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【2025】タイトルがAから始まる洋楽まとめ

こちらの記事では1950年代から2020年代の現在に至るまで、ロックやポップスなどポピュラー音楽を中心としたさまざまな洋楽の中から「A」で始まるタイトルの曲だけをまとめて紹介しています。

そもそも曲名の頭文字を意識して音楽を聴かれている方は少ないかもしれませんが、だからこそ特定のアルファベットに注目して曲のタイトルを並べてみるとさまざまな発見があって実に興味深いのですね。

なかなか他のサイトでは見かけない企画ですし、曲名しりとりにも活用いただけますよ。

ぜひチェックしてみてください!

【2025】タイトルがAから始まる洋楽まとめ(101〜110)

Alone I BreakKorn

Korn – Alone I Break (Official HD Video)
Alone I BreakKorn

アメリカのニュー・メタルバンド、コーンが紡ぐ、あまりにも切ない叙情的なバラードです。

普段の攻撃的なサウンドとは一線を画し、ボーカルのジョナサン・デイヴィスさんの繊細でクリーンな歌声が、心の奥底に沈む孤独と苦悩を静かに描き出します。

「一人で壊れていく」という悲痛な心の叫びは、誰にも理解されない絶望を抱え、内側から崩れていく魂の姿を映しているかのようです。

どうしようもない孤独に押しつぶされそうになったときにこの曲を聴くと、その痛みにただただ寄り添ってくれるような感覚になるかもしれませんね。

張り詰めた心をそっと解き放ってくれる、涙なしには聴けない1曲です。

All My Happiness Is GonePurple Mountains

Purple Mountains “All My Happiness is Gone” (Official Music Video)
All My Happiness Is GonePurple Mountains

軽快なカントリーロックのメロディに、なぜか胸が締め付けられる。

そんな不思議な感覚に陥るのが、アメリカのユニット、パープル・マウンテンズのこの楽曲です。

中心人物のデイヴィッド・バーマンさんが歌う「僕の幸福はすべて消え去った」という一節は、単なる歌詞ではなく、彼の魂そのもののようです。

この曲が彼の遺作となってしまった事実を知って聴くと、陽気なサウンドがかえって深い悲しみを浮き彫りにします。

これは音楽という形を借りた、あまりにも正直で痛切な告白なのかもしれません。

そのどうしようもない孤独に触れたとき、涙があふれて止まらなくなります。

Alma MaterMoonspell

ポルトガルのゴシックメタルシーンを牽引するムーンスペルによる、壮大な歴史絵巻のような一曲です。

ゴシックメタルの重厚さとフォークミュージックの郷愁が融合した本作は、聴く者の心を遥か古の時代へと誘います。

母なる大地への賛歌ともとれる歌詞は、自らのルーツを見つめ直し、誇りを取り戻そうとする強い意志を感じさせ、胸に迫るものがあるのではないでしょうか。

この楽曲が収録されたデビュー盤『Wolfheart』は1995年4月の発売で、後にポルトガルで記念切手に選ばれるほどの評価を得ました。

壮大な物語に浸りたいとき、あるいは自分自身の原点と向き合いたい夜に聴けば、きっと新たな発見があるかもしれませんね。

All My Friends Are DeadTurbonegro

Turbonegro, All My Friends Are Dead (With Lyrics)
All My Friends Are DeadTurbonegro

「デスパンク」という唯一無二の看板を掲げ、北欧ノルウェーから登場した異端のロック集団、ターボネグロ。

1988年の結成以来、グラム・パンクの煌びやかさとハードロックの破壊力を融合させ、挑発的なパフォーマンスで世界を煽ってきました。

彼らの名を不動のものにしたのが、1998年発表の名盤『Apocalypse Dudes』。

この作品は本国でゴールドディスクに輝き、Dead KennedysのJello Biafraさんから「ヨーロッパで最も重要なレコード」と絶賛されました。

世界的なファン組織の存在も、彼らが単なるバンドではない証です。

常識を笑い飛ばすような、強烈で痛快なロックを体感したいあなたにこそ聴いてほしいです。

At LesCarl Craig

アメリカ出身の音楽家カール・クレイグさんが1997年に発表した『More Songs About Food and Revolutionary Art』。

デトロイト・テクノの歴史に輝く名盤とされ、彼の代表作ともいえる作品です。

重厚なビートが力強く体を揺さぶる一方で、繊細で美しいシンセの旋律が心を静かに満たしていく、非常に芸術性の高いアルバムです。

まるで音の彫刻を鑑賞するような緻密なサウンドは、ダンスミュージックの枠を超えた深遠な世界観を描き出しています。

しかし、難解なだけではなく、メロディーのなめらかさや曲調の変化が心地よい作品です。

日常を少し特別なものにしたいとき、じっくりと音に身を委ねてみてはいかがでしょうか?

【2025】タイトルがAから始まる洋楽まとめ(111〜120)

All At OnceMadison Beer

Madison Beer – All At Once (From F1® The Movie) [Official Visualizer]
All At OnceMadison Beer

精神的な苦悩を乗り越え、その経験を作品へと昇華させてきたアメリカの歌姫マディソン・ビアさん。

2025年6月に公開された本作は、映画『F1® The Movie』のサウンドトラックに起用された楽曲です。

描かれているのは、視線が合った瞬間に時間が止まり、雷に打たれたように恋に落ちる、あのどうしようもない衝動そのもの!

名盤『Silence Between Songs』でみせた内省的な世界観とは一味違い、本作では恋が始まる瞬間の高揚感をストレートに歌い上げています。

F1レースのようにスリリングなビートは、ドライブや気分を上げたいときにぴったり。

聴けば、なんだか素敵な出会いが待っているような気がしませんか?

Always Love (featuring Hyunjin)d4vd

d4vd, Hyunjin – Always Love featuring Hyunjin (Stray Kids) [Official Lyric Video]
Always Love (featuring Hyunjin)d4vd

SNS上での交流が実を結んだ、奇跡のコラボレーションが実現しました。

ゲーマーから音楽の道に進んだアメリカのデイヴィッドさんと、K-POPグループStray Kidsのヒョンジンさんがタッグを組んだ作品です。

本作は、遠い記憶になってしまった相手への問いかけから、やがて「君だけがすべて」という確信にたどり着く心の旅を描いています。

切ない自問自答を繰り返す感情も、2人の繊細な歌声が重なることで、真っ直ぐな愛の誓いのように聴こえるから不思議ですよね。

2025年6月のリリース初日には再生回数が55万回を超えた本作。

大切な人を想う夜、自分の気持ちと向き合いたい時にぜひ聴いてみてくださいね。