカロ曲です。
『死んでしまったのだろうか』や『スーパーヒーロー』などの作者としても知られているボカロP、Guianoさんによる楽曲で、2021年に公開。
同年にリリースされたセカンドアルバム『A』に収録されています。
幻想的な雰囲気がただよう、やわらかいエレクトリックミュージックです。
どんな嫌なことでもアイスクリームと一緒になら飲み込めるかな……確かに、それが出来ればいいですよね……。
1人で思い悩んでいるとき、この曲が背中を支えてくれるかもしれません。
illicit loveHIGHEST ONE

どれだけ時間をかけても届かない、相手への思い。
愛することの切なさがつづられた歌詞が心に刺さります。
ボカロP、HIGHEST ONEさんの楽曲で2020年に公開されました。
壮大で幻想的なサウンドに、ふるえる初音ミクの歌声……泣きながら歌っているように聴こえてきますね。
大切な人に愛されたいのに愛されない。
それがいつまでも続いて、増えていく胸の痛み。
主人公の心情を考えれば考えるほどに、こちらまでつらくなってしまいます。
ヨイヤミ一二三

毎日が同じことにくり返しに思えて苦しい……そんなことを勘がてしまったときに、この曲をぜひ。
和テイストを取り入れた作風が支持されているボカロP、一二三さんの楽曲で、2022年に公開されました。
和楽器の音色とゆがんだギターサウンドを絡ませ合う、ミクスチャーなボカロ曲です。
途中EDMな4つ打ちに変化する辺り、一二三さんの音楽的な懐の深さが感じられますね。
そして歌詞はとくにラスト、アウトロ部分に注目してみていただきたいです。
そこに全てが詰まっている、と言っても過言ではないでしょう。
青い梅雨翠蓮

リバーブのかかったストリングスの音色が印象的な、ノスタルジーなボカロ曲です。
ボカロP翠蓮さんによる楽曲で、2021年に公開されました。
タイトル通り、梅雨の季節を題材にしたこの曲、サウンドだけでも雨降る街の景色が見えてくるような気がします。
要所にはさまるギターフレーズがまた良い味を出しているんですよね。
1人でいることに寂しさを感じたときにオススメ。
耳に心地いいコーラスワークにもぜひ注目しながら、聴いてみてください。
抱きしめること駒木優

シンガーソングライターとしても活動するボカロP・駒木優さん。
彼が2021年に投稿した『抱きしめること』は、ピアノサウンドが響くバラードです。
感動的なストリングスやシンセサウンドが印象的で、スローテンポの楽曲を華やかに彩っていますね。
J-POPやアイドルソングが好きな方にもオススメです。
前向きになれるポジティブな歌詞は、人生に迷う方の背中を押してくれますよ。
ストレートな優しさに包まれたい時には、この曲を聴いてみてください。
邦ロックを聴かないあの子はいつも愛を歌うはるな。

ロック好きや音楽好きの方に聴いてほしいのが『邦ロックを聴かないあの子はいつも愛を歌う』です。
こちらは、はるなさんが歌愛ユキを使って手がけた、疾走感あふれるロックソング。
歌詞はロックを聴かない人物との恋愛、そして別れを曲にしようとする主人公を描く内容に仕上がっています。
どんなにすてきな曲を作っても愛する人に聴いてもらえないという、切ないシチュエーションに胸をつかまれるでしょう。
やや低めに調整している声からも、切なさを感じられます。
each5≠1Åうさブルー

洗練されたピアノの旋律と都会的なビートが絡み合う、極上のR&Bテイストのナンバーです。
クラシックやジャズに造詣が深いクリエイター、うさブルーさんの作品で、2017年8月に公開されました。
大人びたコード進行の上で、歌愛ユキが切ないメロディーを歌い上げる、そのコントラストが秀逸です。
歌詞には2人の少女のもどかしい関係性を描いており、その繊細な世界観にもぐっと引きこまれます。
夜に窓の外を眺めながら、じっくり聴いてみてはいかがでしょうか。
嫌いになっちゃったhigma

トラックメイカー、作編曲家、イラストレーターとしても活躍し、エレクトロやロックといったさまざまなジャンルを取り込んだ音楽性で人気を博しているボカロP、higmaさん。
2023年3月21日リリースの楽曲『嫌いになっちゃった』は、フックのあるアンサンブルとキュートなメロディーがインパクトを生み出していますよね。
離れてしまった気持ちを描いたリリックからは、それまでの世界が反転してしまうイメージをさせられるのではないでしょうか。
もう戻らない決意が切ない、胸を締め付けるナンバーです。
ミアの人形屋敷廉

人形に命を吹き込みたい、そんな切ない思いを歌った作品です。
廉さんが2024年4月に発表した楽曲で、CeVIOの星界を起用しています。
『ドールジアビス』を聴いたことがある方なら、とくに来るものがるはず。
無機質な人形と向き合う作り手の気持ちが、胸を締め付けます。
冷たい人形に一生懸命語りかける主人公の姿が、まぶたの裏に浮かぶようですね。
切ないボカロ曲。心に刺さる名曲たち(231〜240)
過干渉szri

良かれと思った行動が、いつしか相手を縛る「正しさ」の押し付けになってしまう……そんな人間関係の危うさを表現しています。
2025年7月に公開されたこの作品はスタイリッシュなサウンドアレンジと、モノローグのような語りが挿入される歌構成が特徴。
主人公の行き場のない感情が、音とともに聴く人の胸にストレートに響きます。
誰かとの距離感に悩んだり、自分の正しさに不安を覚えたりしたときに、本作が深く刺さるかもしれません。
soundless voiceひとしずくP

音を吸収してしまう雪は、声が命であるVOCALOIDにとっては毒に等しいという世界観で作られた曲です。
アンサーソングの『proof of life』とセットで「鏡音三大悲劇」の1つとして数えられているようです。
夢みることりはややP

初音ミクと鏡音リンの和風デュエットソング。
それぞれのパートがユニゾンしたり分かれたり、かけ合うようにタイミングがずれていたりして、カラオケなどで歌うには難易度の高い楽曲です。
歌詞は比喩表現がちりばめられていて非常に幻想的です。
かなしい、かなしい、てのひら。kyiku

心に秘めた悲しみにそっと触れるような、透明感あふれるポップスです。
ボカロP、kyikuさんによる作品で、2025年9月に公開されました。
この楽曲は、世界から隔絶されたような孤独感を抱えながらも、変わらない日常が続くようにと願う主人公の祈りが描かれています。
その切実な思いに、思わず胸が締めつけられるんですよね。
本人も「大切にしたい気持ちがたくさん詰まってる」と語る本作の世界観には、いつのまにか深く引き込まれてしまいます。
1人静かに物思いにふけりたい夜に聴くと、心にじんわり沁みてくるはずです。
いえないひらぎ

オシャレな曲調と裏腹な、切ない心の叫びにハッとさせられるポップチューンです。
ボカロP、ひらぎさんによる作品で、2025年8月に公開されました。
洗練されたメロディーと心地良いリズムが魅力的。
そして歌詞で描かれているのは、本当は逃げたいのに強がってしまう主人公の葛藤です。
この明るいサウンドに乗るからこそ、隠された本音がより胸に響くんですよね。
弱音を吐けない夜に聴いてみてください。
Cake雄之助

甘いタイトルとは裏腹な、ビターなメッセージを秘めたナンバーです。
『PaⅢ.SENSATION』なども手がけてきた人気ボカP、雄之助さんによる作品で、2024年9月に公開されたEP『Vanguard』に収録。
2025年6月にMV公開されました。
アンニュイな雰囲気の歌声、サウンドアレンジが印象的。
歌詞にはあっけなく断ち切られてしまう人間関係のはかなさが描かれていて、考えさせられます。
少し複雑な気持ちを抱えた夜に、このサウンドが寄り添ってくれるかもしれません。
書いて、愛して。心の拠り所

報われない思いに胸を痛めている、そんな時に静かに寄り添ってくれる1曲です。
ボカロP、心の拠り所さんによる作品で、2025年8月に公開されました。
本作で歌われているのは、相手の欠点や過去もすべて受け入れ、そばにいたいと願うひたむきな愛情。
ピアノの旋律と初音ミクの透明な声が合わさり、自己犠牲的で純粋な思いを見事に表現しています。
人を愛することの痛みやもどかしさを抱えている時に聴くと、この優しい世界観に救われるかもしれません。
この真っ白な夢の中でくらい忘れさせて。rinri

真っ白な夢の中に沈んでいくような、幻想的で切ないボカロ曲です。
ボカロP、rinriさんによる本作は2025年8月に公開。
クリエイターユニット空知らぬ雨とSouさんとのコラボ作のボカロ版です。
rinriさんらしい叙情的なエレクトロサウンドに鳴花ヒメのささやくような歌声が溶け、聴く人をはかない世界観へと引きずり込みます。
現実から逃れて夢に安らぎを求める主人公の姿は、胸が締めつけられるほど痛切。
このどうしようもない浮遊感、身に覚えがある人もいるのではないでしょうか。
remainsねじ式

ねじ式さんの『remains』は、2024年11月に発表されました。
「THE VOC@LOiD M@STER57」で頒布されたアルバム『ITSUKA RECORDS Compilation Album Vol.2』に収録。
わたあめ工場の周年公演「Corcocoru」への提供曲として制作されました。
住む世界が違う2人がお互いを求め合う……そんな様子が描かれた、切なさに胸がぎゅっと締め付けられるナンバーです。
ぜひともストーリーに思いをはせながら聴いてみてください。



