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【2025年11月】洋楽最新リリース曲まとめ

音楽ファン、特に洋楽リスナーにとっては毎日のように公開される世界中の音楽を楽しめるサブスク時代は本当にありがたいですよね。

とはいえ、「あまりにも情報過多で誰がいつ新曲をリリースしたのかが把握できないし困っている……」そんな悩みを持たれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

こちらの記事では洋楽の最新リリース曲をリサーチ、的確なレビューとともにお届けしています。

ロックやポップス、クラブミュージックなど幅広いジャンルの中からメジャーやインディを問わず網羅していますので、まとめて洋楽の新曲をチェックしたいという方であればブックマークは必須ですよ!

洋楽最新リリース曲【2025年7月】(31〜40)

The PackageNEW!De La Soul

De La Soul – “The Package” (Visualizer)
The PackageNEW!De La Soul

1989年のデビュー以来、ジャズ・ラップやオルタナティブ・ヒップホップの開拓者として君臨してきたデ・ラ・ソウル。

2023年2月にメンバーのトゥルゴイさんが逝去するという悲しみを乗り越え、2025年11月に9年ぶりのオリジナル・アルバム『Cabin in the Sky』からのリード曲が公開されました。

往年の盟友ピート・ロックさんがプロデュースを手がけた本作は、厚みのあるドラムとソウルフルなループが90年代黄金期のブームバップを現代に蘇らせながら、ポズドゥノスさんの巧みなフロウとトゥルゴイさんの遺されたヴァースが時を超えて共鳴する、まさにレガシーと継承の物語を体現した一曲です。

悲しみと祝福が交差する温かなグルーヴに包まれながら、彼らの歩んできた長い道のりに思いを馳せたいリスナーにぴったりですよ。

White KeysNEW!Dominic Fike

フロリダ出身のシンガーソングライター、ドミニク・ファイクさん。

ヒップホップ、R&B、ロックを自在に行き来するジャンルレスなスタイルで知られる彼が、2025年11月に新曲をドロップしています。

もともとファンの間でリーク音源として長く愛されてきた楽曲で、ついに公式リリースが実現しました。

クリーントーンのギターアルペジオを軸にした内省的なサウンドで、恋愛の破綻と後悔を静かに見つめるメランコリックなバラードです。

「差し出せば関係はうまくいくと思っていた」という主人公の気づきが切なく響きますね。

彼のルーツであるフロリダのシーンを代表するプロデューサー、ジョン・カニンガムさんとのコラボレーションも話題となっています。

失恋の余韻に浸りたいときに寄り添ってくれる一曲ですよ。

Hello My Old LoverNEW!Dove Cameron

Dove Cameron – Hello My Old Lover (Official Visualizer)
Hello My Old LoverNEW!Dove Cameron

ディズニー・チャンネルのドラマやミュージカル映画で世界的なスターダムを築き、「Boyfriend」の大ヒット以降はソロアーティストとしても確固たる地位を築いているドーヴ・キャメロンさん。

2025年11月に彼女がリリースした楽曲は、ピアノを軸にした静謐なバラードです。

過去の恋人への未練や告発ではなく、穏やかに手放して前へ進む心境を綴ったリリックが印象的で、派手なビートを排したミニマルな音像が彼女の繊細な歌声を際立たせています。

ジェイソン・エヴィガンさんとマーク・シックさんによるプロダクションは、感情のニュアンスを最大限に引き出す引き算の美学。

静かな夜に過去と向き合いたいとき、心を整理したいときにそっと寄り添ってくれる一曲です。

little thingsNEW!Ella Eyre

Ella Eyre – little things (Official Video)
little thingsNEW!Ella Eyre

イギリスのシンガーソングライター、エラ・エアさんが2015年のデビューアルバム『Feline』以来、10年ぶりとなる2ndアルバム『everything, in time』を11月にリリース。

その最終先行シングルとして同月に放たれた1曲は、日常の小さな幸福に目を向けることで心の回復力を取り戻すという温かなメッセージを歌った作品です。

ソウルフルな歌声はそのままに、現行UKポップらしい軽やかな4つ打ちのビートとやわらかなハーモニーが重なり、友人や家族と撮影されたホームムービー調のミュージックビデオも相まって、身近な人とのつながりを祝福するような仕上がりに。

レーベル移籍や声帯手術といった困難を乗り越えた彼女だからこそ描ける、しなやかで等身大のポップソングです。

DestinyNEW!Ellie Goulding

Ellie Goulding – Destiny (Official Video)
DestinyNEW!Ellie Goulding

透き通るような歌声が印象的なイギリスのシンガーソングライター、エリー・ゴールディングさん。

2023年のアルバム『Higher Than Heaven』以来となるソロシングルとして2025年11月にリリースされた本作は、TVアニメ『クレバテス-魔獣の王と赤子と屍の勇者-』のエンディングテーマに書き下ろされた作品です。

喪失と再生をテーマに、傷ついた心が自分自身の運命を受け入れていく過程が描かれており、2024年に公表された離婚後に制作されたという背景も重なります。

ダークで美しいエレクトロポップのサウンドに、アコースティックギターの温もりが溶け込んだハイブリッドなアレンジが魅力的ですね。

人生の岐路に立つ方や、新しい自分を見つけたい方にぜひ聴いてほしい一曲です。

洋楽最新リリース曲【2025年7月】(41〜50)

P.O.L.ONEW!FERG

FERG – P.O.L.O (Official Visualizer)
P.O.L.ONEW!FERG

ハーレムの血統を継ぐラッパー、ファーグさん。

2025年11月にリリースされたこの新曲は、わずか1分という短尺ながら、彼の荒々しいフロウと反復的なフックが凝縮されたミニマルな設計が光ります。

プロデュースはタアヴィ・ハーパラさんが担当し、ドライな808のうねりと硬質なスネアが、彼のアグレッシブなマイクワークを際立たせていますね。

2024年のアルバム『Darold』以降、ソロ名義での活動を強化する彼の新たなフェーズを象徴する一撃であり、ストリートの強度と現代的なトラップの推進力が見事に融合しています。

短尺だからこそ爆発力が際立つ本作は、ワークアウト中のBGMや通勤時のテンションアップにぴったりの一曲と言えるでしょう。

Predictable GirlNEW!FKA Twigs

2025年1月にアルバム『EUSEXUA』をリリースし、レイヴカルチャーと身体性を融合させた作品で新たな境地を切り開いたFKA twigsさん。

11月にはその続編的プロジェクト『EUSEXUA Afterglow』から新曲が公開されました。

本作は「予想どおりの女の子」として自らを見つめる語り手が、欲望と理性のあいだで揺れ動く心理を描いたクラブポップ。

具体的な移動時間を反復しながら、衝動に駆られる身体と逡巡する頭のズレを生々しく映し出しています。

ミニマルで跳躍的なビート、囁くようなボーカル、中毒性のあるフックが重なり合い、レイヴの余韻に漂う官能と後悔を鮮やかに結晶化させた一曲です。

Jordan Hemingwayさん監督によるMVも同時公開され、ネオンとバイクが疾走する映像が刹那の昂揚を視覚化。

アルバムは11月14日にリリースされており、クラブミュージック好きなら必聴です。