オシャレなボカロ曲特集。心を打たれるVOCALOIDの世界
ほんとにもう数えきれないぐらい存在するVOCALOIDシーンの楽曲たちですが、この記事ではその中でも特にオシャレなボカロ曲を集めてみました。
ただ「オシャレ」と一口に言っても人それぞれの基準があるはずですので、なるべく垣根なく、多くの音楽ジャンルからチョイスしています。
なのできっとあなたの好きな曲調のものがあるはずです。
最後までチェックして、あなたが胸打たれるお気に入りのナンバーを見つけてくださいね。
オシャレなボカロ曲特集。心を打たれるVOCALOIDの世界(241〜250)
ラヴィダンはねるさかな

軽快なビートと転がるようなギターフレーズが特徴的な、耳に残る楽曲です。
はねるさかなさんがリリースした本作は、2024年9月に公開されました。
エレクトロポップとボカロならではのデジタルサウンドが融合した作品で、明るくもどこかノスタルジックな雰囲気が漂います。
初音ミクの透明感あるボーカルが、世界観の輪郭をよりはっきりとさせていますね。
理想と現実のギャップに苦悩しながらも「好きな人と一緒にいたい」と思ってしまう心情がつづられていて、思わず胸がキュッとなります。
仕事に疲れた時や、恋に悩んでいる時に聴くのがオススメですよ。
出来心ポリスピカデリー

シティポップ感のあるおしゃれなメロディーとクールなサウンドが印象的なボカロナンバーです。
ポリスピカデリーさんの作品で2024年7月に公開されました。
現代社会での生きづらさや個人の内面的な抵抗が描かれた歌詞には思わず共感してしまいます。
箱庭コトのボーカルが独特の雰囲気を醸し出していて、曲調とぴったり。
アルバム『Δ(DELTA)』に収録されているこの曲は、日常の中での小さな衝動や思わぬ行動をテーマにしています。
ちょっとした息抜きが欲しいときや、都会の夜のドライブのBGMにおすすめです。
マーメイドシアター奏音69

艶っぽくてかっこいい、ダンサンブルなボカロ曲です。
奏音69さんによる楽曲で、町田ちまさんが歌ったバージョンが2024年12月にリリース。
こちらはそのボカロバージョンです。
人魚姫をテーマにした切ない恋愛物語が描かれており、幻想的な雰囲気が魅力。
ミステリアスで感情的なサウンドがストーリーの展開を支え、聴く人の心をつかみます。
ファンタジーな世界観が好きな人にオススメの1曲です。
極々彩々ぬゆり

中毒性のあるメロディーと鬱屈とした思いが融合した1曲です。
ぬゆりさんがv4 flowerをフィーチャーした楽曲で、2024年9月にアルバム『ACT7』に収録。
同年11月にMV公開されました。
現代社会の消費主義や孤独感を描いたリリックが印象的。
エレクトロスウィングの要素を取り入れたサウンドと相まって、聴く者の心に深く刺さります。
自己満足を追い求める現代人の姿が、鮮やかに投影されているよう感じられますね。
ぜひ聴いて、思いっきり共感していってください。
イカサマホリックDYES IWASAKI

エレクトロスウィングの軽快なリズムに乗せて、人間の欲望と中毒性を鋭く描き出した楽曲です。
DYES IWASAKIさんの独特なスタイルが光る本作は、2024年11月にリリースされました。
にぎやかなのにしっかりクールなサウンドアレンジはさすがですね。
歌詞ではイカサマで成功を追い求める主人公の姿を通じて、欲望に溺れる人間の姿を巧みに表現しています。
夜に散歩しながら聴くと足取りが早まりそうですね。
オシャレなボカロ曲特集。心を打たれるVOCALOIDの世界(251〜260)
B.B.M. ft. ピノキオピーPAS TASTA

デカダンな雰囲気を持つバイレファンキポップス。
消費主義社会へのアイロニーを込めた歌詞が印象的です。
PAS TASTAとピノキオピーさんによる本作は2024年10月に発表されました。
「物を買うために生まれたのか?」という問いかけが心に刺さります。
MVではスーパーで暴れ回る謎のキャラクターが登場。
目でも耳でも楽しめる、先鋭的なナンバーです。
アルバム『GRAND POP』に収録予定で、12月には渋谷でワンマンライブも開催されるそう。
現代社会に疑問を感じている方にぴったり。
型破りな音楽を求めている人にもオススメですよ。
モンキーチャート雄之助

夏の日差しのような輝きを感じさせる、キラキラとしたダンスチューンです。
雄之助さんが手がけた本作は、2024年9月にアルバム『Vanguard』に収録されました。
初音ミクのクールな歌声とEDMのリズムが絶妙なバランス。
歌詞に込められた社会風刺のメッセージも印象的です。
自由に生きることの大切さを訴えかける歌詞の数々が、リスナーの心に響きます。
踊りたくなるリズムと共に、自分らしさを見つめ直すきっかけにもなりそう。
気分が落ち込んだときや、勇気が欲しいときにぴったりな一曲。
EDMが好きな人はもちろん、ポップミュージックファンにもおすすめです。