「O」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「O」で始まる英単語といえば「Open」「One」や「Only」など、楽曲のタイトルに使われていそうなものがたくさんあります。
この記事では、そんなタイトルが「O」から始まる洋楽の名曲を紹介していきます。
曲名の頭文字を絞って曲を探すことはあまりないと思いますが、いざやってみるとこれまではあまり目につかなかった曲に出会えることがあるんですよね。
そういった意味で、この記事は音楽好きの方にこそご覧いただきたい記事に仕上がりました。
それではさっそく見ていきましょう!
「O」から始まるタイトルの洋楽まとめ(441〜450)
One On OneThe Knocks & SOFI TUKKER

ニューヨーク拠点、ダンスミュージック界において人気を集めるデュオのソフィー・タッカー。
フロアユースなサウンドながら、耳に残るキャッチーなメロディはダンスポップが好きであれば間違いなくはまるものですよね。
こちらの『One On One』は2023年12月にリリースされた新曲で、同じくデュオとして活躍するザ・ノックスとの連名で発表されました。
フロアを躍らせる達人たちによるサウンドメイキングはまさに匠の技といった趣で、ディスコ風の懐かしくも新しいきらびやかなサウンドは間違いなく多くのパーティーピープルたちの夜を躍らせることでしょう。
もちろん、ベッドルームで一人踊るのもありです!
One More ChanceThe Notorious B.I.G.

ノトーリアス・B.I.G.さんの『One More Chance』は、90年代にはやったR&B調の女性コーラスが心地よい、夏の海辺をイメージさせるような心地よいナンバー。
本作は1994年にリリースされ、ローリング・ストーン誌の「オールタイム・ベスト・アルバム500」にも選ばれた、彼の伝説的なファーストアルバムに収録されています。
バーベキューや海水浴などの夏の野外イベントで、思い切り大きな音で鳴らすのもよいですが、家の中でBGMとして静かに流すのにもよく合う、オシャレで落ち着いた雰囲気がオススメのポイントですよ。
「O」から始まるタイトルの洋楽まとめ(451〜460)
Out All NightThe Pietasters

アメリカはワシントンD.C.で1990年に結成されたスカ/ソウルバンド、ザ・ピエテイスターズ。
友人同士のパーティープロジェクトから始まり、多様な音楽性を持つ彼らは1993年にデビューアルバムをリリース。
1997年にはHellcat/Epitaphと契約し、『Willis』や『Awesome Mix Tape #6』などを発表しました。
スカブームの中、ザ・マイティ・マイティ・ボストーンズとのツアーや、ジョー・ストラマーとの共演など、世界中でライブを重ねています。
2002年には、ジェームス・ブラウンとの共演も果たしました。
Two-Tone Ska、ソウル、パンクなど、多彩な要素を取り入れた彼らの音楽は、スカファンはもちろん、様々なジャンルの音楽好きにもおすすめですよ。
Out of SpaceThe Prodigy

ちょっぴりマヌケなイントロがキャッチーなこちらはイギリスのテクノバンド、ザ・プロディジーの『Out Of Space』という曲です。
レーシングゲームをプレイしているかのような疾走感のあるイントロ、衝撃のレゲエへのギアチェンジの後にはまさかのテクノが入ってきます。
現在日本ではAメロ、Bメロ、サビとだいたい予測のつく構成の楽曲が人気ですが、ミュージシャン、アーティストたちが本領を発揮できるのはこのような形にとらわれない楽曲ではないでしょうか。
Oh, Mother of MineThe Temptations

モータウンレコードで1960年代から70年代にかけて活躍した、ザ・テンプテーションズ。
このアメリカのボーカルグループは、『マイ・ガール』や『ローリング・ストーンズが選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト』での68位ランクインなど、華々しい功績を残しています。
そんな彼らの1961年リリースのデビューシングル『Oh, Mother of Mine』は、過ちを犯した息子が母親に許しを乞うという切ないテーマの楽曲。
ファンク・ブラザーズによる演奏をバックに、ポール・ウィリアムズさんとエディ・ケンドリックスさんの深みのあるボーカルが心に染み渡ります。
家族の絆と愛情深さ、許しの尊さを描いたこの作品は、母の日など家族と一緒に聴くのにもオススメの名曲ですよ。
O Sole MioThe Three Tenors

三大テノールこと、スリーテナーズ。
世界でも指折りの歌唱力の持ち主であるテノール歌手の、ルチアーノ・パヴァロッティさん、プラシド・ドミンゴさん、ホセ・カレーラスさんによるグループです。
彼らの魅力は、なんといっても歌唱力。
今回紹介している、どのグループも彼らの足元にも及ばないでしょう。
それほど、すさまじい歌唱力を持っています。
こちらの『O Sole Mio』は、そんな彼らの歌唱力のたっぷりと味わえる作品で、特にルチアーノ・パヴァロッティさんのパートに注目です。
他の2人もめちゃくちゃうまいのですが、頭一つぬきんでたパヴァロッティさんの歌唱力に要チェックです!
Obscurity KnocksThe Trash Can Sinatras

1990年代以降で最も有名なネオアコ・バンドと問われて、トラッシュキャン・シナトラズの名前を挙げる方は多いでしょう。
同じスコットランド出身ということもあるのか、あのアズテック・カメラと比較されるほど期待され、80年代の初期ネオアコの輝きを90年代に復活させたとも言われています。
ネオアコとされるジャンルの中では珍しく、2020年代の今も現役で活動している彼らが1990年にリリースしたデビュー・アルバム『Cake』は、同作に収録されたデビュー曲『Obscurity Knocks』とともにアメリカでも高く評価された1枚です。
よく言われていることですが、本作がリリースされた時期は、イギリスではいわゆる「マッドチェスター」と呼ばれたムーブメントの最盛期で、ダンサンブルなビートとサイケデリックな質感を持ち合わせたロック・サウンドが人気を博していたのですね。
そういった時代背景を念頭に置いて本作と向き合えば、彼らがいかに自分たちの鳴らすべき音というものを承知していたのかを痛感することでしょう。
アコースティック・ギターを基調としつつも思いの外力強いビート、青臭いメロディの素晴らしさ、ほんのり感じられるジャズ・テイスト、素朴なフォーキーさ……すべてがデビュー作ならではの瑞々しい感性を通して形となった素晴らしい逸品です。
本作が代表作であることは間違いないですが、個人的には1996年にひっそりとリリースされたサード・アルバム『Happy Pocket』もオススメです!