「R」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「R」で始まる英単語といえば「Rock」「Rain」「Re」など、楽曲のタイトルに使われていそうなものがたくさんあります。
この記事では、そんなタイトルが「R」から始まる洋楽の名曲を紹介していきますね!
特定の頭文字で始まる曲だけを探す機会はあまりないと思いますが、その分、これまではあまり目につかなかった曲を聴く機会になるんですよね。
新たな発見を楽しみにしながら、この記事をご覧ください。
「R」から始まるタイトルの洋楽まとめ(11〜20)
Roof OffLaura Vane & The Vipertones

イギリスとオランダを跨ぐクロスボーダーなファンク・バンド、ローラ・ヴェイン・アンド・ザ・ヴァイパートーンズ。
オランダのファンクDJたちと英国のシンガー、ローラ・ヴェインさんが2008年に意気投合して結成されました。
そんな彼らの代表曲として知られているのが、デビュー・アルバム『Laura Vane & the Vipertones』の1曲目に収録されているこちらの楽曲。
2009年8月にリリースされた本作は、60~70年代のソウル・ファンクを軸に、ブレイクビーツ感の強いドラミングと骨太なホーンが一気に押し寄せるダンスフロア直撃のサウンドです。
ブレイクダンス・シーンでも定番として親しまれており、B-Boyクラシックとも称されています。
Roc Steady (feat. Flo Milli)Megan Thee Stallion

テキサス出身のフィメールラッパー、メーガン・ザ・スタリオンさんとフロリダの新鋭フロー・ミリさんがタッグを組んだこちらの作品は、2024年10月リリースのアルバム『MEGAN: ACT II』に収録されたクラブアンセムです。
サイアラさんの2004年の名曲『Goodies』のシンセリフをモダンに再解釈したビートは、アーリー2000年代のクランクと現代トラップを橋渡しする痛快なサウンド。
腰を大胆に動かすトゥワークにぴったりな低域の効いたリズムが全身を突き動かします。
メーガンさんの攻撃的なパンチラインとフロー・ミリさんの跳ねるようなフロウの対比が気持ちよく、二人の自信に満ちたラップは「自分らしく堂々と楽しむ」というメッセージを強く放っていますよ。
Rebel YellBilly Idol

ロンドン・パンクの現場からニューヨークへと渡り、MTV全盛期を象徴するスターへとのし上がったビリー・アイドルさん。
1982年にソロデビューを果たし、パンクとニューウェイヴを土台にしながら、ハードロックやポップ・ロックを融合させた独自のサウンドを確立しました。
名盤『Billy Idol』や『Rebel Yell』から生まれた数々のヒット曲は、ギタリストのスティーヴ・スティーヴンズさんとの緊密な協働によって磨かれ、金髪のスパイクヘアとレザー&スタッズという強烈なヴィジュアルとともに、80年代のロックシーンに鮮烈な印象を刻みました。
MTV VMAでの受賞歴も持ち、パンクの反骨精神とアメリカン・ポップのキャッチーさを併せ持つ稀有な存在として、今なお多くのロックファンを魅了し続けています。
Raindance (ft. Tems)Dave

南ロンドン出身のUKラップの旗手、デイヴさんが、ナイジェリア出身の世界的シンガーであるテムズさんを迎えた新曲は、繊細なピアノと抑制されたビートが織りなすミニマルなトラックの上で、心の痛みや不安を抱えながらも前に進もうとする2人の姿が描かれています。
雨に打たれることを恐れずに踊り続けるというメタファーを通じて、過去の傷を癒し、関係性を再構築していく様子が静かに語られる本作は、デイヴさんの内省的なライムとテムズさんの伸びやかな歌声が見事に調和した至高の1曲です。
2025年10月にアルバム『The Boy Who Played the Harp』の一部としてリリースされ、英国のヒップホップ&R&Bチャートで1位を獲得するなど、すでに高い評価を得ています。
深夜のドライブや雨の日の静かな時間にぴったりな作品ですから、ぜひじっくりと聴き込んでみてくださいね。
Ride Or DieMegan Thee Stallion x VickeeLo

ヒューストンのメーガン・ザ・スタリオンさんと、ニューオーリンズのバウンス・シーンを牽引するヴィッキー・ローさんが手を組んだこの楽曲は、映画『Queen & Slim』のサウンドトラックに収録された、高速ビートが炸裂するクラブ・アンセムです。
2019年10月に配信された本作は、ニューオーリンズ伝統のバウンス・ミュージックを軸に、808キックと鋭いスネアが腰の動きを誘う2分間の短距離走。
互いにパワフルなラップを畳みかけるふたりのフロウは、自立した女性像と危機も快楽も共に駆け抜ける「仲間との絆」をストレートに表現しており、トゥワークダンスと共に解放感を得たい瞬間にぴったりです。
プロデューサーのBlaqNmilDが手がけた低音の効いたサウンドは、クラブでも自宅でも体を動かしたくなる強度を備えています。
RelationshipsHaim

三姉妹バンドのHAIMが2025年3月にリリースした楽曲は、恋愛における複雑な感情をテーマにしています。
好きという気持ちと、関係の難しさに葛藤する心情がリアルに描かれた作品で、恋愛に悩んだことがある方なら共感できる内容です。
70年代のクラシック・ロックと90年代のR&Bを融合させた彼女たちらしいサウンドに、フォークやパワー・ポップの要素が加わり、午後のカフェでゆったりと過ごすひとときにぴったりの心地良さ。
現在制作中の4枚目のアルバムからの先行シングルということで、新たな音楽的進化が感じられる仕上がりです。
心地良いサウンドに身を委ねながら、静かなお昼のひとときにこの楽曲を聴いてみてはいかがでしょうか。
「R」から始まるタイトルの洋楽まとめ(21〜30)
Reputationjxdn

TikTok出身でありながらポップ・パンクの可能性を広げてきたジェイデンさん。
トラヴィス・バーカーさんのレーベルから2021年にアルバム『Tell Me About Tomorrow』でデビューし、2024年には『When the Music Stops』をリリースしました。
そんな彼が2025年10月にLava MusicとRepublic Recordsという新レーベル体制でリリースした本作は、まさに再出発を象徴する一曲。
承認を求めるのではなく、自らの物語を取り戻すというテーマが力強く響きます。
アンセミックなメロディとエモーショナルなロックサウンドが融合し、これまでのキャリアで培ったポップ・パンクの感性をさらに成熟させた仕上がりです。
新たな環境で自分自身を語り直そうとする彼の覚悟が、聴く者の心に深く刻まれますよ。





