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【2025年11月】洋楽最新リリース曲まとめ

音楽ファン、特に洋楽リスナーにとっては毎日のように公開される世界中の音楽を楽しめるサブスク時代は本当にありがたいですよね。

とはいえ、「あまりにも情報過多で誰がいつ新曲をリリースしたのかが把握できないし困っている……」そんな悩みを持たれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

こちらの記事では洋楽の最新リリース曲をリサーチ、的確なレビューとともにお届けしています。

ロックやポップス、クラブミュージックなど幅広いジャンルの中からメジャーやインディを問わず網羅していますので、まとめて洋楽の新曲をチェックしたいという方であればブックマークは必須ですよ!

洋楽最新リリース曲【2025年7月】(71〜80)

No VegetablesNEW!Lil Yachty

2025年の11月にリリースされたシングルは、再びハードなトラップへと回帰したサウンドが印象的です。

かつてDRAMさんとの共作『Broccoli』で野菜をテーマにしていたリル・ヨッティさんですが、本作ではタイトルが示すとおり「野菜なんていらない」という姿勢を打ち出しており、節制を拒み刺激的なものだけを求める生き方の比喩として機能しています。

重く歪んだ808ベースと金属的なベル音が不穏な空気を作り出すトラックに、攻撃的なフロウが乗る構造で、南部育ちの環境から成功を掴んだ自己神話と、母親の家を守り続ける家族思いの一面が描かれています。

派手さと自嘲が混じり合うリリックは、ストリート感覚とユーモアを両立させたリル・ヨッティさんらしい作品といえるでしょう。

PalacesNEW!Louis Tomlinson

世界的ボーイズグループ、ワン・ダイレクションの最年長メンバーとして活躍したルイ・トムリンソンさん。

2025年11月にリリースされた新曲は、2026年1月に控えるアルバム『How Did I Get Here?』の2曲目のシングルで、明るく弾けるようなギター・ポップに仕上げられています。

恋人との関係をテーマに、心の中に築いた安息の場所を「宮殿」に例えた歌詞は、過去作の喪失や葛藤から一転して幸福感に満ちており、彼女もSNSで絶賛するほど。

ライブ映えするアンセミックなサウンドは、2026年のワールドツアーでも大きな盛り上がりを見せそうです。

前作でUKチャート1位を獲得した彼の、新たな自信とポジティブなエネルギーを感じたい方にオススメです。

Jamal CrawfordNEW!MARCO PLUS ft. Boldy James

MARCO PLUS ft. Boldy James – Jamal Crawford (Official Visualizer)
Jamal CrawfordNEW!MARCO PLUS ft. Boldy James

アトランタで実力派として評価を高めるマルコ・プラスさんが、デトロイトの老練なストーリーテラー、ボルディ・ジェイムスさんを客演に迎えた新曲を2025年11月にリリースしています。

楽曲名はNBA屈指のクロスオーバー技術で知られるジャマール・クロフォードに由来し、俊敏な切り返しのような二者のフロウの応酬がタイトルそのままに刻まれた一曲。

ガラス質のループと乾いたドラムの上で、南部の敏捷さと中西部の低音デッドパンが交錯する2分台の密度はリピート必至です。

プロデュースはGraymatterさんで、抑制の効いたジャジーな音像の中に、ストリートの緊張感と語りの間合いがぴたりとはまっていますよ。

I WinNEW!Masego

Masego – I Win (Visualizer (w/Lyrics))
I WinNEW!Masego

ジャマイカとアメリカ南部のルーツを背景に、ジャズ、R&B、トラップを融合させた「トラップハウスジャズ」というスタイルを確立しているシンガー兼サックス奏者のメイセゴさん。

2025年11月にリリースされた本作は、恋の初期段階における高揚感をテーマにした約2分強のラブソングです。

夏の午後に恋人と無邪気に遊ぶようなイメージを軸に、相手との関係を手に入れた喜びと自己肯定を「勝利」という言葉で表現しています。

ファンクやネオソウルのニュアンスを織り込んだ滑らかなグルーヴと温かみのあるトーンが特徴で、柔らかなベースラインとミッドテンポのビートが心地よく響きます。

前向きな気持ちになりたい方や、大切な人との時間を噛みしめたい方にぴったりの1曲です。

Still Don’t CareNEW!Meghan Trainor

Meghan Trainor – Still Don’t Care (Official Music Video)
Still Don't CareNEW!Meghan Trainor

自己肯定感というテーマをポップに昇華させる才能に長けたメーガン・トレイナーさん。

2025年11月にリリースされたこちらの新曲は、SNS上での体型批判やボディシェイミングへの痛快な返答として制作されました。

本人が「暴露療法のようだった」と語るように、傷ついた経験を乗り越えて自分らしさを取り戻す決意が込められています。

80年代風のシンセとタイトなリズムが織りなすサウンドは、キャッチーでありながら力強く、家族がバックコーラスに参加することで温かみも加わっていますね。

2026年4月リリース予定のアルバム『Toy With Me』のリード曲であり、同年6月からの北米ツアーでも披露される予定です。

他者の視線から解放されて自分を愛することの大切さを歌う本作は、人生のさまざまな局面で自信を取り戻したいと願うすべてのリスナーへ贈るエールとなるでしょう。

4CNEW!Ms Banks

Ms Banks – 4C (Official Music Video)
4CNEW!Ms Banks

南ロンドン出身のラッパー、ミズ・バンクスさんが2025年11月にリリースした新曲は、自身のナチュラルな4Cヘアを誇るブラック・エンパワメント・アンセム。

ドリルとアフロビーツを融合させた躍動感あふれるビートの上で、欧米的な美容基準への皮肉と自然な黒人女性の美しさへの賛歌を、鋭いワードプレイで描き出しています。

2026年2月リリース予定のデビューアルバム『SOUTH LDN LOVER GIRL』の先行シングルとして機能する本作は、ヘアテクスチャという具体的なシンボルを通じて、自己肯定とコミュニティへの誇りを力強く体現した傑作です。

After MidnightNEW!Nate Smith, Tyler Hubbard

Nate Smith, Tyler Hubbard – After Midnight (Official Music Video)
After MidnightNEW!Nate Smith, Tyler Hubbard

カリフォルニアの山火事から再起したカントリー・ロックの新鋭、ネイト・スミスさん。

フロリダ・ジョージア・ラインのタイラー・ハバードさんを迎えた2025年11月のコラボレーション楽曲は、真夜中以降こそ本当の楽しみが始まるというテーマを掲げた痛快なパーティ・アンセムです。

焚き火を囲んでビアポンに興じながら、仲間たちと過ごす夜の高揚感を肯定的に描いたこの曲は、力強いギターリフと歌いやすいフックが魅力。

ハバードさんが書き下ろした楽曲をスミスさんが気に入り、「君も一緒に歌ってほしい」と直接オファーしたエピソードからも、互いのリスペクトが伝わってきます。

週末の開放感を音にしたような本作は、ライブで一体感を味わいたい方にぴったりの1曲でしょう。