【高音注意!】歌うのが難しい高い曲
日本の音楽シーンはグルーヴの意識が低いかわりに、高音の楽曲がやたらに多いことで知られています。
特に最近はようやく日本も海外の音楽を本格的に取り入れ始めたので、楽曲のレベルが一気に上がりましたよね。
というわけで今回は、邦楽の高い曲をピックアップしました。
シンプルに音域が広い楽曲から、ピンポイントで高いパートがある楽曲、全体を通して高音域が続く楽曲など、幅広い観点からセレクトしましたので、ぜひ自分に合った楽曲を見つけてみてください!
【高音注意!】歌うのが難しい高い曲(241〜260)
磁石aiko

日本人シンガー、aikoさんの楽曲で、2021年3月3日リリースの通算14作目のアルバム『どうしたって伝えられないから』に収録されています。
少々脱力した感じの歌唱が特徴のaikoさんですが、この楽曲でもその魅力が最大限に活かされるようなプロデュースがされた仕上がりとなっていますね。
aikoさんの歌唱、決して一聴して「うまい!」と誰もが思うようなものではありませんが、この楽曲でも聴けるような「力まず脱力したハイトーン」による歌唱は、なかなか誰もが真似できるものではないと思います。
そういう意味で、シンガーの魅力を最大限に引き出せるプロダクションが成された楽曲だと思います。
カラオケで歌われる時も、決してハイトーンを張りあげることのないよう、ファルセットやミックスぼいすをうまく使って、この独特な「脱力感」を再現できるようにチャレンジしてみてくださいね!
フェアリィDAZBEE

唯一無二の声質で若い世代から圧倒的な支持を集める女性シンガー、DAZBEEさん。
こちらの『フェアリィ』は彼女の新曲です。
本作はケルト音楽のようなテイストに仕上げられています。
この手の曲にありがちなささやくような高音パートは、やはり本作でも登場するのですが、これがなかなかに厄介。
もともとの声質の良さが求められる他、ウィスパーボイスの裏声でロングトーンを歌わなければならないなど、繊細なボーカルの技術がつまった作品です。
甲賀忍法帖陰陽座

日本のHM/HRバンド、陰陽座の10作目のシングルで2005年4月27日リリース。
UHF系テレビアニメ『バジリスク 〜甲賀忍法帖〜』のオープニングテーマとして起用され、陰陽座としては初のアニメタイアップ曲となりました。
さて、この曲で聴けるシンガー、黒猫さんのボーカルですが、地声による突き抜けるようなハイトーンボイスから、ファルセットによる柔らかいハイトーンまで、非常に巧みに使い分けて歌唱表現されており、これをご本人のように再現して歌えば、カラオケの席で周囲の注目を集められるのではないでしょうか。
まさに高音女子の腕の見せどころ、聴かせどころになるでしょう!
なかなかメロディも複雑で、ただ高音が得意というだけでは歌いこなすのは難しいかもしれませんが、ぜひ一度チャレンジしてみてくださいね!
虹色蝶々和楽器バンド

ボーカル、鈴華ゆう子が幼い頃からつちかってきた詩吟の歌い方を生かした、和楽器バンドによるボカロソングカバーです。
和の雰囲気と現代的な音楽が見事に融合していますね。
愛する人を思い続ける、切ない歌詞が泣けます。
原曲は「千本桜」で知られる黒うさPによるものです。
愛を知るまではあいみょん

日本の女性シンガー、あいみょんさんの11枚目(配信シングルまで含めれば通算で14作目)のシングルで、2021年5月26日リリース。
一聴すると気軽に口ずさむことのできるポップロックソングですが、そのボーカルパートに着目してよく聴いて実際に歌ってみると、ご本人のようにこの楽曲をかっこよく歌うことが思いのほか難しいことにお気づきになるのではないでしょうか。
あいみょんさんのもともとの声質のせいもあって、サビの高音部などもそんなに高く聞こえないかもしれませんが、この音域のハイトーンをこれだけパワフルに歌うのはなかなか難しいものです。
誰もが歌えそうな親しみやすいポップソングだけに、これをカラオケで見事にクールに歌いこなした時には、周囲の評価もまた高くなるんじゃないかと思います。
実際に歌うときには、メロディをしっかりと歌うことはもちろんですが、この原曲の持つ「ミドルテンポの軽快さ」も再現できるようにしてくださいね!