【高音注意!】歌うのが難しい高い曲
日本の音楽シーンはグルーヴの意識が低いかわりに、高音の楽曲がやたらに多いことで知られています。
特に最近はようやく日本も海外の音楽を本格的に取り入れ始めたので、楽曲のレベルが一気に上がりましたよね。
というわけで今回は、邦楽の高い曲をピックアップしました。
シンプルに音域が広い楽曲から、ピンポイントで高いパートがある楽曲、全体を通して高音域が続く楽曲など、幅広い観点からセレクトしましたので、ぜひ自分に合った楽曲を見つけてみてください!
【高音注意!】歌うのが難しい高い曲(201〜220)
unravelAdo

凛として時雨のフロントマン、TKさんによる楽曲『unravel』。
2014年にリリースされた作品ですが、2023年の終わり頃にAdoさんがカバーしたことにより、再び注目を集めるようになった楽曲ですね。
そんな本作は高音が多い難しい楽曲として有名です。
そんな本作の難しいポイントはさまざまな種類の高音が登場するところ。
ウィスパーボイスであったり、シャウトをかけた高音パートであったり、スクリーム系の高音まで、そのレパートリーは非常に豊富です。
単純に高音以外も難しいので、高い歌唱力が求められる楽曲とも言えるでしょう。
dawnLiSA

LiSAさんの18枚目のシングルで2021年1月リリース。
LiSAさん自身が作詞、草野華余子さんと堀江晶太さんが作曲を手がけていて、テレビアニメーション『バック・アロウ』のオープニングテーマとなっています。
突き抜けるようなパワフルなハイトーンが魅力のLiSAさんですが、その魅力はこの『DAWN』でも健在!
ハードロック調なアレンジがそのパワフルなハイトーンの魅力をさらに高めるように演出、アレンジされています。
この伸びかやなハイトーンを歌うのは、声の高い女性にとっても少々ハードルが高いかもしれませんが、ぜひチャレンジしてみてください。
さらにパワフルな高音を目指すなら、ボイストレーニングを受けてみるのもいいかもしれないですよ!
明け星LiSA

LiSAさんの20枚目のシングルで2021年11月17日リリース。
テレビアニメ『鬼滅の刃 無限列車編』のオープニングテーマに起用されています。
ややヘヴィなリズムとサウンドメイクされたバックトラックの上で、LiSAさんの透明感のある力強い歌声が躍動するような楽曲に仕上げられていて、高音が得意な女性の方にはぜひチャレンジしてみていただきたい一曲です。
LiSAさんはこの一曲の中でも、力強い高音、優しい高音などさまざまな歌声を使い分けて表現されていますので、その辺りに着目して練習してみると、よりいい感じで聴かせられるでしょう。
BONSAIimase

2020年代に入ってから爆発的な人気を集めているシンガーソングライター、imaseさん。
10代の男性は彼のボーカルに憧れを持っている方も多いと思います。
そんなimaseさんの楽曲のなかでも、特に高音が印象的な楽曲としてオススメしたいのが、こちらの『BONSAI』。
ブラックミュージックの要素を取り入れたポップにまとめられた本作は70年代のファンクでよく登場したファルセットが登場します。
グルーヴも重要な作品なので、ぜひ挑戦してみてください。
大正浪漫YOASOBI

日本の音楽ユニット、YOASOBIの配信シングルで2021年9月15日リリース。
NATSUMIさんによる小説「大正ロマンス」が原作となっているそうです。
楽曲配信日翌日には、原作小説「大正ロマンス」に大幅な加筆修正を行った「大正浪漫 YOASOBI『大正浪漫』原作小説」が書籍として発売されています。
このYOASOBIのシンガーのikuraさんご自身は決して超人的なハイトーンボイスを持ったシンガーさんではありませんが、非常に音域レンジの広い楽曲を巧みにさまざまな発生を切り替えることで、見事に表現して歌いこなされています。
ファルセットボイス(裏声)と言うと、地声でハイトーンが出ない人の逃げ道のように思っておられる方も少なくないようですが、決してそんなことはありません!
発声を的確に切り替えてスムーズに歌うのって、すごく難しいことなんですよ。
そう言う意味でも、Ayaseさんの歌唱力、表現力の高さを感じさせてくれる楽曲になっています。
歌に自信のある方はぜひチャレンジしてみてください!
もちろん、全部地声でハイトーンパートまで歌える方はそれに挑戦してみるのも楽しいかもしれないですね!