「W」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「W」から始まるタイトルの曲というと、あなたは思い浮かべる曲があるでしょうか?
普段、曲名のタイトルの頭文字を意識することってあまりないと思うので、パッと思いつかないかもしれませんね。
ですが、「W」から始まる英単語といえば「What」や「Where」「Who」などの疑問詞があり、それだけでもたくさんの曲がありそうですよね!
そのほかにも「Walk」「Wonder」「Word」など楽曲のタイトルに使われていそうな単語がたくさんあります。
この記事では、そうした「W」で始まるタイトルの曲をたくさん紹介していきますね。
これまであまり意識してこなかった視点で音楽を探してみることで、新しい楽曲と出会えるかもしれません。
「W」から始まるタイトルの洋楽まとめ(1〜10)
We Work the Black SeamNEW!Sting

ソロ活動ではジャズやロックを織り交ぜた音楽性で、社会的なメッセージを持つ楽曲も手がけているスティングさん。
1985年6月発売のソロデビューアルバム『The Dream of the Blue Turtles』から、彼の強い意志が感じられる一曲をご紹介します。
本作は、当時のイギリス炭鉱労働者の視点で、仕事への誇りと原子力時代へ移り変わる未来への不安や怒りを歌っています。
無機質なリズムと情熱的なサックス、そして人間味あふれる歌声が織りなすサウンドは圧巻です。
労働者の叫びを描いた歌詞とドラマティックな曲調が絶妙にマッチしているので、ぜひチェックしてみてください。
What Could Have BeenNEW!Sting

世界的人気を博すゲームが原作のアニメシリーズ『Arcane: League of Legends』。
そのシーズン1クライマックスを彩る作品として、2021年11月に公開されたのが、この壮大なバラードです。
本作は、登場人物が抱える後悔や、失われてしまった「ありえたかもしれない未来」への痛切な叫びを歌い上げています。
スティングさんの深みのあるボーカルと、ヴァイオリニストのレイ・チェンさんが奏でる情熱的なヴァイオリンが融合し、聴く者の心を締めつけるような切ない雰囲気に仕上げられていますね。
物語の余韻に深く浸りたい夜にぴったりのナンバーではないでしょうか。
ぜひチェックしてみてください。
When We DanceNEW!Sting

数多くあるスティングさんの名曲の中でも今回オススメしたいのは、1994年10月に発売された美しいバラードです。
この楽曲は初のベスト盤『Fields of Gold: The Best of Sting 1984-1994』の新曲として収録されました。
愛する人が自分ではない誰かを見つめているという、三角関係のやるせない心情を描いたリリックと、穏やかでロマンチックな曲調が絶妙にマッチしています。
メロディの一部に不協和音をしのばせることで、切ない物語に深みを与え、より感傷的な雰囲気に仕上げられています。
英国でソロ唯一のトップ10ヒットとなった本作は、大人の恋愛のほろ苦さがただよう魅力的な作品です。
「W」から始まるタイトルの洋楽まとめ(11〜20)
Why Should I Cry For You?NEW!Sting

ポリスのフロントマンとして世界的な人気を集めたイギリスのアーティスト、スティングさん。
こちらでご紹介するのは、1991年1月に発売されたアルバム『The Soul Cages』に収録されている作品です。
本作は、父親を亡くした深い喪失感をテーマにしており、スティングさん自身の内省的な世界が広がっています。
亡き父への単純な悲しみではなく、後悔や愛情が入り混じった複雑な心境が、海や船といったモチーフを通して描かれているのが印象的です。
静かで落ち着いた雰囲気がただようメロディは、心をそっと包み込んでくれるかのようです。
静かな夜に一人で物思いにふけりたい時に、ぜひ聴いてみてください。
Words I Should’ve saidNEW!Mick Jenkins & EMIL Feat. ENNY

比喩やコンセプトを軸にした叙情性で知られるシカゴのラッパー、ミック・ジェンキンスさん。
そんな彼がUKのプロデューサー、エミルさんと組み、ロンドンで台頭するエニーさんを客演に迎えた楽曲が、2025年9月に公開されました。
この作品はミックさんとエミルさんによる共同プロジェクト『A Murder of Crows』からの一曲ですね。
本作では、過ぎ去った関係の中で「言うべきだった言葉」への後悔や自責の念が内省的に描かれています。
装飾を削ぎ落としたビートが2人のラップの重みを際立たせており、それぞれの視点から語られる後悔の念には、聴き手自身の記憶も重なり、何とも言えない気持ちにさせられます。
What A LifeNEW!Rachel Chinouriri

ブリットポップの遺伝子を現代に受け継ぐ歌声で注目を集めるロンドン出身のシンガーソングライター、レイチェル・チヌリリさん。
BBCの新人投票に名を連ねるなど、その確かなソングライティング力で評価を得ています。
そんな彼女がEP『Little House』の拡張版として届けた一曲は、2024年5月リリースのデビューアルバム『What a Devastating Turn of Events』とはまた違った魅力を放つ作品です。
この楽曲では、愛する人とのささやかで幸福な未来を夢見る、心温まるリリックが描かれています。
穏やかで心地よいインディーポップ調のサウンドなので、大切な人と過ごす時間や、静かな夜に一息つきたい時に合うかもしれませんね。
本作は彼女が「愛に満ちた精神」を表現するために選んだ特別な一曲のようです。
Weirdo (feat. Lee Jennings)NEW!The Rasmus

2003年の名盤『Dead Letters』で世界的な成功を収めたフィンランドのロックバンド、ザ・ラスマス。
30年近いキャリアを誇る彼らが2025年9月にリリースした11枚目のアルバム『Weirdo』から、そのタイトルを冠した一曲です。
この楽曲は社会の規範に馴染めない「変わり者」を力強く肯定する、まさにアウトサイダーのための応援歌。
フロントマン自身の経験が基になった、自分らしくあることの誇りを歌うリリックも非常に興味深いですね。
ダークな雰囲気とポップなフックが融合した音世界が印象的で、The Funeral PortraitのLee Jenningsさんとの共演が楽曲のメッセージをさらに深くしています。
疎外感を抱いたことがある方にはたまらない作品なので、ぜひチェックしてみてください。