【名作クラシック】涙が出るほど美しい珠玉の名曲を一挙紹介
クラシック音楽の名曲は、テレビや映画、ショッピングモールなどで流れており、日常生活のBGMとして私たちの生活に浸透しています。
「この曲を聴くとなぜか涙が……」と感じていた楽曲が、実はクラシック音楽だったということも多くあります。
今回は、そんなクラシック作品のなかから、「泣けるほど切なく美しい」をテーマに、クラシック史に残る名曲を厳選!
繊細さと大胆さをあわせ持つクラシックならではの奥深い響きを、心ゆくまでお楽しみください。
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【名作クラシック】涙が出るほど美しい珠玉の名曲を一挙紹介(81〜90)
動物の謝肉祭 第13曲「白鳥」Camille Saint-Saëns

組曲『Le Carnaval des animaux』からの旋律で、カミーユ・サン=サーンスによる名高い作品です。
元は1886年初頭の謝肉祭の余興として構想された組曲中の1曲で、作曲者が存命中に唯一出版を許したものです。
チェロが奏でる流麗なメロディは、水面を滑る白鳥の優雅な姿や、伝説に語られる「白鳥の歌」の幻想的な情景を思わせます。
1905年にアンナ・パヴロワがこの曲に合わせて創作したバレエ「死の白鳥」は世界的に知られ、フィギュアスケートの羽生結弦選手もエキシビションで使用し感動を呼びました。
夏の暑さを忘れさせ、心に潤いを与えてくれるような、美しいチェロの音色に浸りたい方に聴いてほしい一曲です。
3つのノヴェレッテ 第3番Francis Poulenc

この曲は、スペインの作曲家ファリャ作曲のバレエ音楽『恋は魔術師』の中の主題を基に作曲されています。
1つの主題がさまざまに色づけられ、メランコリックな表情を感じさせる美しい曲に仕上げられています。
ダイナミックでありながらも切ない表情を見せる作品で、熱い思いを内に秘めているかのような印象を受けます。
この曲は、プーランクの友人であるギブソンに献呈されました。
ちなみに、曲名の「ノヴェレッテ」とはフランス語で「短編小説」を意味します。
楽興の時 第4番Sergei Rachmaninov

近代クラシックを代表するロシア出身の作曲家、セルゲイ・ラフマニノフ。
4歳のころから音楽の才能を周りに見いだされて、22歳のころには交響曲の第1番を完成させました。
ヤッシャ・ハイフェッツといい、ロシアは早熟の天才を多く生み出していますね。
そんなラフマニノフの名曲である、こちらの『楽興の時 第4番』は1896年に発表された作品で、シューベルト、ショパン、リストなどから影響を受けた、美しい旋律で人気を集めました。
切なさと美しさが見事にミックスされていますので、ロマン派音楽が好きな方にオススメです。
24の前奏曲 作品28 第15番 変ニ長調 「雨だれの前奏曲」Frederic Chopin

「ピアノの詩人」とも称される天才、ショパンの作品はクラシックにあまり詳しくない方であっても一度くらいは耳にしているはずですし、美しいメロディを持つ楽曲が多いですからクラシック初心者にも聴きやすいと言えそうですよね。
そんな数多くあるショパンの名曲の中でも、今回紹介しているのは『24の前奏曲 作品28 第15番 変ニ長調』通称『雨だれの前奏曲』と呼ばれる作品です。
「24の前奏曲 作品28」自体は短めの楽曲で構成された作品で、その中で最も長い作品がこちらの『雨だれ』なのですね。
なんだか『雨だれ』という邦題が実にロマンチックでいてどこか寂しげな作品を予感させますが、これはショパンがマヨルカ島で降る雨音をイメージして作られたというエピソードがあり、左手で厳かに連打されるA♭の音がまるで雨音を表現しているかのように聴こえることから付けられたタイトルで、作曲者本人が付けたタイトルではありません。
中盤のどこか重苦しい雰囲気から、ラストにまた静寂の雨音へと戻る展開は何とも叙情的かつ豊かな詩情を感じさせるもので、聴いているうちに自然と涙がこぼれてしまうほどの感動を与えてくれますよ。
舟歌 第1番Gabriel Urbain Fauré

カミーユ・サン=サーンスの弟子として知られているフランス出身の作曲家、ガブリエル・フォーレ。
ロマン派音楽を主体とした音楽性で現在にいたるまで世界中で愛されている作曲家です。
こちらの『舟歌 第1番』は彼の代表的な作品の一つで、ピアノ曲としては、『夜想曲』や『幻想曲』とならぶ、難しい課題として知られています。
前半は切ないメロディーに仕上げられているのですが、海をテーマにしているということもあり、後半は美しく壮大なメロディーに仕上げられています。



