「R」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「R」で始まる英単語といえば「Rock」「Rain」「Re」など、楽曲のタイトルに使われていそうなものがたくさんあります。
この記事では、そんなタイトルが「R」から始まる洋楽の名曲を紹介していきますね!
特定の頭文字で始まる曲だけを探す機会はあまりないと思いますが、その分、これまではあまり目につかなかった曲を聴く機会になるんですよね。
新たな発見を楽しみにしながら、この記事をご覧ください。
「R」から始まるタイトルの洋楽まとめ(21〜30)
Reinventing Your ExitUnderoath

アンダーオースをスクリーモと言い切っていいかは意見が分かれるところですが、2000年代半ば以降のスクリーモシーンに与えた影響は計り知れません。
2代目ボーカリストを迎え、2004年にリリースされた名盤『They’re Only Chasing Safety』でバンドは一気にスターダムへとのし上がります。
この楽曲は、関係の終わりや決別を意味する「出口」をいかに作り直すか、という痛切な葛藤がテーマ。
激しい絶叫がもがきを、美しいクリーンボーカルが悲しみを表現し、その鮮やかな対比が心を鷲掴みにします。
本作はゲーム「Rock Band」シリーズにも収録。
元々ポップな曲調だったためシングルに選ばれた経緯もあり、スクリーモ入門としても最適です。
感情の渦に身を任せたい時、この激情と美しさの融合は、最高のカタルシスを与えてくれるでしょう。
RooboshNewDad

幽玄でドリーミーなサウンドに、90年代オルタナの熱量を宿すバンドはいかが?
アイルランド出身のニューダッドは、2018年の結成以来、シューゲイザーとポップが融合した音楽性で注目を集めています。
2024年にリリースしたデビューアルバム『Madra』は、RTÉ Choice Music Prizeにノミネートされるなど高い評価を獲得しましたね。
ボーカルのジュリー・ドーソンさんは人気ゲーム「Life Is Strange」シリーズに楽曲を提供するなど、多彩な才能を発揮しています。
彼女のどこか物憂げな歌声と、時に攻撃的なギターサウンドが織りなす世界観は唯一無二です。
2024年には単独での来日公演を成功させ、2025年のフジロックでの出演も好評を得ました。
来るべきセカンドアルバムのリリースでさらなるブレイクが期待される、注目すべき若手バンドですよ!
Red, White and JerseyBon Jovi

まさにボン・ジョヴィの真骨頂と言える、パワフルで誇り高いロック・アンセムの登場です!
バンドの故郷ニュージャージーへの揺るぎない愛とプライドを、何者にも臆することなく高らかに歌い上げるサウンドは圧巻ですよね。
ジョン・ボン・ジョヴィさんの声帯手術という大きな困難を乗り越えて制作されたという背景もあり、その歌声には逆境を跳ね返すような力強さがみなぎっています。
この楽曲は2024年6月発表のアルバム『Forever』の再録企画として、2025年10月に登場する『Forever (Legendary Edition)』に収録されるナンバー。
スタジアムでの大合唱が目に浮かぶようなドラマティックな音作りで、気分を高めたい時に聴けば、背中を力強く押してくれるのではないでしょうか。
Radioactive DreamsChat Pile & Hayden Pedigo

オクラホマシティのノイズロックシーンで注目を集めるチャット・パイルと、テキサス出身の実験的なギタリスト、ヘイデン・ペディゴさん。
この意外な組み合わせによる新曲がとにかくすごいんです。
チャット・パイルは2022年のアルバム『God’s Country』で高い評価を得たバンドですよね。
本作は、ヘイデン・ペディゴさんの繊細なギター風景と、チャット・パイルの持つ地響きのようなスラッジサウンドが融合した作品です。
静寂から轟音へと駆け上がるポストロック的な構成で、まさに映画を観ているかのような没入感が味わえます。
「放射能の夢」というタイトルが示すように、パーソナルでありながらどこか終末的なムードが漂うサウンドは唯一無二と言えそうですね。
2025年10月リリースの共作アルバム『In the Earth Again』からのリード曲で、予測不能な音楽体験を求める方にはたまらない一曲ではないでしょうか?
Revenge in CarnageDying Wish

2021年のデビュー作から着実に評価を高めてきたポートランドのメロディック・メタルコアバンド、ダイイング・ウィッシュ。
そんな彼らが2025年9月にリリースする待望のアルバム『Flesh Stays Together』から、先行シングルを公開しています。
この楽曲は、ボーカルのエマ・ボスターさんが語る「人間が引き起こす終末的暴力のアンセム」という言葉通り、凄まじい緊迫感に満ちた作品です。
本作では、自己の幻想が崩壊し、自分と他者の境界が曖昧になるという深遠なテーマを探求しています。
その激烈なサウンドは、絶望的な状況下でただ生き残るしかないという強烈なメッセージを突きつけてきますよ。
日常に潜む不条理や自身の内なる葛藤と向き合うための、ある種の力強いサウンドトラックとして響くはずです。
Rap KingpinGhostface Killah

ヒップホップ・グループ、ウータン・クランの主要メンバーであり、ソロとしても高い評価を集めているのがゴーストフェイス・キラーさんです。
そんな彼が2025年8月にリリースするアルバム『Supreme Clientele 2』から先行で公開した作品が、こちらの一曲。
プロデューサーのスクラム・ジョーンズさんがエリック・B.&ラキムさんの名曲と自身の過去作のビートを大胆に再構築したサウンドは、まさにイーストコースト・ヒップホップの王道といった趣ですね。
この楽曲では、ラップゲームの頂点に立つキングピンとしての威厳に満ちた物語が描かれています。
2000年公開の名盤『Supreme Clientele』の正式な続編からの作品なだけに、彼の力強いフロウをじっくり味わいたいヘッズにはたまらない仕上がりです。
Rock A Bye BabyJean Dawson

ジャンルを横断する実験的なポップサウンドで人気を集めるミュージシャン、ジーン・ドーソンさん。
2020年のアルバム『Pixel Bath』などで高い評価を得てきた彼ですが、今回の作品も非常にユニークなものでした。
本作は2025年8月に公開されたシングルで、プロジェクト『Rock a Bye Baby Glimmer of God』からの先行曲となっています。
サウンドはマイケル・ジャクソンさんの雰囲気も感じさせる80年代風のきらびやかなシンセポップで、思わず体が動くキャッチーな仕上がりです。
その一方で、子守唄というモチーフを通じて、安らぎと紙一重の危うさや、闇の中にかすかな光を見出すような奥深い世界観が描かれています。
プリンスさんのようにジャンルレスな音楽が好きな方にはたまらない作品なので、ぜひチェックしてみてください。





