【おすすめ】交響曲&宗教曲の大家・ブルックナーの名曲を厳選
交響曲と宗教音楽の大家と知られた、オーストラリアの作曲家兼オルガニスト、アントン・ブルックナー。
本記事では、重厚感のある曲調や、敬けんなカトリック教徒であったことがうかがえる宗教色の強い作風で知られる彼の作品の中でも、名曲として幅広く知られている作品をご紹介します。
オーストリアの豊かな自然と荘厳なバロック建築の教会を思わせる優雅で壮大な風景が見え隠れする、ブルックナーらしい深みのある作品の数々を、動画と解説あわせてお楽しみください。
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【おすすめ】交響曲&宗教曲の大家・ブルックナーの名曲を厳選(31〜35)
交響曲第9番Anton Bruckner

ブルックナーが取り組んだ最後の交響曲であり、作曲者が他界したときに未完の状態で残されました。
現在でも第四楽章の補筆完成の試みが続けられています。
全体として、明色系の豊かな音色にあふれ、序盤は若干早めのテンポで進み、中盤からは舞曲のような流れていくような美しい情景です。
終盤は夢を見るような静かな心地よさを感じ、終わりはあっさりとした感じで終わります。
無用な加減速がないので好感がもてます。
交響曲第9番 第3楽章Anton Bruckner

交響曲第8番完成後、1987年8月に作曲を開始しましたが、以前の作品の改訂で中断され、1891年にようやく集中できるようになりました。
たび重なる病気を押して、死の直前まで完成させようと力を尽くしましたが、第4楽章を欠いた三楽章までの交響曲となりました。
槍騎兵のカドリーユ WAB.120 第1番Anton Bruckner

1850年頃に作曲された『槍騎兵のカドリーユ WAB.120』は、6つのセクションからなる四手連弾のための作品で、19世紀の社交ダンス「カドリーユ」に基づいた軽快な舞曲の要素が含まれています。
交響曲の重厚な印象とは異なる、よりカジュアルで親しみやすいブルックナーの一面が垣間見える貴重な作品といえるでしょう。
クラシック初心者の方にもおすすめできる、ブルックナーの多様な才能を感じられる1曲です。
交響曲第7番Anton Bruckner

ブルックナーの交響曲というと、「壮大なスケール」「壮大な終結部」というイメージが根付いている。
この曲も例外ならず、全四楽章全てを演奏すると演奏時間は1時間を超える。
この曲の特徴はワーグナーチューバが用いられていることで、第二楽章と第四楽章では、その独特なハーモニーに包まれる。
エクアーレ ハ短調Anton Bruckner

エクアーレとは「同声」という意味で、複数の同じ楽器を用いた作品のことを指します。
アントン・ブルックナーは、1847年に3本のトロンボーンのための『エクアーレ ハ短調』を作曲しました。
疲れた人の心にそっと寄り添うかのような、穏やかで叙情的なメロディが魅力的な1曲です。