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「R」から始まるタイトルの洋楽まとめ

「R」で始まる英単語といえば「Rock」「Rain」「Re」など、楽曲のタイトルに使われていそうなものがたくさんあります。

この記事では、そんなタイトルが「R」から始まる洋楽の名曲を紹介していきますね!

特定の頭文字で始まる曲だけを探す機会はあまりないと思いますが、その分、これまではあまり目につかなかった曲を聴く機会になるんですよね。

新たな発見を楽しみにしながら、この記事をご覧ください。

「R」から始まるタイトルの洋楽まとめ(71〜80)

RefugeAndrew Hill

Refuge (Rudy Van Gelder Edition/1999 Remaster)
RefugeAndrew Hill

ピアニスト、アンドリュー・ヒルさんによる作品であり、モダンジャズの名盤として知られる『Point Of Departure』。

エリック・ドルフィーさんらスター級の奏者が集結した、ブルーノートレーベルの傑作です。

アヴァンギャルドな響きやスリリングな展開が、聴き手だけでなく、演奏者自身の感情も揺さぶる、情熱的なセッションが魅力!

演奏中にメンバーが涙したという有名な逸話も、この作品の感動的な背景を物語っています。

決まりきったジャズの枠を飛び越えたい方や、知的で自由な音の世界に触れたい方に、ぜひおすすめしたい一枚といえるでしょう。

Rotten To The CoreOVERKILL

パンクの衝動をまとったサウンドなのに歌詞は社会の腐敗をえぐる強烈さ、このギャップのとりこになる人続出の中毒性の高いオーヴァーキルのデビューアルバム収録曲である『Rotten To The Core』。

猛スピードで刻まれるリフや、突き抜けるような高音シャウトが何度も繰り返されるのがこの曲の特徴。

シンプルな構成だからこそ、バンドの持つ初期衝動が世代を問わず多くの方の心に直接響くのかもしれませんね。

まずは、猪突猛進なリズム隊に身を任せ、徐々に切り込んでくるギターの応酬を体感していきましょう!

Rockers DelightJah Shaka & Aswad

1980年代のUKダブシーンを体感できる名コラボレーションです。

ジャマイカ出身のサウンドシステム・キング、ジャー・シャカさんと、ロンドンが誇るアスワドが見事に共演。

深く沈み込むベースの上を、幾重にも重なるエコーが漂い、アスワドの洗練されたコーラスが幻想的な音の渦を生み出します。

本作は1985年頃にアルバム『Jah Shaka Meets Aswad in Addis Ababa Studio』の一曲として公開された作品で、後にグラミー賞にもノミネートされるアスワドの演奏力が光ります。

部屋の明かりを落とし、音の波に身を委ねながら、心ゆくまでその浮遊感にひたってみてはいかがですか?

Right Here, Right NowFatboy Slim

Fatboy Slim – Right Here, Right Now [Official 4K Video]
Right Here, Right NowFatboy Slim

ビッグ・ビートという一大ムーブメントを世界に巻き起こした、イギリスのファットボーイ・スリムさん。

本作は1999年4月に公開され、UKシングルチャートで2位を記録した名盤『You’ve Come a Long Way, Baby』からの金字塔的な一曲です。

「今、ここで!」というシンプルかつ力強いメッセージの繰り返しは、聴いているだけでアドレナリンが全開になりますよね!

この圧倒的な高揚感は、映画『クランク』の予告編やAdidasの広告にも採用されるほど。

人生の重要な局面や、自分を限界まで追い込みたいトレーニングの場面にピッタリ!

すべてを懸ける「その瞬間」を、この強烈なビートと共に迎えてみてはいかがでしょうか?

Race With Devil On Spanish HighwayAl Di Meola

稲妻のごとく速いピッキングと情熱的な旋律で、多くのファンを虜にしてきたアメリカのギタリスト、アル・ディ・メオラさん。

チック・コリアさん率いるリターン・トゥ・フォーエヴァーでその名を世界に轟かせました。

彼の音楽の神髄は、ジャズを基盤としながら、ラテンやフラメンコ、ロックの魂を大胆に融合させた点にあります。

高速のフレーズや複雑なリズムの連続など、超絶技巧と呼ぶにふさわしい要素がちりばめられていますが、その中に息づく詩的なメロディーが心を打ちます。

まるで情熱の奔流と静寂が交錯する映画のワンシーンを見ているかのような、聴きごたえのあるサウンドが楽しめるアーティストです。

Red BaronBilly Cobham

「手数王」の異名でも知られるパナマ出身のジャズドラマー、ビリー・コブハムさん。

マイルス・デイヴィスさんのセッションや、自身が共同設立したマハヴィシュヌ・オーケストラでの活動を経て、ジャズ・フュージョンの先駆者として大きな注目を集めました。

1973年のソロ作『Spectrum』は、ジャズの枠を超えた大ヒットを記録!

要塞のような巨大なドラムセットから繰り出される超絶技巧のプレイは圧巻です。

そのパワフルで革新的なスタイルは、プリンスさんなど後進のアーティストにも多大な影響を与えており、80歳を超えてなお進化を続ける姿に称賛の声が寄せられています。

Running On FaithEric Clapton

人生の苦難の中、信仰だけを頼りに一筋の光を求める祈りのような歌声が胸を打つ、イギリスが誇るギタリスト、エリック・クラプトンさんの一曲。

本作は、クラプトンさん自身のアルコール依存からの回復という経験が投影された、切実でパーソナルな物語が描かれています。

1989年11月発売の彼自身もお気に入りだというアルバム『Journeyman』に収録され、その後1992年の名盤『Unplugged』で披露されたアコースティック版も大人気に!

ブルースに根差したサウンドと温かい歌声が、明日へ踏み出す勇気をくれます。

何かを信じたい、でも自信が持てない、そんな夜にそっと寄り添ってくれるような作品です。