「M」から始まるタイトルの洋楽まとめ
この記事では、「M」から始まるタイトルの洋楽を一挙に紹介していきますね!
普段、特定の頭文字で始まる曲ばかりを聴くということはあまりないかもしれませんが、だからこそやってみるとこれまで知らなかった曲に出会えたり、新たな発見をしたりするかもしれません。
ちなみに、「M」で始まる英単語というと「Mr」や「Mrs」、「Magic」「Make」「Moon」など、曲名に使われていそうな単語がたくさんあります。
とくに洋楽が好きという方であれば、すでに何曲か思い浮かんでいるかもしれませんね。
それでは新たな曲との出会いにも期待しつつ、楽しみながら記事をご覧ください。
「M」から始まるタイトルの洋楽まとめ(1〜10)
Modern TimesNEW!MIKA

2007年にヒット曲『Grace Kelly』で世界的な成功を収めたミーカさん。
クラシック声楽で培った広い音域とシアトリカルなポップセンスで知られていますね。
そんな彼が2025年10月にリリースした楽曲は、エレクトロポップの質感を強めた意欲作となっています。
本作は現代社会の加速化や反復する日常への問いかけがテーマで、走り続けるトレッドミルの比喩を通じて、精神的な解放を求める人間の叫びが描かれています。
Empire of the Sunのニック・リトルモアさんが共作を手がけ、ピアノの対位法と脈動するビートが絡み合う構成が印象的ですね。
ウィーンで撮影されたミュージックビデオも儀式的な美しさにあふれています。
MercenaryNEW!SOEN

スウェーデンを拠点に活動するプログレッシブ・メタルバンド、ソーエンが2025年11月にリリースした楽曲は、2026年1月に控えるアルバム『Reliance』からの第2弾シングルです。
元オーペスのドラマー、マルティン・ロペスさんを中心に2010年に結成された彼らは、テクニカルな変拍子と叙情的なメロディを融合させた独自のスタイルで支持を集めてきました。
本作のテーマは「受け継がれてしまう暴力性」と「信念の代償」。
過去から相続された暴力が世代を超えて滲み込み、裏切りによって権力が腐敗する構図を、傭兵という比喩を通して鋭く描き出しています。
ヨエル・エケレーフさんの透明感あるボーカルと重厚なリフワークが織りなすサウンドは、激しさと美しさが見事に同居した仕上がりです。
社会の歪みを内省的に見つめたい方にぜひ聴いていただきたい作品ですね。
MercuryNEW!Sub Urban

2019年の代表曲がバイラルヒットを記録し、ダークポップの旗手として注目を集めるサブ・アーバンさん。
2025年10月に新曲がリリースされ、テクノロジーに侵食される人間関係の歪みを描き出しています。
本作はスパイウェアのように体内に残留する監視の感覚、AIに人格を奪われる恐怖を、水銀という有害物質のメタファーで表現した意欲作です。
四つ打ちのキックとシューゲイズ的なシンセ処理、チェンバーポップ風の弦楽器が折り重なる緻密なサウンドデザインも聴きどころで、2025年6月のアルバム『If Nevermore』で深めた作家性をさらに凝縮させた仕上がりとなっていますね。
デジタル時代の閉塞感に共鳴する方には、ぜひ聴いてほしい一曲です。
「M」から始まるタイトルの洋楽まとめ(11〜20)
momentNEW!schafter

ポーランドのヒップホップシーンで注目を集めるシャフターさん。
2019年の『audiotele』がチャート2位を記録するなど、若手ながら確かな実績を積み重ねてきました。
2025年10月に公開された新曲は、彼が得意とする軽やかなラップとメロディアスなフロウが絶妙に融合した一曲です。
プロデューサーのセルギウシュさんとタッグを組み、ミニマルなドラムと暖色系のコードループで構成されたトラックは、重低音を抑えた繊細なミックスが特徴的。
ポーランド語と英語を行き来する言葉遊びに満ちた歌詞では、日常の一瞬を切り取る感性が光ります。
約2分という短さに凝縮されたアイデアは、ベッドルームポップ的な親密さとヒップホップのリズム感を見事に両立させています。
Make It HappenNEW!Mariah Carey

困難な状況にあっても祈りと努力で夢を実現できると歌い上げる、マライア・キャリーさん自身のサバイバルストーリーが込められた珠玉のバラードです。
1992年にアルバム『Emotions』からリリースされた本作は、デビュー前の貧困や孤独を乗り越えた実体験をもとにつづられた、彼女にとって最も個人的なメッセージソング。
教会合唱を取り入れたゴスペルの高揚感とダンスビートが融合したサウンドは、ブリッジ以降のクライマックスで祈りのような感動を呼び起こします。
全米チャートで5位を記録し、1992年4月にロングヒットとなりました。
困難に直面したときや、新しい一歩を踏み出したいときに背中を押してくれる1曲です。
Minding My Business (feat. Elijah Fox )NEW!Planet Giza

モントリオール発のヒップホップ・トリオ、プラネット・ギザさん。
ラッパーのトニー・ストーンさんとプロデューサー2名からなる彼らは、ジャズやファンクの語法をヒップホップに溶け込ませた洗練されたサウンドで注目を集めてきました。
2023年のアルバム『Ready When You Are』ではカナダの権威ある音楽賞ポラリス・ミュージック・プライズのロングリストにも選出されています。
そんな彼らが2025年10月にリリースしたのが、マルチ奏者のイライジャ・フォックスさんを迎えたこちらの楽曲。
そよ風のような爽快さと落ち着きが同居する「風通しの良い」質感が魅力で、日常の雑音から距離を取りつつ自分のペースを守るというテーマを、洒脱なメロディラインと余白の活かし方で印象付けています。
ジャジーなコード運びとフォックスさんの有機的な鍵盤ワークが絡み合い、クルージングに似合う解放感をもたらしてくれる一曲です。
MiNEW!Mariah Carey

2025年9月にアルバム『Here for It All』のオープニングとして収録された本作は、タイトルにスペイン語で「私」を意味する言葉を冠し、デビュー35年をへたマライア・キャリーさんの自己肯定と主導権の再宣言を刻んだナンバーです。
ディーヴァとしての矜持を軽妙なパンチラインで提示し、ミニマルなトラップビートに多層コーラスと巧みなアドリブを重ねるサウンドは、往年の完璧な美声に頼らず間とフックで強度を生む2025年仕様のマライア像を鮮やかに打ち出しています。
自分の価値と交渉力を明示する現在的メッセージが凝縮された、キャリアを自ら掌握し続けるアーティストにふさわしい1曲です。





