「M」から始まるタイトルの洋楽まとめ
この記事では、「M」から始まるタイトルの洋楽を一挙に紹介していきますね!
普段、特定の頭文字で始まる曲ばかりを聴くということはあまりないかもしれませんが、だからこそやってみるとこれまで知らなかった曲に出会えたり、新たな発見をしたりするかもしれません。
ちなみに、「M」で始まる英単語というと「Mr」や「Mrs」、「Magic」「Make」「Moon」など、曲名に使われていそうな単語がたくさんあります。
とくに洋楽が好きという方であれば、すでに何曲か思い浮かんでいるかもしれませんね。
それでは新たな曲との出会いにも期待しつつ、楽しみながら記事をご覧ください。
「M」から始まるタイトルの洋楽まとめ(41〜50)
MegalomaniacKMFDM

「多数派に対する哀れみなし」という過激なスローガンを掲げるドイツのインダストリアルメタルバンド、KMFDM。
彼らが自ら「Ultra-Heavy Beat」と称する、重工業的なビートと鋭利なギターリフが融合したサウンドの魅力がこれでもかと詰まっている名曲です。
1997年9月にリリースされた名盤『Symbols』のオープニングを飾り、誇大妄想的な権力者を痛烈に風刺する本作。
ジャックハンマーで叩きつけるようなインダストリアル・ビートと、耳をつんざくシンセサイザー、そしてヘヴィなギターリフが一体となって押し寄せる攻撃性は圧巻です。
ビルボードのチャートで22位を記録し、映画『Mortal Kombat Annihilation』にも採用された、まさに彼らの代表曲の一つ。
理不尽な怒りを覚えた夜に爆音で聴けば、気分もスッキリするはず!
Move Any MountainThe Shamen

90年代レイブカルチャーの熱狂を象徴する、高揚感に満ちたテクノ・ポップアンセム!
スコットランド出身のシェイメンは、サイケデリックロックからダンスミュージックへと大胆な変貌を遂げたグループです。
本作が持つ「どんな困難も乗り越えられる」という力強いメッセージは、聴く者の魂を揺さぶりますよね。
悲劇的な出来事を乗り越え活動を続けた彼らが奏でるからこそ、そのポジティブなサウンドに深い説得力を感じます。
1991年7月に公開されたこの作品は、UKチャートで4位を記録し、名盤『En-Tact』にも収録。
2014年のコモンウェルスゲームズ開会式でも使用されました。
何かを成し遂げたい時、きっと背中を押してくれる一曲になるはずです!
Mr. PresidentBabyChiefDoit

燃え上がるような野心と成功への渇望がダイレクトに伝わってくるのが、ベイビーチーフドゥイットさんが2025年8月に手がけた一曲です。
アメリカ・シカゴ出身で、権威ある『XXL Freshman 2025』にも選ばれた彼の本作は、自身を国のトップになぞらえ、シーンの頂点に立つという強い意志が込められているのではないでしょうか。
デビューアルバム『Animals Only』などで聴かせた重厚なトラップサウンドは健在で、聴く者の心を奮い立たせる力強さがありますよね。
目標に向かって突き進みたいときや、自分を鼓舞したいときにピッタリの楽曲です!
More Than FriendsLucy Dacus

スーパーユニット「boygenius」として2024年のグラミー賞3部門受賞も記憶に新しい、アメリカのシンガーソングライター、ルーシー・ダカスさんの一曲です。
この楽曲は、周りからは理解されにくい二人の複雑な関係性を描いているのだそう。
「友達以上」という言葉だけでは言い表せない、もどかしくも愛おしい感情の機微が、インディー・フォーク調のサウンドに乗せて丁寧に紡がれていきますよね。
メジャーデビュー作となったアルバム『Forever Is a Feeling』に続く、2025年8月リリースの本作。
誰かとの微妙な関係に思いを巡らせる夜に聴けば、そっと心に寄り添ってくれるのではないでしょうか?
MS. PAC MANSudan Archives

どこか懐かしいゲームサウンドとY2Kの雰囲気が見事に融合した、アメリカ出身の音楽家スーダン・アーカイブスさんの楽曲です。
エレクトロポップなビートとシンセの音色に、思わず体が動き出してしまう方も多いのではないでしょうか?
本作では、名声という迷路を突き進む姿が、パワーアップして障害を乗り越えるゲームの主人公に重ねられています。
スタジオでの即興から生まれたという遊び心あふれる背景もユニークですよね。
この楽曲は2025年8月に公開、同年10月リリースのアルバム『THE BPM』に収録されます。
先行シングルはシャネルのショーで使われるなど、注目度の高さが伺えます。
エネルギッシュなビートで気分を上げたい時や、困難をゲームのように楽しんで乗り越えたい時にピッタリの1曲です!
milk of the madonnaDeftones

ヘヴィでありながらどこか耽美的なサウンドで聴く者を虜にする、アメリカのオルタナティヴ・メタル・バンド、デフトーンズ。
5年ぶりとなるアルバム『Private Music』から、2025年8月に新たな楽曲が公開されました。
本作で描かれているのは、まるで聖母に救いを求めるかのような純粋な渇望と、その甘美な毒に溺れていく倒錯的な愛ではないでしょうか。
重厚なギターリフと浮遊感のあるサウンド、そして静と動を行き来するボーカルの表現力が見事に融合していますよね。
日常を離れて、美しくも危険な音の世界に深く沈み込みたい夜に聴けば、その深遠な魅力に心を奪われるはずです!
midsummer pipe dreamGuitarricadelafuente, Troye Sivan

真夏の午後に見る白昼夢のような、甘く幻想的なサウンドが心地よい、スペイン出身のギターリカデラフエンテさんとオーストラリアのトロイ・シヴァンさんによる共同制作楽曲です。
この楽曲は、ギターリカさんのアルバム『Spanish Leather』の世界観を受け継ぎつつ、彼のルーツであるスパニッシュ・フォークの響きとトロイさんのドリーミーなシンセポップが見事に融合していますよね。
本作で歌われるのは、夢のような現実と現実のような夢の間で揺れる心模様です。
幻想に浸る心地よさと、そこから目覚めなければならない切なさが、二人の繊細な歌声の重なりで表現されています。
2024年の音楽フェスでトロイさんが彼のTシャツを着てステージに立った逸話も、二人の絆の深さを物語っています。
夏の終わりの物憂げな気分にそっと寄り添ってくれる一曲です。