「R」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「R」から始まる楽曲の世界には、イタリアのピングイーニ・タッティチ・ヌクレアーリのポップロックから、イギリスのユセフ・デイズさんが奏でる現代ジャズまで、多彩な音楽性が広がっています。
フランスのDJスネークさんの破壊的なサウンド、アメリカのドラッグディーラーさんとワイズ・ブラッドさんが紡ぎ出す温かみのあるチェンバーポップなど、世界中のアーティストたちによる個性豊かな楽曲をご紹介します。
「R」から始まるタイトルの洋楽まとめ(481〜500)
Right Back to It (feat. MJ Lenderman)Waxahatchee

ワクサハチーさんが奏でる心に響く音楽。
アメリカのインディーミュージックシーンで注目を集める彼女の最新作は、愛の物語を描いた珠玉のナンバーです。
長年の関係の中で生まれる不安や困難を乗り越え、新たな親密さを見出す過程を繊細に表現。
グリッティでロマンチックではない視点から描かれた歌詞は、リスナーの心に深く刻まれることでしょう。
2024年3月22日にリリースされたこの楽曲は、彼女の音楽的成熟を如実に示しています。
フォークやオルタナティブ・カントリーの要素を取り入れた穏やかな曲調は、複雑な感情を抱えながらも前を向こうとする人々の心に寄り添うことでしょう。
RAINBOWSWhile She Sleeps

イギリスのシェフィールドを拠点に活動するメタルコアバンドのホワイル・シー・スリープスが、『RAINBOWS』という曲を含む最新アルバム『SELF HELL』をリリース。
この曲は、困難な状況下でも希望を求める姿勢を、虹やブラックホールといった比喩表現を用いて力強く歌い上げています。
バンドの新境地を感じさせる実験的なサウンドと、逆境に立ち向かう強いメッセージ性が印象的な一曲です。
人生のどん底にいる時や、閉塞感を感じている時に、勇気をもらえる楽曲ではないでしょうか。
ホワイル・シー・スリープスのこれまでの楽曲とはまた違った魅力を感じられる、注目の1曲です。
RitualWithin Temptation

オランダのゴシックメタルバンド、ウィズイン・テンプテーション。
彼らがアルバム『Bleed Out』に先駆けて公開したのが『Ritual』です。
こちらはパワフルなコーラスが不気味な印象を与えている1曲。
歌詞は、愛する人に何らかの儀式をほどこそうとする人物を描いています。
基本的には恐ろしい内容なのですが、要所要所に愛情を感じられるのがポイントですね。
ジャケットのイラストも相まって、想像力を刺激されますよ。
RadioX-Dream

ダークサイケというと多くの方がゴシックなサウンドをイメージするのではないでしょうか?
確かにダークサイケにはそういった曲調の楽曲が多いのですが、中には元となったジャンルであるサイケデリック・トランスの要素をしっかりと残したものも存在します。
そういった作品の代表的な1曲が、こちらの『Radio』。
サイケデリック・トランスの真骨頂である覚醒させるようなメロディーを、絶妙にダークなサウンドでまとめた名曲です。
Rhythm of LoveYES

復活YESの第2弾(通算では12作目)のアルバム『Big Generator』収録曲で、アルバムのリリースは1987年9月。
前作『90125』のヒットを受けて制作されたアルバムですが、途中で前作でもプロデューサーを務めたトレバー・ホーンさんが降板するなど制作は難航した作品だったようです。
ちなみにプロデューサーはギターのトレバー・ラビンさんが担当しています。
サウンドや楽曲の方向的には前作『90125』でのポップでモダンでコンパクトなポップソング路線をさらに追求して完成度を高めたものになっていると思いますが、制作の難航でリリースも当初の予定から1年近く後ろにずれ込んだようで、そのことも影響してか、前作ほどのセールスには至りませんでした。
しかし、今こうやってあらためて聴いてみても、トレバー・ラビンさんのテクニカルで多彩なギタープレイと巧みなコーラスワークが存分に楽しめるサウンドメイクとなっており、時代をこえた名曲と言って間違いないと思います!