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【2025年版】夏の終わりに聴きたい洋楽|定番~最新曲まで

夏の終わりという時期は、厳しい暑さに解放される喜びと同時に、どこか物悲しい気持ちにさせられるものですよね。

楽しかった夏、悲しい思い出となってしまった夏……それぞれの夏の記憶を胸に、ぜひ聴いてもらいたい洋楽の名曲たちを今回はご紹介します。

ずばり夏の終わりを歌った切ない楽曲はもちろん、壮大なロック・バラードやセンチメンタルなナンバー、最新のヒット曲にあまり知られていない隠れた名曲まで、バラエティ豊かな選曲でお届けします!

あなたの夏の終わりを彩る、新たなスタンダード・ナンバーが見つかるかも?

ぜひご覧ください。

もくじ

【2025年版】夏の終わりに聴きたい洋楽|定番~最新曲まで(81〜100)

Summer Turns To HighR.E.M.

ロックの殿堂入りを果たしたことでも知られる、R.E.M.。

彼らの『Summer Turns To High』もオススメですよ。

こちらはタイトルの通り、夏を最高潮に満喫している様子を描いている曲です。

とするとアップテンポなサウンドを想像してしまいますが、本作はしっとりとしたバラードに仕上がっています。

そのため聴いていると「夏の楽しげな様子」よりも「夏の終わり」を想像してしまいます。

あなたも聴きながら、思いをめぐらせてみてください。

One of Those Summer DaysRhye

ロサンゼルスを拠点とするライは、デビュー当時から謎めいた音楽デュオとして話題を呼び、緻密に構築された美しく官能的なサウンドと徹底したコンセプチュアルなアートワークも含めて、2010年代以降のR&B~ポップ・シーンにおいて高い評価を得ています。

もともとはカナダ出身のシンガー、マイク・ミロシュさんとデンマークの音楽プロデューサーであるロビン・ハンニバルさんの2人組として活動しておりましたが、2017年以降はミロシュさん率いる音楽集団として活躍しています。

今回紹介している『One of Those Summer Days』は、ライが2013年にリリースした傑作デビュー・アルバム『Woman』に収録されている楽曲。

かのシャーデー・アデュさんを思わせる、性差をこえたミロシュさんの素晴らしい歌声と抑制を効かせた上品なサウンド・アレンジが素晴らしく、夏の終わりの思い出を美しく彩ってくれますよ。

Never Dreamed You’d Leave in SummerStevie Wonder

幼少期から音楽の才能に目覚め、11歳という年齢で名門レコード・レーベルのモータウンと契約を果たした天才、スティーヴィー・ワンダーさん。

スティーヴィーさんが生み出した数多くの名曲の中でも、ずばり『夏の失恋』について歌った名曲『Never Dreamed You’d Leave In Summer』を紹介します。

1971年にリリースされた13枚目のオリジナル・アルバム『青春の軌跡』に収録され『夏に消えた恋』という邦題でも知られております。

スティーヴィーさんにしてはかなり直球のバラードといった趣で、伸びやかな歌声とオーボエやストリングスの響きが彩りを添えるサウンドが、過ぎ去った夏への郷愁を誘います。

余談ですが、コモンさんが1997年にリリースした『Retrospect For Life』において、ゲスト参加したローリン・ヒルさんがこの楽曲のサビを引用しておりますね。

All Summer LongThe Beach Boys

サーフ・ミュージックの代表的なバンドとして知られているザ・ビーチ・ボーイズ。

1961年のデビューから現在にかけて、さまざまなサーフ・ミュージックのヒットソングを生み出しており、世界的な人気を集めています。

日本でいうところのTUBEのようなバンドですね。

そんな彼らの名曲である、こちらの『All Summer Long』は1964年にリリースされた同名のアルバムからのリード・シングルで、夏の終わりを惜しむも、まだ夏は終わらないというポジティブなリリックに仕上げられたナンバーです。

The Last Day of SummerThe Cure

イギリスが生んだ最大のカルト・ヒーロー、ロバート・スミスさん率いるザ・キュアーは、1978年の結成以来、大衆に迎合しない存在として君臨し続けながらも、本国のみならずアメリカを始めとして世界的な商業的成功を収めた稀有なバンドです。

その音楽性は時代ごとに変化しており、一口で語れるものではありませんが、一度はまってしまえば永遠に抜け出せないほどの妖しい魅力を放ち続けております。

そんなザ・キュアーが2000年にリリースした名作アルバム『Bloodflowers』に収録されているこの楽曲は、叙情的なアコギのバッキングとメランコリックなメロディ、白昼夢を漂い続けるようなロバートさんの歌声、ほのかに漂うデカダンスが唯一無二の音世界を表現している名曲。

ロバートさんの盟友にして長年バンドを支え続けるベーシスト、サイモン・ギャロップさんが作曲を手がけた曲、ということも一ファンとしては強調しておきます!

Out of TimeThe Weeknd

The Weeknd – Out of Time (Official Video)
Out of TimeThe Weeknd

日本のシティポップは「夏」をテーマとしている楽曲が多いイメージですし、リゾートや照り付ける太陽の日差しと海辺などにもぴったりのナンバーはすぐに見つかりますが、メランコリックな夏の終わりに聴きたいシティポップの名曲も意外とありますよね。

2022年にザ・ウィークエンドさんが発表して話題を集めた『Out of Time』にサンプリングされた、織田哲郎さんが作曲した亜蘭知子さんの『Midnight Pretenders』もそういった雰囲気を持った楽曲ですね。

だからこそ『Midnight Pretenders』のメロウなグルーヴを演出しているメインのリフを大胆に引用した『Out of Time』も、夏の終わりに聴くにふさわしいナンバーだと言えそうです。

真夏の暑さが和らぎつつある夏の夜にドライブのBGMとして流したらもう最高の気分を味わえることは間違いないですね。

自分の過ちに気付いたと思われる主人公の悲痛な叫びとも言えそうな歌詞も含めて、タイトルにもあるように「時間切れ」……終わりを感じさせる楽曲です。