「R」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「R」で始まる英単語といえば「Rock」「Rain」「Re」など、楽曲のタイトルに使われていそうなものがたくさんあります。
この記事では、そんなタイトルが「R」から始まる洋楽の名曲を紹介していきますね!
特定の頭文字で始まる曲だけを探す機会はあまりないと思いますが、その分、これまではあまり目につかなかった曲を聴く機会になるんですよね。
新たな発見を楽しみにしながら、この記事をご覧ください。
「R」から始まるタイトルの洋楽まとめ(71〜80)
Rock And Roll (Part 1 & 2)Gary Glitter

グリッターをまとった衣装で70年代を象徴する、英国出身のゲイリー・グリッターさんのデビュー曲です。
1972年3月に発売され、UKチャートで3週連続2位を記録しました。
本作はロックンロールへの賛歌ともいえるボーカルパートと、躍動的なリズムと「Hey」の掛け声だけで構成されたインストパートの二部構成になっています。
理屈抜きの高揚感が、聴く人を一瞬で熱狂の渦に巻き込んでしまう魅力がありますね。
デビューアルバム『Glitter』にも収録され、映画『Joker』の印象的なシーンで使われたのを覚えている方も多いかもしれません。
スタジアムを揺るがすような一体感を味わいたいときに聴いてみてはいかがでしょうか?
R U Sleeping (Bump ‘N’ Flex Remix)Indo

アメリカ・シカゴを拠点としたガラージ・ハウス・プロジェクト、インドの作品です。
メンバーはグラミー受賞曲のプロデュースに関わるなど、確かな実力を持つ制作者集団で、米国のハウスと英国のガラージシーンを繋ぐ架け橋となりました。
この楽曲は、UKガラージの名門バンプ&フレックスがリミックスを手掛けたもの。
自分の気持ちに気づいてくれない相手への「眠っているの?」と問いかけるような切なさが、洗練された2ステップのビートに乗って心地よく響きます。
細かく刻まれるボーカルの断片と浮遊感のあるサウンドが、都会的でクールなダンスナンバーに昇華させています。
本作はUKシングルチャートで31位を記録し、名盤コンピ『Pure Garage Anthems』にも収録されました。
少しセンチメンタルな気分の夜に、体を揺らしながら聴きたくなる一曲です。
RoyalsLorde

きらびやかな世界と自分たちを比べて、何となく物足りなさを感じてしまう、そんな青春の複雑な心境に寄り添ってくれるのが、ニュージーランド出身のロードさんです。
彼女がわずか16歳で手がけたこの楽曲は、豪華な暮らしや富をうたう音楽とは一線を画しています。
ありのままの日常こそが自分たちの王国なのだと、クールなまなざしで宣言しているようですよね。
そんな等身大の叫びは、2013年6月に公開されたデビュー・アルバム『Pure Heroine』に収録され、全米チャートで9週連続1位を獲得。
本作は、多くの若者の心をつかみました。
背伸びすることに疲れたとき、自分たちの今を肯定したいと願うあなたの心を、きっと力強く後押ししてくれるはずです。
Round And RoundTevin Campbell

10代とは思えない卓越した歌唱力でシーンに現れたアメリカのシンガー、テヴィン・キャンベルさん。
彼の名を世に知らしめたデビュー曲は、1990年9月に公開された作品で、なんとあのプリンスさんが全面的に手掛けています。
恋の駆け引きに翻弄され、同じ場所をぐるぐる回るもどかしい気持ちを歌いながらも、その状況さえ楽しむ若さが、彼のしなやかな歌声から伝わってきますよね。
プリンスさん自身の映画『Graffiti Bridge』の挿入歌としても話題を呼び、第33回グラミー賞にもノミネート。
デビューアルバム『T.E.V.I.N.』にも収録された本作を聴きながら、90年代のグルーヴに身を委ねていきましょう!
Redneck CrazyTyler Farr

アメリカ出身のカントリーシンガー、タイラー・ファーさん。
オペラで鍛えた力強い歌声を持つ彼のデビュー作ということもあり、大きな注目を集めたアルバム『Redneck Crazy』の表題曲です。
この楽曲で描かれるのは、恋人に裏切られた男性の少し歪んだ純情。
悲しみが怒りへと変わり、元恋人の家の前で騒ぎを起こすというストーカー的な行動に走る様子が、人間味あふれると同時に恐ろしくもあります。
2013年に公開された本作は、その過激さから物議を醸しながらも、カントリーチャートで初登場2位を記録。
甘いだけではない恋愛の側面を覗いてみたい時に、手に取ってみてはいかがでしょうか?
主人公の行動は決して褒められませんが、その激情に共感してしまう方もいるのでは?
RajieenMultiple artists

中東・北アフリカ11カ国から25組ものアーティストが集結し、故郷を追われた人々の苦しみと帰還への強い意志を、ヒップホップやソウルを織り交ぜた壮大なサウンドで歌い上げた一曲です。
歴史的な悲劇や、世界の不条理を告発する痛烈な言葉の数々。
「我々は必ず帰ってくる」という力強い宣言が、彼らの魂の叫びそのもののように聞こえてなりません。
この楽曲は2023年10月、ガザで人道危機に直面する人々、とりわけ子どもたちへの支援を目的として制作された作品です。
自分とは関係ないことだと思わず、8分を超える本作に込められた彼らの切実な願いに耳を傾けてみませんか?
Right Here, Right NowFatboy Slim

ビッグ・ビートという一大ムーブメントを世界に巻き起こした、イギリスのファットボーイ・スリムさん。
本作は1999年4月に公開され、UKシングルチャートで2位を記録した名盤『You’ve Come a Long Way, Baby』からの金字塔的な一曲です。
「今、ここで!」というシンプルかつ力強いメッセージの繰り返しは、聴いているだけでアドレナリンが全開になりますよね!
この圧倒的な高揚感は、映画『クランク』の予告編やAdidasの広告にも採用されるほど。
人生の重要な局面や、自分を限界まで追い込みたいトレーニングの場面にピッタリ!
すべてを懸ける「その瞬間」を、この強烈なビートと共に迎えてみてはいかがでしょうか?





