【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】
欧米のチャートをチェックしている方であれば周知の事実ですが、ヒップホップはもはや最もメジャーな音楽ジャンルとして認知されています。
細かいサブジャンルもありますし、地域性も色濃く出ることも興味深いのですが、興味はあるけど評価が定着している過去の名盤はともかく最新のヒップホップはどこから手を付けていけばいいのか……と悩まれている方もいらっしゃるはず。
そんな方々に向けてこちらの記事では最新のヒップホップのトレンドをご紹介!
米英を中心としたヒップホップの「今」を知りたい方、ぜひチェックしてみてください。
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【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(501〜510)
Booty DancerTyga

コンプトン出身の人気ラッパー、タイガさん。
2000年代から活躍していますが、2020年代に入ってからの活躍はすさまじい勢いですよね。
そんなタイガさんの新曲が、こちらの『Booty Dancer』。
2010年代後半のようなメロディーラインが印象的なトラックに、やんわりとオートチューンをかけたラップが印象的な作品です。
BPMは高い方なのですが、決して単調というわけではなく、しっかりとフロウもつけられています。
ハイセンスなトラップを聞きたい方にオススメです。
My Address PublicYoungboy Never Broke Again

新世代ラッパーのヤングボーイ・ネヴァー・ブローク・アゲインさん。
彼のアルバム『Decided 2』に収録され、口コミが広がっているのが『My Address Public』です。
本作は破天荒な男性の1日、さらにはその生きざまを歌うようなリリックに仕上がっています。
ユニークかつ、インパクトの強いフレーズが多く盛り込まれていますよ。
また、トラックフリーなラップが披露されているのも、聴きどころでしょう。
Man Of The YearKhantrast

アメリカのヒップホップシーンで存在感を放つラッパー兼プロデューサーのカントラストさん。
アルバム『Landed In Brooklyn』などの作品で、移民としての経験やストリート文化を描き続けてきた彼が、2025年3月に野心的な楽曲を発表しました。
ソウルフルなリリックとストリートの息吹を感じさせるニューヨーク・ドリルサウンドが融合した本作は、プロデューサーのスティーズフィールドさんとのタッグにより生み出された意欲作です。
アルバム『Valedictorian』や『East Side Bop』でも高い評価を得ている彼の真骨頂が存分に発揮されています。
文化的な多様性とアイデンティティの探求に関心のある音楽ファンにぜひ聴いていただきたい一曲です。
TASTE (FEAT. D-BLOCK EUROPE)NEMZZZ

イギリスはマンチェスター出身のNEMZZZさんが、D-ブロック・ヨーロッパをゲストに迎えたアルバム『RENT’S DUE』からの1曲を公開しています。
若干の背伸びを感じさせる歌詞の中に垣間見える感受性は、都会に生きる若者の姿を巧みに映し出しており、思わず引き込まれる魅力があります。
UKドリルとヒップホップを見事に融合させたサウンドは、重厚なビートと洗練されたメロディが絶妙なバランスを保ち、2025年3月にリリースされたばかりのこの楽曲は早くもYouTubeで多くの再生回数を記録。
日常を切り取るような等身大のリリックと、心地よく耳に残るフローは、現代のUKヒップホップシーンの勢いを感じさせる一曲となっています。
Send HelpAesop Rock

オルタナティブヒップホップシーンの最重要アーティストとして知られるニューヨーク出身のエイソップ・ロックさん。
2025年5月に10作目となるアルバム『Black Hole Superette』から先行公開された本作は、彼ならではの緻密な言葉遊びと、クラシカルなブームバップビートが織りなす意欲作です。
ミュージックビデオでは、彼のアイリッシュ・ウルフハウンドとの共演も印象的ですね。
本作のプロデュースも手がけ、アルバムにはルーペ・フィアスコさんやオープン・マイク・イーグルさんなど、豪華なフィーチャリングアーティストも参加。
ヒップホップを単なる娯楽ではなく、芸術として昇華させたい方に強くお勧めしたい一曲です。
VacayAminé

アフリカ系アメリカ人のラッパー兼シンガーソングライター、アミーネさんが2025年5月に発売予定のニューアルバム『13 Months of Sunshine』から、夏のバカンスをテーマにした先行曲を公開しています。
DJ DahiさんとEly Riseさんがプロデュースを手がけたヒップハウス曲で、軽快なビートとダンサブルなリズムの上で、マルセイユのリゾートやブティックホテルでの滞在を描いた楽しいリリックを展開。
本作では、あのデュア・リパさんや『ホワイト・ロータス』への言及も織り交ぜながら、現代的なポップカルチャーとの結びつきも感じさせます。
エレクトロニックミュージックとの融合を図った前作アルバム『Kaytraminé』に続き、より明るく軽やかなサウンドで、夏の到来を感じさせる一曲となっていますよ。
【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(511〜520)
How I’m FeelingBAK Jay

アトランタ出身のラッパー、BAK Jayさんはトラップやドリルなどのジャンルを融合した魅力的なスタイルで若い世代の支持を集めています。
本人の声を活かしたオートチューンの効果音と、トラップビートに乗せたメロディックなヴォーカルが印象的な本作は、リリース直後からSNSを中心に話題となっているんですね。
2025年5月に公開されたこの作品は、プロデューサーのフィンゴットイットさんが手がけ、MVの再生回数は公開からわずか5日で50万回を突破。
アルバム『Meet The Reap』でも魅せた彼の音楽性が見事に結実した一曲となっています。
ストリートライフや人間関係について歌ったリアルなメッセージと、エモーショナルなサウンドの融合を楽しみたい方にぴったりの一曲ですよ。






