1980年代あたりまで日本を大いに盛り上げた音楽、演歌。
数々の名曲がこの演歌という畑で生まれてきました。
今回はそんな演歌のなかでも、カラオケで歌いたい時代を彩った名曲中の名曲を特集しています。
メジャーな作品から知る人ぞ知るマイナーな作品まで、幅広い年代、曲調から選んでおりますので、ぜひあなたにあった1曲を見つけてみてください。
相当な曲数を紹介しているので、演歌とともに思い出を振り返りたい方にもオススメです。
カラオケで歌いたい演歌の名曲、おすすめの人気曲(1〜10)
また君に恋してる坂本冬美

坂本冬美さんが歌う透明感に溢れた美しい曲「また君に恋してる」は、詩とメロディーのマッチングが見事で感動を呼ぶ名曲といえます。
冬美さんの37作目のシングル曲で2009年1月に発売されました。
この曲は、最初に有名なフォーク・グループのビリー・バンバンが2007年に発売して歌っていたのを坂本冬美さんがカバーバージョンとしてリリースして大ヒットしました。
道頓堀人情天童よしみ

大阪の人情を歌い上げた名曲は、天童よしみさんの歌唱力が存分に活かされた作品です。
道頓堀の活気あふれる雰囲気と、そこに生きる人々の強さを見事に表現しています。
1985年12月にリリースされ、発売から2年で80万枚を売り上げる大ヒットを呼びました。
NHK紅白歌合戦でも複数回歌唱され、2000年には天童よしみさんが紅組のトリを務めて披露しています。
本作は、大阪の風情を感じたい方や、演歌の魅力を再確認したい方にピッタリの1曲。
カラオケで歌えば、きっと周りの人を感動させることができるでしょう。
そして…めぐり逢い五木ひろし

愛し合ったままでも別れなければならない、男と女の縁があるのも悲しいけれどこの世の現実。
もし、未練のあるまま別れて思いを寄せていた彼女に出会ったら、お酒を飲みながら語るように歌ってあげたい曲が五木ひろしさんの「そしてめぐり逢い」です。
哀愁漂うメロディーにぜひ酔いしれてみてください。
望郷じょんから細川たかし

細川たかしが1985年に発売した曲で、上京した者が故郷の津軽地方に思いをはせる曲になっており、細川の得意のハイトーンが全体的に使われていて民謡調のパートもある曲になっています。
NHK紅白歌合戦では4回歌唱されています。
第27回日本レコード大賞では金賞を受賞した曲で、細川たかしの代表曲の一つになっています。
風ぐるま吉幾三

熟練の歌唱力と心を打つ歌詞が魅力の吉幾三さん。
しっとりとしたバラードの本作は、都会で生きる人々の人生を静かに描き出しています。
風車のように回り続ける日々の中で、言葉にできない思いを抱える主人公の姿が印象的です。
吉幾三さんの独特の視点で人生や出会いを表現した本作は、2024年7月にリリースされました。
吉幾三さんの長いキャリアの中でも、特別な位置づけを持つ楽曲に仕上がっていますね。
静かな夜に一人で聴くのがオススメです。
心に染み入るメロディーと歌詞が、リスナーの心に深い感動を与えることでしょう。
きよしのズンドコ節氷川きよし

気分転換をするカラオケなら、心地よいテンポで明るい気分にさせてくれる氷川さんの「きよしのズンドコ節」です。
ズンドコ節とは、炭鉱・漁港などで歌われていた郷土音楽が元になっていて、1940年代の中頃に日本で流行った流行曲です。
こころ万華鏡山内惠介

人生の複雑さと美しさを万華鏡にたとえた、演歌界の貴公子・山内惠介さんの渾身の1曲。
2023年3月にリリースされた23枚目のシングルで、40歳を迎えた節目の作品として注目を集めています。
楽曲は、限界を超えた先にある希望や、一瞬一瞬を大切に生きることの素晴らしさを描き、リスナーの心に深く響きます。
山内さんは「第三章の幕開け」と位置づけ、新たな音楽的挑戦に挑んでいます。
この曲を通じて、日々の戦いに勇気をもらえる、そんな思いが込められています。
カラオケでは、声に湿度を感じさせるようにしっとりと歌い始め、徐々にメリハリをつけていくのがオススメです。
みなさんも、心に響く歌声で本作を歌ってみてはいかがでしょうか?






