「M」から始まるタイトルの洋楽まとめ
この記事では、「M」から始まるタイトルの洋楽を一挙に紹介していきますね!
普段、特定の頭文字で始まる曲ばかりを聴くということはあまりないかもしれませんが、だからこそやってみるとこれまで知らなかった曲に出会えたり、新たな発見をしたりするかもしれません。
ちなみに、「M」で始まる英単語というと「Mr」や「Mrs」、「Magic」「Make」「Moon」など、曲名に使われていそうな単語がたくさんあります。
とくに洋楽が好きという方であれば、すでに何曲か思い浮かんでいるかもしれませんね。
それでは新たな曲との出会いにも期待しつつ、楽しみながら記事をご覧ください。
「M」から始まるタイトルの洋楽まとめ(51〜60)
Making Love To MorganLimp Bizkit

90年代後半からのニューメタル・シーンを象徴するバンド、リンプ・ビズキット。
彼らが2021年リリースのアルバム『Still Sucks』以来、約4年ぶりとなる新曲を2025年9月に公開しました。
この楽曲は、まさに彼らの真骨頂といえるラップロックで、往年のファンも思わずニヤリとしてしまうはず!
今は亡きチェスター・ベニントンさんやデヴィッド・ボウイさんといった偉大なアーティストへの追悼を捧げつつ、過去の騒動さえもネタにする、リスペクトと皮肉が同居したリリックが彼ららしいですよね。
本作は人気ビデオゲーム『Battlefield 6』のサウンドトラックにも採用されています。
エネルギッシュなロックを求めている方は、ぜひ聴いてみてください。
MessyLola Young

ネオソウルやR&Bを主体とした独創的な音楽性で知られるイギリス出身のシンガーソングライター、ローラ・ヤングさん。
YouTubeショートを利用している方なら、本作の心を揺さぶるメロディーを一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
この楽曲は、恋人からの矛盾した期待に翻弄され、ありのままでいられないもどかしさを歌っています。
完璧を求められる一方で、本当の自分を見せると否定されてしまう。
そんな痛々しいほどの自己との対話が、多くの人の心を掴んで離さないのですね。
2024年5月に公開されたアルバム『This Wasn’t Meant for You Anyway』からのシングルで、バイラルヒットを経て翌2025年1月には見事、全英チャート1位に輝きました。
自分らしさに悩んだ時に聴いてほしい一曲ですね。
Mind Loaded (ft. Caroline Polachek, Lorde, Mustafa)Blood Orange

ゆっくりと音の世界が構築されていく、内省的な雰囲気が印象的な作品です。
Blood OrangeことDevonté Hynesさんが手がけ、Caroline PolachekさんやLordeさんといった豪華な面々の歌声が、まるで夢の中を漂うように重なります。
本作は2025年7月に公開されたシングルで、根底にあるのは悲しみからの回復というテーマであろう、聴く人の心にそっと寄り添う歌。
静かな夜、物思いにふけりながらチルな時間を過ごしたいという方にオススメの、深みのある一曲です。
Molly’s ChambersKings Of Leon

厳格な宗教家庭に育ち、世俗の音楽から隔離されていたという異色の経歴を持つバンド、キングス・オブ・レオン。
のちにグラミー賞を受賞する彼らですが、初期はサザン・ロックに根差した荒削りなサウンドを武器にしていました。
そんな彼らのデビューソングが、こちらの一曲です。
サザン・ロックの泥臭さとパンクの性急さを兼ね備えた、わずか2分強の衝動的なロックンロール。
若さ特有の奔放さと危うい魅力が、しゃがれたボーカルとザラついたギターサウンドからダイレクトに伝わってきますね。
本作は2003年8月当時にリリースされ、UKチャートで23位を記録したほか、映画『Stuck on You』のサウンドトラックにも起用されました。
ドライブのお供に、骨太なロックを聴きたい気分の時にぜひどうぞ!
「M」から始まるタイトルの洋楽まとめ(61〜70)
Makes No DifferenceSUM41

2000年代のポップパンクシーンを象徴する存在であり、2025年での解散を発表したカナダのバンド、サム41。
彼らの記念すべきデビューEP『Half Hour of Power』に収録された名曲を紹介しましょう。
とにかく周りのことなど気にせず今を楽しもうという、若さゆえの開き直りが疾走感あふれるサウンドに乗って伝わってくる痛快なナンバーなのですよね。
大人から見ればくだらないことでも、仲間と過ごす時間こそが全てだ、というメッセージが心を解放してくれるのではないでしょうか。
2000年に公開された本作は、映画『Bring It On』にも起用。
家でのパーティーが大混乱になるMVにラッパーのDMXがカメオ出演しているのも、当時の遊び心を感じさせますよね。
理屈抜きで気分をスカッとさせたい時に聴いていただきたいナンバーです。
Mr. BrightsideThe Killers

この曲のイントロ、疾走感あふれるギターリフを聴いた瞬間に、2000年代の思い出が蘇ってくる……という方は多いはず。
アメリカはラスベガス出身のザ・キラーズは本国より先にイギリスで人気に火がつき、世界的な成功を収めた00年代が生んだ大人気バンドです。
彼らが放ったデビュー曲は、恋人の裏切りを疑う嫉妬心と妄想に狂っていく心情を切ないメロディに乗せた実にエモーショナルな名曲。
苦悩を吐き出すかのようなブランドン・フラワーズさんの歌唱はいつ聴いても最高ですし、一緒に歌いたくなってしまいますよね。
本作は2003年に公開された後、翌2004年に再リリースされ全米ビルボードチャートで10位を記録。
名盤デビュー・アルバム『Hot Fuss』にも収録されています。
どうしようもない嫉妬心をハイテンションなロックサウンドで吹き飛ばしたい時にぴったりの一曲です。
MachineYeah Yeah Yeahs

2000年代のロック・シーンにおけるニューヨークという土地は、音楽トレンドの発信地であり、あたかも70年代の様相を呈していたかのような盛り上がりを感じさせました。
そんなシーンから登場し、紅一点のカレンOさんが率いるヤー・ヤー・ヤーズも、00年代のインディ・ロックを席巻した重要なバンドですよね。
2003年の名盤『Fever to Tell』に先駆け、2002年11月にEPとして世に出たこの楽曲は、彼らの持つ荒々しい初期衝動が凝縮されています。
本作は疾走するドローンのようなギターノイズとタイトなリズムが、機械的でありながらも官能的な緊張感を煽ります。
カレンOの挑発的なボーカルも相まって、バンドの持つ危険な魅力が炸裂していますね。
UKチャートで最高位37位を記録した本作は、理屈抜きのガレージ・パンクのカッコよさを体感したい時にぴったりのキラーチューンと言えましょう。





