「G」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「G」から始まるタイトルの曲と聞いて、あなたはどんな曲を思い浮かべますか?
普段、曲名のタイトルの頭文字を意識することってあまりないと思うので、パッと思いつかないかもしれませんね。
たとえば「Good」「Goona」「Get」など、「G」から始まる英単語はたくさんあります。
この記事では、たくさんある世界の名曲の中からそうした「G」で始まるタイトルの曲を紹介していきますね。
新たな楽曲との出会いにも期待しつつ、楽しみながら記事をご覧ください。
「G」から始まるタイトルの洋楽まとめ(41〜50)
GnosisRussian Circles

重厚さと繊細さを併せ持ち、聴く者を圧倒するサウンドを構築するアメリカのインストゥルメンタル・トリオ、ロシアン・サークルズ。
ポストメタルとポストロックを巧みに融合させた彼らの音楽は、まるで壮大な物語を聴いているかのような感覚にさせてくれます。
2006年のデビュー以降、3ピースとは思えないほどの音の壁を築き上げてきました。
2013年リリースの傑作アルバム『Memorial』は、静と動の劇的な対比が絶賛され、Metacriticで88点という高スコアを記録するなど、多くのメディアで年間ベストに選出されました。
轟音と静寂が描く音の渦に飛び込めば、日常を忘れてしまうこと間違いなしです。
インスト音楽の深淵を覗いてみたいあなたにこそ、体感してほしいバンドです。
Gently Turned On Your HeadThe Mercury Program

精緻でグルーヴィーなリズムに、空間を彩るヴァイブラフォンの音色が心地よく響き渡るサウンドが魅力のアメリカのバンド、ザ・マーキュリー・プログラムです。
1997年に結成され、1999年にヴァイブラフォン奏者が加わったことで、その音楽性はさらに深化しました。
2002年に発売された名盤『A Data Learn the Language』は、Spin誌で10点中8点の高評価を獲得するなど、批評家からも厚い支持を得た彼らの代表作です。
一度は長期休止しましたが、離れた都市に住むメンバーが再び集結し、創作を続けているエピソードも印象的。
歌詞のないインストゥルメンタルでありながら、聴く人それぞれの物語を喚起させるような彼らの音楽は、じっくりと音の世界に没入したいときにぴったりではないでしょうか?
Grandmother (feat. Laraaji)Big Thief

USインディシーンの中でも屈指の人気を誇るバンド、ビッグ・シーフ。
2025年9月にリリースを控えるアルバム『Double Infinity』から、先行で公開された一曲です。
ベーシスト脱退後、3人編成で初めて共作された本作は、世代を超えて受け継がれる愛と痛みがテーマなのだそうです。
ニューヨークのスタジオで約3週間かけて録音され、アンビエント音楽の伝説Laraajiさんをゲストに迎えたサウンドは、まるで深い森の奥で祈りを捧げるような瞑想的な空間を演出。
人生の苦しみも喜びも全て音楽に変えていくという力強い意志が感じられます。
静かな夜にじっくり耳を傾ければ、複雑な感情がそっと溶けていくような不思議な安らぎを与えてくれるでしょう。
Golden HillTristeza

まるで音で描かれた風景画のように、繊細なサウンドスケープが心の奥まで染み渡る感動的な1曲です。
日本でも人気のジ・アルバム・リーフのJimmy LaValleさんが在籍してたことでも知られるバンド、トリステザが手掛ける本作は、バンド名が意味する「悲しみ」とは裏腹に、温かくもどこか物憂げな雰囲気に包まれていますよね。
幾重にも重なるギターのアルペジオと、優美なピアノの旋律が溶け合うことで、まるで夢の中を漂っているかのような幻想的な空間が生まれます。
この楽曲は1999年4月発売のデビューアルバム『Spine and Sensory』の冒頭を飾る作品で、今もなお多くのファンに愛されています。
静かな夜にじっくり音楽と向き合いたい時や、美しい景色を眺めながら過ごす休日のBGMにもオススメですよ。
Glimpse of UsJoji

静かなピアノの音色が心に染みる、日本とオーストラリアにルーツを持つシンガーソングライター、ジョージさんの楽曲です。
新しい恋人と過ごす幸せな時間の中に、ふと昔の恋人の面影を見てしまう男性の痛切な心情が歌われています。
前に進もうと決めたのに、心の奥では過去を引きずってしまう、そんな経験に身に覚えがある方もいらっしゃるかもしれませんね。
本作は2022年6月に公開されると、ビルボードHot 100で初登場10位を記録する大ヒットとなりました。
アルバム『Smithereens』にも収められています。
新しい恋と忘れられない思い出の間で揺れる方にとっては、その複雑な心の内を肯定してくれるような一曲に感じられるのではないでしょうか。
God, Allow Me (Please) To Play MusicVoice of Baceprot

ヒジャーブを身にまとい、社会の固定観念にパワフルなサウンドで真っ向から挑むインドネシアの女性3人組、ヴォイス・オブ・バチェプロット。
ニュー・メタルやファンク・メタルを融合させた音楽は、スンダ語で「うるさい」を意味するバンド名そのものを体現しているようです。
2018年のデビューシングル『School Revolution』以降、表現の自由を叫ぶ『God, Allow Me (Please) to Play Music』などで世界的な評価を獲得。
2023年には待望のデビューアルバム『Retas』をリリースしました。
高速リフとファンキーなベースが絡み合うサウンドに乗せて、彼女たちは社会問題に鋭く切り込みます。
その活動は2022年の国内音楽賞受賞や、2024年のグラストンベリー・フェスへインドネシア人として初出演という快挙にも繋がり、多くの人に勇気を与えています。
信念を貫くことの格好良さを教えてくれる、そんな音楽を探している方にぴったりのバンドです。
Girlie-Pop!Amaarae

好きな人を想う甘く切ない気持ち、恋愛を経験した方なら誰もが共感するのではないでしょうか?
ガーナ系アメリカ人アーティスト、アマラエさんが2025年8月リリースのアルバム『Black Star』に先駆けて公開した本作は、そんな恋する高揚感を閉じ込めた一曲です。
ブラジルでの即興から生まれたというこの作品、アフロビートにクラブサウンドが溶け合う音作りが秀逸ですよね。
羽のように繊細な歌声が、官能的で甘いファンタジーの世界へと誘います。
名盤『Fountain Baby』が世界で10億回再生を記録した彼女の新たな魅力に、きっとグッとくるはず!
少し大胆になりたい夜に、このドリーミーなサウンドに身を委ねてみては?





