【おすすめ】交響曲&宗教曲の大家・ブルックナーの名曲を厳選
交響曲と宗教音楽の大家と知られた、オーストラリアの作曲家兼オルガニスト、アントン・ブルックナー。
本記事では、重厚感のある曲調や、敬けんなカトリック教徒であったことがうかがえる宗教色の強い作風で知られる彼の作品の中でも、名曲として幅広く知られている作品をご紹介します。
オーストリアの豊かな自然と荘厳なバロック建築の教会を思わせる優雅で壮大な風景が見え隠れする、ブルックナーらしい深みのある作品の数々を、動画と解説あわせてお楽しみください。
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【おすすめ】交響曲&宗教曲の大家・ブルックナーの名曲を厳選(41〜50)
槍騎兵のカドリーユ WAB.120 第3番Anton Bruckner

アントン・ブルックナーが世に残した数少ないピアノ曲の中でも『槍騎兵のカドリーユ』は、1850年頃に書かれた軽快でリズミカルな舞曲集として親しまれている作品です。
特に第3番は約3分20秒の演奏時間を要する作品。
社交ダンスであるカドリーユの特徴を捉えた、繰り返される旋律が印象的。
ブルックナーの交響曲に親しんでいる方には新鮮な魅力が感じられるはず。
気軽に楽しめるピアノ小品を探している方にもおすすめできる1曲です。
槍騎兵のカドリーユ WAB.120 第4番Anton Bruckner

こちらの作品は1850年に書かれたアントン・ブルックナーによるピアノ独奏曲で、演奏時間は4分10秒ほど。
交響曲などの大作を主戦場とするブルックナーらしからぬ軽快でダンサブルな舞曲で、当時の社交的な雰囲気が感じられます。
ピアノを通して表現される華やかさと優雅さは、クラシック音楽初心者の方にもおすすめできる1曲です。
ピアノ曲にあまり馴染みのない方はもちろん、ピアノを練習されている方もぜひレパートリーに加えてみてくださいね。
カドリール 夏:アレグレット WAB.121Anton Bruckner

1854年頃に書かれたピアノ四手のためのダンス音楽『カドリール』は、後期ロマン派の巨匠アントン・ブルックナーが手掛けた全6部構成の親しみやすい作品。
特に「夏:アレグレット」は軽快なリズムが印象的で、ブルックナーのピアノ曲の中でも比較的馴染みやすい一曲と言えるでしょう。
交響曲とは一味違う、家庭的で心温まるブルックナーの一面を味わえる作品です。
クラシック初心者からピアノ愛好家まで、幅広い層に楽しんでもらえそうですね。
シュタイアーマルクの人びと WAB.122Anton Bruckner

後期ロマン派の巨匠アントン・ブルックナー。
交響曲やミサ曲の大作で知られる彼ですが、実は親しみやすい響きのピアノ小品も残しているんです。
1850年頃に作曲された『シュタイアーマルクの人びと』は、オーストリア南部の民謡をモチーフにした性格的な作品。
軽快でフォークロア調の旋律は、ブルックナーの故郷への愛着を感じさせます。
シンプルな構造ながら温かみのある音楽性は、彼の大作とはまた違った魅力。
クラシック初心者の方にもおすすめしたい、ブルックナーの隠れた名曲です。
槍騎兵のカドリーユ WAB.120 第2番Anton Bruckner

アントン・ブルックナーによる初心者にもオススメのピアノ作品『槍騎兵のカドリーユ』。
後期ロマン派の代表的な作曲家で知られるブルックナーですが、実は短めの親しみやすいピアノ曲も残しており、本作もその一つ。
1850年代に自身の生徒向けに書かれた、4つのパートで構成されるコンパクトなダンス曲で、オーストリアの民俗舞踏を思わせる軽快な響きが魅力です。
それぞれのパートで独自の旋律とリズムが展開され、重厚な交響曲とは一味違った表情を感じられるでしょう。
ブルックナー初心者の方にこそ、ぜひ触れていただきたい作品です。
アヴェ・マリア ヘ長調Anton Bruckner

1861年に作曲された宗教音楽。
アントン・ブルックナーは『アヴェ・マリア』を3曲残していますが、一般的に知られているのはこの第2作目です。
男女7声が美しく重なり合い、この上なく清らかな印象を与えています。
『アヴェ・マリア』といえばグノーやシューベルトの作品が有名ですが、ブルックナーの作品も優れた曲として国内外の教会でたびたび演奏されています。
ランシェ=カドリーユ ハ長調Anton Bruckner

「ブルックナーといえば荘厳で重厚な曲調」というイメージを良い意味で裏切る、軽やかで明るいピアノ曲。
カドリーユとは男女4組が四角に並んで踊るダンスを指し、音楽のスタイルとしても確立されています。
楽しく、うきうきとした気分にさせてくれる魅力的な1曲です。





