「M」から始まるタイトルの洋楽まとめ
この記事では、「M」から始まるタイトルの洋楽を一挙に紹介していきますね!
普段、特定の頭文字で始まる曲ばかりを聴くということはあまりないかもしれませんが、だからこそやってみるとこれまで知らなかった曲に出会えたり、新たな発見をしたりするかもしれません。
ちなみに、「M」で始まる英単語というと「Mr」や「Mrs」、「Magic」「Make」「Moon」など、曲名に使われていそうな単語がたくさんあります。
とくに洋楽が好きという方であれば、すでに何曲か思い浮かんでいるかもしれませんね。
それでは新たな曲との出会いにも期待しつつ、楽しみながら記事をご覧ください。
「M」から始まるタイトルの洋楽まとめ(441〜450)
My generationPete Townshend

ブリティッシュロックの伝説的なバンド、ザ・フーのギタリストとしてワイルドなプレイと先鋭的なセンスで世界的に高い評価を受けるピート・タウンゼントさん。
ギターを叩き壊してしまうほどの激しいステージアクション、ロックオペラを確立した『Tommy』といった革新的な作品を作り上げた作曲家としての圧倒的な才能、そのどちらもロック史において重要な役割を果たしたと言えるでしょう。
フ―といえば60年代のモッズカルチャーの中心的なバンドというイメージを持たれている方もいるかもしれませんが、そのアグレッシブなスタイルやサウンドは後のハードロックやパンクロックへ多大なる影響を与えたのですね。
そんなタウンゼントさんは高度な技術を駆使するタイプではなく、本人もザ・フーのアンサンブルとしてのギターの役割を「リズム楽器」ととらえていたというのがおもしろいですよね。
テクニカルなベースやドラムスがむしろリード楽器的な役目を果たしており、タウンゼントさんはカッティングやリードとリズムの間をいくようなプレイで楽曲を表現していました。
そういった点も踏まえつつ、ザ・フーの楽曲やタウンゼントさんのソロ作品もぜひチェックしてみてください。
MoneyPink Floyd

イギリスが世界に誇るプログレッシブロック・バンド、ピンク・フロイド。
1973年に発表した『The Dark Side Of The Moon』は、全世界で5,000万枚以上売り上げる大ヒット作となりました。
ロジャー・ウォーターズさんが全曲の作詞を手掛けた初のアルバムで、バンドの転機となった作品です。
現代社会の圧力や精神的な問題をテーマに、プログレらしい実験的な音作りと壮大なサウンドが特徴的。
アラン・パーソンズさんのエンジニアリングも光ります。
プログレ入門者からベテランまで、音楽の可能性を感じたい方にぜひおすすめしたい1枚です。
Malicious IntentionsPozer

イギリスのクロイドン出身で独自のラップスタイルを武器に活躍するPozerさん。
『Malicious Intentions』は2024年4月にリリースされた彼のセカンドシングルで、ドリルやジャージークラブの要素を取り入れた実験的な作風が印象的ですね。
曲全体を通して、悪意を持って動き回る者たちへの挑戦的なメッセージが込められているようです。
デビュー曲『Kitchen Stove』がヒットを記録し、インディペンデントながら既に高い評価を得ている彼の最新作は、攻撃的でエネルギッシュなムードを求めるリスナーにはぜひ聴いてほしい1曲だと思います。
Moon Undah WaterPuma Blue

ロンドンを拠点として独自の美学を貫くシンガーソングライター、プーマ・ブルーさんの幻想的なバラード曲。
水面に映る月のような儚さを感じさせるメロディと、失恋の痛みを歌った歌詞が印象的です。
デビューEP『Swum Baby』に収録された楽曲で、ジャズやソウルの要素を取り入れた独特のサウンドが魅力。
夜のドライブや、静かな時間を過ごしたい時にぴったりの一曲ですよ。
ぜひ歌詞の世界観に浸りながら、プーマ・ブルーさんの繊細な歌声をお楽しみください。
MinkQuavo

アトランタを拠点に活動するQuavoさんが2024年6月にリリースした楽曲は、贅沢で派手なライフスタイルを描写した作品。
高価なミンクコートや、ストリートでの生き様を誇示する歌詞は、Quavoさんの自信と決意を表現しています。
豪華な生活とストリートの現実との間のバランスが描かれ、成功と生存のための策略が綴られていますね。
重厚なビートとエネルギッシュなパフォーマンスは、ジムでのトレーニングなどにもピッタリ。
本作は、Quality Control MusicおよびMotown Recordsからのリリースで、Quavoさんの次期ソロアルバムに先行して公開されました。
華やかさと危険が共存する世界観は、彼のアルバム『Rocket Power』の中でも印象的な一曲となっています。
MonacoRide

イギリス・オックスフォードを拠点に活動するシューゲイザーの代表格であるライドが、2024年3月14日に7枚目のスタジオアルバム『Interplay』からリード曲となる『Monaco』をリリースしました。
本作では、現代社会の閉塞感や薬物による一時的な解放への渇望など、様々な感情が渦巻いています。
90年代のクラシックな素材と、再結成後のサウンドが融合したプログレッシブなチューンは、バンドの創造性の深さを感じさせます。
アルバム『Interplay』は、過去の困難を乗り越えた末に完成した作品であり、ライドの音楽的才能が存分に発揮されています。
生きづらさを感じている人におすすめの1曲です。
MothsRY X

オーストラリア出身のシンガーソングライター、ライ・Xさん。
ミニマルで感情的なポップやインディー・ロックの要素を持ち、深いエモーションと静寂の中に力強さを感じさせるスタイルが特徴です。
本作は、深い感情と象徴的なイメージが交錯する内容となっており、「蛾」というイメージを用いて、恋愛や感情の複雑さを描いています。
音楽的にはミニマリスティックなアレンジとライ・Xさんの独特なボーカルスタイルを特徴としており、アンビエントな雰囲気が聴く者に静かな中にも激しい感情の流れを感じさせます。