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【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】

欧米のチャートをチェックしている方であれば周知の事実ですが、ヒップホップはもはや最もメジャーな音楽ジャンルとして認知されています。

細かいサブジャンルもありますし、地域性も色濃く出ることも興味深いのですが、興味はあるけど評価が定着している過去の名盤はともかく最新のヒップホップはどこから手を付けていけばいいのか……と悩まれている方もいらっしゃるはず。

そんな方々に向けてこちらの記事では最新のヒップホップのトレンドをご紹介!

米英を中心としたヒップホップの「今」を知りたい方、ぜひチェックしてみてください。

もくじ

【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(161〜180)

Back In BidnessShoreline Mafia

Shoreline Mafia – Back In Bidness [Official Music Video]
Back In BidnessShoreline Mafia

ロサンゼルスのヒップホップシーンから2016年に誕生したショアライン・マフィアは、独自のウェストコーストスタイルで注目を集めているグループです。

グループの創設メンバーであるオージージーさんとフェニックス・フレクシンさんを中心に、ロブ・ヴィシャスさん、マスター・カトーさんを加えた4人編成で活動しています。

本作は、2020年に発表したアルバム『Mafia Bidness』以来のグループ作で、力強いビートとシンセサイザーのメロディが織りなす、印象的なウェストコーストサウンドが魅力です。

2024年5月には、オージージーさんとフェニックス・フレクシンさんのコンビで『Heat Stick』をリリースし、今回のアルバムにつながる布石を打っています。

トラップミュージックやGファンクの要素を取り入れた本作は、若さ溢れるエネルギッシュなサウンドが魅力で、パーティーシーンでの再生にもぴったりです。

Teethsucker (Yea3x)Rico Nasty

Rico Nasty – TEETHSUCKER (YEA3X) [Official Music Video]
Teethsucker (Yea3x)Rico Nasty

メリーランド州出身のラッパー兼シンガー、リコ・ナスティさん。

自身のパンクロックと攻撃的なヒップホップを融合させた独特のスタイルで注目を集めています。

アグレッシブなベースラインとパンキッシュなサウンド、そしてダークでサイケデリックな雰囲気を持った本作は、次のステージへ飛び立とうとする彼女の意思が強く込められています。

2025年5月にリリース予定のアルバム『Lethal』からのリードシングルとなるもので、プロデューサーのイマド・ロイヤルとレイマンが手がけたトラックは、彼女のエネルギッシュなフローを存分に引き出しています。

自信に満ちた力強い表現と内なる感情の解放を体現した楽曲は、自分らしさを貫きたい全ての人に響くはずです。

Cry BhabieAlabama Barker

Alabama Barker – Cry Bhabie (Official Music Video)
Cry BhabieAlabama Barker

アメリカのラップシーンで注目を集める新星、アラバマ・バーカーさん。

Blink-182のドラマーであるトラヴィス・バーカーさんを父に持つ彼女は、2025年2月に公開した2作目となるディストラックで大きな反響を呼んでいます。

本作は、ラッパーのバッド・ベイビーさんとの確執をきっかけに制作された楽曲で、攻撃的なリリックと力強いビートが融合した印象的な仕上がり。

アーティストとしての自信に満ちたパフォーマンスと、現代的なヒップホップの要素を取り入れた楽曲は、ラップミュージックの新たな才能の登場を予感させるものとなっています。

若者を中心に支持を集める彼女の音楽は、現代のヒップホップシーンの空気感を鋭く切り取った作品として注目を集めています。

tv offKendrick Lamar

Kendrick Lamar – tv off (Official Audio)
tv offKendrick Lamar

エネルギッシュなビートと鋭いリリックが融合した一曲です。

ケンドリック・ラマーさんの音楽的才能が存分に発揮されており、社会批判や自己反省を促す深いメッセージが込められています。

ウェストコースト・ヒップホップのスタイルを基調としながら、約2分で劇的にビートが変化する構成が特徴的です。

2024年11月にリリースされたアルバム『GNX』に収録され、同年11月26日にシングルカットされました。

ヒップホップの魅力を存分に味わいたい方や、音楽を通じて社会や自己について考えを深めたい方におすすめの一曲です。

Close The DoorMoneybagg Yo

Moneybagg Yo – Close The Door (Official Music Video)
Close The DoorMoneybagg Yo

ストリートライフと個人的な経験をテーマにしたリアルなリリックで知られるテネシー州メンフィス出身のマネーバッグ・ヨーさん。

2025年3月に公開された本作は、重厚なビートと洗練されたメロディが見事に調和した一曲。

デビッド・モースさんとトーマス・ジャーマル・ウォーカーさんが手掛けた楽曲制作と相まって、彼の独特なフローとリズム感が存分に発揮されています。

アルバム『A Gangsta’s Pain』で全米ビルボード1位を獲得し、プラチナ認定も受けた彼のキャリアにおける新たな挑戦作とも言えるでしょう。

ヒップホップとトラップの要素を巧みに融合させた本作は、感情的な表現力とリスナーへの共感を呼ぶ歌詞で、深夜のドライブや一人の時間に聴きたい一曲です。

REAL MENAV, Metro Boomin

カナダ出身のラッパー兼プロデューサーのナヴさんと、ミズーリ州セントルイス出身の人気プロデューサー、メトロ・ブーミンさんという実力派2人によるコラボ曲は、メロディアスなラップとシネマティックなサウンドが見事な融合を果たした極上のトラップチューンです。

自己の内面と向き合う歌詞の世界観をダークでムーディーなビートが支える本作は、ナヴさんの5枚目となるアルバム『OMW2 Rexdale』のリードシングルとして2025年3月に公開されました。

相性の良い2人による過去の名曲『Perfect Timing』や『Call Me』を彷彿とさせる雰囲気がありつつ、より成熟した表現力が感じられます。

夜のドライブやリラックスタイムに聴きたい一曲として、心に染み入るはずです。