「M」から始まるタイトルの洋楽まとめ
アメリカのリル・ヨッティさんの新たなトラップミュージックから、カナダのPurity Ringが奏でる幻想的なエレクトロニック・サウンドまで、「M」から始まるタイトルの楽曲が織りなす音楽の世界へようこそ。
サブリナ・カーペンターさんのポップなサマーチューン、ベンソン・ブーンさんの心温まるバラードなど、ジャンルを超えた音楽の魅力が詰まっています。
素敵な音楽との出会いが、あなたの心に新しい感動をもたらすことでしょう。
「M」から始まるタイトルの洋楽まとめ(61〜80)
mambo skaSka Cubano

ロンドンとキューバを拠点に2001年から活動を開始したスカ・クバーノは、キューバ音楽とジャマイカのスカを見事に融合させた独創的なサウンドを生み出したバンドです。
ナッティー・ボウさんをはじめとする多国籍なメンバーで構成され、スカにマンボやソン、ルンバといったキューバ音楽の要素を巧みに取り入れた音楽性で注目を集めました。
2005年のノーベル平和賞コンサートへの出演や、アルバム『¡Ay Caramba!』のBBCワールドミュージックアワードノミネートなど、国際的な評価も獲得。
フジロック・フェスティバルへの出演や、2006年の六本木ヒルズでの単独公演など、日本でも精力的に活動を展開しました。
スカとラテン音楽の魅力を存分に味わいたい方におすすめの存在といえるでしょう。
MascaraSub Urban

ダークでシアトリカルな世界観と独自のスタイルで知られるニューヨーク州出身のサブ・アーバンさん。
父親がフランス系カナダ人、母親が台湾出身という異色の経歴を持つ彼が放つ本作は、オルタナティブポップを軸に幻想的なサウンドスケープと感情をむき出しにした内容が融合した意欲作になっています。
アルバム『If Nevermore』に収録される楽曲は、2分16秒という短い時間ながら、裏切りや精神的崩壊といった重いテーマを、彼らしい歪んだメロディと共に描き出しています。
2019年から2024年までの長い制作期間を経て生み出された本作は、Sterling Laroseが監督を務めたMVと共に2025年4月に公開。
ダークでメランコリックなムードに共感できる方に、心からおすすめしたい一曲です。
Mirror in the BathroomThe English Beat

1970年代末のイギリスで、2トーン・ムーブメントの立役者として音楽シーンを席巻したザ・イングリッシュ・ビート(英国ではザ・ビート)。
スカやニューウェーブをベースに、ソウル、レゲエ、パンクなど多彩なジャンルを融合させた革新的なサウンドで、ダンサブルながらも社会的メッセージを込めた楽曲を生み出しました。
1980年にアルバム『I Just Can’t Stop It』でデビューし、以降3枚のスタジオアルバムをわずか3年間で立て続けにヒットさせました。
デイヴ・ウェイクリングさんの力強いボーカルと、ランキング・ロジャーさんのトースティング、サクサさんの情感豊かなサックスが織りなす独特のアンサンブルが、今なお多くのリスナーを魅了しています。
音楽で人種差別に立ち向かい、多文化共生を訴え続けた彼らの姿勢は、ダンスミュージックの真髄を知りたい方にぴったりです。
My Best Friend’s GirlThe Cars

ロカビリー風のギターリフと手拍子から始まり、キャッチーなメロディとアイロニカルな歌詞が印象的な、アメリカのThe Carsが1978年10月に発売したシングルです。
バンドのデビューアルバム『The Cars』に収録された本作は、ビルボード・ホット100で35位、イギリスでは3位を記録する大ヒットとなりました。
親友の現在の恋人が実は自分の元カノだという切ない状況を描いた普遍的なテーマが魅力的で、ニュー・ウェーブとパワー・ポップを融合させた革新的なサウンドも相まって、今なお多くのリスナーを惹きつけています。
1979年の映画『Over the Edge』のサウンドトラックにも使用された本作は、切ない恋心を抱える人はもちろん、ドライビング・ミュージックとしてもおすすめです。
Modern KicksThe Exploding Hearts

ザ・エクスプローディング・ハーツが作り上げた、パワーポップの新たな可能性を示す、生命力に満ち溢れた1曲が2003年に発売されたスタジオアルバム『Guitar Romantic』のオープニングを飾りました。
シンプルながらも印象的なギターリフや、疾走感のあるコード進行、そしてキャッチーなフックラインが織りなす見事なメロディは、70年代のブリティッシュパンクとパワーポップの要素を鮮やかに融合させています。
アメリカ・オレゴン州ポートランドを拠点に活動した彼らの音楽性は、The BuzzcocksやThe Jamからの影響を強く感じさせながらも、若々しいエネルギーと洗練されたセンスで独自の世界観を作り上げました。
本作は、Pitchforkが選ぶ「2000年代のトップ500トラック」にランクインするなど、現在も高い評価を受けています。
パンクロックやパワーポップが好きな方はもちろん、キャッチーな楽曲をお求めの方にもお薦めの1曲です。