「M」から始まるタイトルの洋楽まとめ
この記事では、「M」から始まるタイトルの洋楽を一挙に紹介していきますね!
普段、特定の頭文字で始まる曲ばかりを聴くということはあまりないかもしれませんが、だからこそやってみるとこれまで知らなかった曲に出会えたり、新たな発見をしたりするかもしれません。
ちなみに、「M」で始まる英単語というと「Mr」や「Mrs」、「Magic」「Make」「Moon」など、曲名に使われていそうな単語がたくさんあります。
とくに洋楽が好きという方であれば、すでに何曲か思い浮かんでいるかもしれませんね。
それでは新たな曲との出会いにも期待しつつ、楽しみながら記事をご覧ください。
「M」から始まるタイトルの洋楽まとめ(41〜50)
Movin Too Fast (Bump & Flex Remix)Artful Dodger ft. Romina Johnson

UKガラージシーンを象徴するイギリスのプロデューサーデュオ、アートフル・ドジャーが、イタリア出身の歌手ロミーナ・ジョンソンさんとタッグを組んだ楽曲です。
急速に進展する恋への戸惑いを歌った歌詞が、ロミーナさんのソウルフルな歌声と相まって胸に響きます。
軽快な2ステップのビートが、逆にその切なさを際立たせているのがたまらないですよね。
本作はもともとロミーナさんのソロ作品でしたが、リミックスを経て2000年2月に再リリースされ、UKチャート2位を記録しました。
名盤『It’s All About the Stragglers』にも収録されたクラブアンセムで、夜のドライブや少し大人な雰囲気に浸りたい時にぴったり!
あなたもこの独特の浮遊感に酔いしれてみてはいかがでしょうか?
「M」から始まるタイトルの洋楽まとめ(51〜60)
Manny’s Ready to RollPsychedelic Porn Crumpets

研ぎ澄まされた衝動を叩きつけるようなサウンドが印象的なのは、オーストラリアのサイケデリック・ロック・バンド、Psychedelic Porn Crumpetsの楽曲です。
持ち味である多層的なファズギターの轟音が渦を巻き、タイトで攻撃的なリズム隊に乗って爆発するサウンドは圧巻の一言ですよね。
本作は、2025年10月発売予定のアルバム『Pogo Rodeo』からの先行シングルで、同年5月にアルバム『Carpe Diem, Moonman』をリリースしたばかりという驚異的なペースでの制作が、その熱量を物語っているかのようです。
「直感を信じて過剰なものを削ぎ落とした」と語られる制作姿勢が、迷いを断ち切るような潔さと純粋なエネルギーに繋がっているのかもしれません。
日常のモヤモヤを吹き飛ばしたい時にピッタリの楽曲です!
Make Me Smile (Come Up And See Me)Steve Harley & Cockney Rebel

文学的な歌詞と演劇的なサウンドで異彩を放った、ロンドン出身のスティーヴ・ハーレイ&コックニー・レベル。
1975年1月に発売されたこのシングルは、同年2月に全英チャート1位を獲得する大ヒットを記録しました。
軽快でキャッチーな曲調を耳にすれば、誰もが陽気な気分になってしまう、そんな魅力的な一曲です。
しかし本作に込められているのは、バンドメンバー離脱を経験したスティーヴ・ハーレイさんの、元仲間への痛烈な皮肉と孤独感。
信頼を裏切られながらも「僕を笑わせてごらん」と強がってみせる主人公の姿に、かえって切なさを感じてしまうのでは?
映画『The Full Monty』など多くの作品で起用されているのも、この奥深さゆえでしょう。
人間関係のほろ苦さを知るあなたの心に、きっと響くはずです。
Move AlongSummerlane

夏の歩みという名前がぴったりの、爽快でエネルギッシュなサウンドを鳴らすのがインドネシアのポップパンクバンド、サマーレーンです。
ニュー・ファウンド・グローリー直系のポップパンクを軸として、突進するようなギターリフとどこか懐かしいメロディを武器に、2015年から活動しています。
代表曲には『Sweet Escape』や『Heaven’s Hell』、共演作『Sebelum Selamanya』などがあり、若者の日常にある葛藤や情熱をストレートに歌い上げてきました。
2024年の第27回Anugerah Musik Indonesiaでは、そうそうたる実力派と並んでノミネートされ、その質の高さを証明。
DIY精神あふれる熱いライブは、まるで青春の衝動をそのまま音にしたかのよう!
メンバーチェンジを経ても変わらない彼らの音楽は、過ぎ去った日々の甘酸っぱさを思い出させ、あなたの心を少しだけ熱くしてくれるかもしれませんね。
MangalShahar Tavoch

俳優や声優、テレビ司会者など多彩な顔を持つイスラエルのアーティスト、シャハル・タヴォフさん。
R&Bやミズラヒ音楽の要素を巧みに取り入れたポップサウンドは、一度聴くと耳に残るキャッチーな魅力にあふれています。
2021年7月にシングル『Pahdan』で音楽活動を始め、『Mishbali』やスターシンガーNoa Kirelとの共作『APT.』などの楽曲は大きな注目を集めました。
Spotifyでは月間10万人以上のリスナーを持ち、その人気は確かなもの。
愛や自己探求をストレートに描くエモーショナルな彼の音楽は、新しいイスラエルポップスを探しているあなたのライブラリに、きっと素敵な彩りを加えてくれるでしょう。
My Sister Rose10,000 Maniacs

手を取り合う姉妹の絆が、祝宴のざわめきとともに弾む——この楽曲は、家族が集う結婚式の夜を描き、儀式よりも“姉妹であること”を祝う視点が胸に響きます。
軽やかなジャングル・ポップにのせ、語り手は相手の新しい門出を心から後押しする喜びをまっすぐに紡ぎますね。
テン・サウザンド・マニアクスの名盤『In My Tribe』の収録曲で、2016年のライヴ盤『Playing Favorites』でも披露されました。
家族の節目に流せば場の空気をやわらげ、姉妹で乾杯する場面にもぴったり。
本作の機微を味わいたい方は、にぎやかな時間のあと一人で聴いて、思い出を反すうしてみてはいかがでしょうか。
My GAitch, Ed Sheeran

現代英国で最も注目される若手筆頭ラッパーの一人、1999年生まれでマンチェスター出身のエイチさん。
シリアスなトピックから軽妙な語り口まで難なくこなす高いスキルを持つアーティストですが、2022年にあのエド・シーランさんを迎えてリリースされた『My G』は非常にパーソナルな内容となっています。
「G」とはエイチさんの妹さんのことで、彼女がダウン症を患っていることから生じる世間の無理解などに対して、大きな愛情を持って包み込む兄としての心温まる心情を描いた素敵な名曲なのですね。
妹さんがエド・シーランさんの大ファン、というエピソードや優しい気持ちになれるMVも含めて、日ごろはヒップホップを聴かないという方もぜひチェックしてみてくださいね。