【2025年8月】洋楽最新リリース曲まとめ
音楽ファン、特に洋楽リスナーにとっては毎日のように公開される世界中の音楽を楽しめるサブスク時代は本当にありがたいですよね。
とはいえ、「あまりにも情報過多で誰がいつ新曲をリリースしたのかが把握できないし困っている……」そんな悩みを持たれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
こちらの記事では洋楽の最新リリース曲をリサーチ、的確なレビューとともにお届けしています。
ロックやポップス、クラブミュージックなど幅広いジャンルの中からメジャーやインディを問わず網羅していますので、まとめて洋楽の新曲をチェックしたいという方であればブックマークは必須ですよ!
洋楽リリース曲まとめ(51〜60)
Pick Up That KnifeNEW!Wednesday

シューゲイズとカントリーを融合させた独自サウンドで注目を集めるアメリカのバンド、ウェンズデイによる一作。
この楽曲は、歯が欠けたり駐車に失敗したり、些細な不運が重なって心が折れそうになる日常の焦燥感を描いています。
そんな経験をしたことのある方は少なくないはずです。
穏やかなギターの響きが突然、耳をつんざくような轟音に変わる展開は、内に溜まった感情が爆発する瞬間そのものですよね。
本作は2025年9月リリースのアルバム『Bleeds』からの先行シングルで、2023年のフェスでメンバーが体験したハプニングを歌詞に盛り込むなど、バンドのユーモアと現実が交差する点も魅力です。
どうしようもない無力感に襲われた夜、この音に身を委ねてみるのもいいかもしれません。
XXXNEW!Youngboy Never Broke Again

社会への怒りと個人的な痛みが爆発するような、強烈なトラップアンセム。
アメリカ・ルイジアナ州出身のラッパー、ヤングボーイ・ネヴァー・ブローク・アゲインさんが、内なる混沌を音楽へと昇華させています。
本作は、ジミ・ヘンドリックスさんによる伝説的なギター演奏や、パンクバンドの攻撃的なコーラスを引用し、サウンド全体から反骨精神がほとばしっていますよね。
物議を醸す政治的なスタンスを臆さず表明する姿には、彼の生々しい感情が込められており、聴く人の心を激しく揺さぶるはず。
2025年7月に発表された30曲超えの大作アルバム『MASA』に収録された一曲です。
現状に風穴を開けたい、そんな衝動に駆られた時に聴けば、きっとそのエネルギーに圧倒されることでしょう。
WE DONT COUNTNEW!Yves Tumor & NINA

実験的なサウンドで世界を魅了するアメリカのアーティスト、イヴ・トゥモアさんと、イタリア出身でバンドbar italiaのメンバーでもあるナイナさんが共同で制作した楽曲です。
セルフ撮影されたというDIYの白黒映像の世界観と、ポストパンク的なベースが唸るダークで先鋭的なサウンドが見事にマッチしていますよね。
まるで共有された幻覚の中を彷徨うように二人のボーカルが絡み合う様子も印象的です。
本作はイヴ・トゥモアさんにとっては2023年発表のアルバム『Praise a Lord…』以来の作品。
疎外感や二人だけの閉じた世界を思わせる、想像力をかき立てる一曲です。
インディーズ映画のような退廃的な雰囲気に浸りたいときにピッタリの楽曲ではないでしょうか。
KnifeNEW!ZillaKami

トラップメタルの先駆者として知られる、アメリカ・ニューヨーク出身のラッパー、ジラカミさんによる攻撃的なナンバーです。
彼が在籍したデュオ、City Morgueが2023年9月に最終作『My Bloody America』をリリースして以降、ソロとしての動向が待たれていました。
この楽曲は2021年9月のアルバム『Dog Boy』以来となる、ソロ名義での作品。
本作では、歪んだギターリフと地の底から響くようなシャウトが絡み合い、暴力や虚無といった過激なテーマを容赦なく描き出します。
内なる破壊衝動や葛藤を代弁してくれるような、強烈なカタルシスに満ちています。
日常の閉塞感を打ち破りたい夜に、ぜひ大音量で没入してほしい一曲ですね。
洋楽リリース曲まとめ(61〜70)
HolyNEW!Mac DeMarco

“スラッカー・ロック”の旗手として知られるカナダの鬼才、マック・デマルコさんによる、2025年8月リリースのアルバム『Guitar』からの先行シングルです。
2025年7月に公開された本作は、ゆったりとしたローファイサウンドと、コーラスがかったギターが織りなす“ジズ・ジャズ”が心地よい一曲!
歌詞は、リンゴを片手に歩くMVの姿が象徴するように、日常にひそむ神聖さやスピリチュアルな探求をテーマにしているようです。
アナログ機材を駆使した温かみのある音作りの中に、繊細な感情が丁寧に織り込まれているのが彼の魅力ですよね。
一人で物思いにふけりたい夜や、心を静かに落ち着けたい時に聴くと、自分だけの特別な時間をもたらしてくれるような気がしませんか?
1965NEW!Jessie Murph

カントリーとヒップホップを自在に横断するアメリカのシンガーソングライター、ジェシー・マーフさんによる、強烈な皮肉に満ちた楽曲です。
一聴すると、ヴィンテージなサウンドに乗せて古き良き時代への憧れを歌っているように感じられるかもしれません。
しかし「1965年のように愛して」と歌われる裏には、当時の女性に課せられた役割への痛烈な風刺が込められています。
この楽曲を「ジョークだ」と語る彼女のユーモアに、ハッとさせられた方も多いのではないでしょうか?
2025年7月リリースのアルバム『Sex Hysteria』に収録された本作は、世の中の固定観念に窮屈さを感じたとき、その気分をスカッと吹き飛ばしてくれるはずです。
Stop Playing With MeNEW!Tyler, The Creator

ヒップホップの枠を軽々と超えていく鬼才、タイラー・ザ・クリエイターさんによる、ファンクとジャズが融合した最高にグルーヴィーな楽曲です。
「いい加減にして」というもどかしい感情を、強烈なビートに乗せてダンスで昇華させているかのよう!
MVで激しく踊る姿は、溜め込んだエネルギーの爆発そのものですよね。
本作は2025年7月に突如として世に出たアルバム『Don’t Tap the Glass』に収められた一曲で、ビデオにはレブロン・ジェームズさんら豪華な顔ぶれが登場し大きな話題となりました。
とにかく体を動かしたい時や、もやもやした気持ちを吹き飛ばしたい時にピッタリの楽曲です!