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【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】

欧米のチャートをチェックしている方であれば周知の事実ですが、ヒップホップはもはや最もメジャーな音楽ジャンルとして認知されています。

細かいサブジャンルもありますし、地域性も色濃く出ることも興味深いのですが、興味はあるけど評価が定着している過去の名盤はともかく最新のヒップホップはどこから手を付けていけばいいのか……と悩まれている方もいらっしゃるはず。

そんな方々に向けてこちらの記事では最新のヒップホップのトレンドをご紹介!

米英を中心としたヒップホップの「今」を知りたい方、ぜひチェックしてみてください。

【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(561〜570)

New SportRizzle Kicks

Rizzle Kicks – New Sport (Official Video)
New SportRizzle Kicks

イギリス出身のヒップホップデュオ、リズル・キックスさんが約10年ぶりとなる待望の新作を発表しました。

ファンクとソウルを融合させた軽快なリズムに乗せて、成長と進化をテーマにした歌詞が印象的です。

2024年11月にリリースされた本作は、2025年2月発売予定のアルバム『Competition Is For Losers』の先行シングルとなっています。

プロデューサーにTucanを起用し、洗練されたサウンドに仕上がっていますね。

ミュージックビデオではアンディ・ウォーホルとジャン=ミシェル・バスキアからインスピレーションを得たアート性の高い映像が展開されています。

新たな音楽的挑戦を感じさせる一曲で、10代の頃から活動を続けてきた彼らの成熟した姿を垣間見ることができますよ。

Get Fu*ked UpYoung Nudy

Young Nudy – Get Fu*ked Up (Official Audio)
Get Fu*ked UpYoung Nudy

アメリカ・ジョージア州アトランタ出身のラッパー、ヤング・ヌーディーさん。

2015年にデビューして以来、独特のフローとプロダクションスタイルで知られる存在感のある彼が、2024年11月にリリースしたアルバム『Sli’merre 2』から本作は届けられています。

プロデューサーのピエール・ボーンさんとのコラボレーション作品であり、パーティーやストリートライフを描写する内容が推測されるこの曲。

エネルギッシュなスタイルが融合した本作は、ヒップホップファンにはたまらない一曲となっていますよ。

2024年12月には米国各地でコンサートも予定されており、ライブでの披露も期待されますね。

Abyssdetahjae

アメリカの若手音楽アーティスト、ディータージェイさんによる『Lone, Borealis』に収録された楽曲。

タイラー・ザ・クリエイターを彷彿とさせるスタイルと評されることもある彼ですが、本作では独自の世界観がより色濃く打ち出されています。

深淵を意味するタイトル通り、自己の内面や葛藤を探る歌詞は聴く者の心に深く刻まれることでしょう。

音楽業界への批評的なメッセージも込められており、彼の真摯な姿勢が伝わってきます。

TikTokでも人気を博す21歳の彼の新たな挑戦を、ぜひ一度耳にしてみてはいかがでしょうか。

【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(571〜580)

SSX TrickyRuss

Russ – SSX Tricky (Official Visualizer)
SSX TrickyRuss

2024年11月に新曲をリリースしたラスさん。

アメリカ出身の彼は、ヒップホップとR&Bを融合させた独自のスタイルで知られています。

本作は90年代ノスタルジーを感じさせる楽曲で、PS2/Xboxの人気ゲーム『SSX Tricky』からインスピレーションを得ています。

プロデューサーDVNTが手掛けたスローでソウルフルなビートに乗せて、ラスさんは過去の思い出や現在の成功を歌い上げます。

特に初恋の相手だというプロレスラーのトリッシュ・ストラタスへの言及など、個人的なエピソードが印象的。

ノスタルジックな雰囲気と現代的な要素が絶妙に調和した本作は、90年代生まれの方や、ラスさんのファンの方にぜひ聴いてほしい一曲です。

SCARYSAGA BOUY

アメリカ出身のSAGA BOUYは、元BROCKHAMPTONのメンバーとして知られるJabari Manwaさんが展開するソロプロジェクト。

2024年11月に発表された本作は、自信と恐れ、都市生活の厳しさと内面的な葛藤をテーマにした曲です。

ヒップホップとオルタナティブ・ラップが融合したスタイルで、BROCKHAMPTONからの音楽的成長が感じられますね。

プロデューサーのarchie!さんやAjoni Hopkinsさんによって制作されたトラックは、エレクトロニックなビートが印象的。

ビジュアルアートやミュージックビデオにも注目が集まっており、アートディレクションにはChukeさんとJesse Zhouさんが関わっています。

ソロアーティストとしての確固たる道を歩み始めたSAGA BOUYことJabari Manwaさんの今後の活動から目が離せませんね。

Clean & Dirty1900Rugrat

1900Rugrat – Clean & Dirty (Official Video)
Clean & Dirty1900Rugrat

アメリカのフロリダを拠点に活動する1900ラグラットさんの楽曲『Clean & Dirty』は2024年11月にリリースされ、TikTokやYouTubeで話題となったこの楽曲。

ユニークなフリースタイルの技術と即興のラップパフォーマンスが光ります。

リリックには個人的な経験やストリートカルチャーが反映されており、クリーンな生活とダーティな現実の間で葛藤する若者の姿が描かれています。

本作は、現代のヒップホップシーンを象徴するような、エネルギッシュでありながらクールな雰囲気を醸し出しています。

ストリートの雰囲気を感じたい方や、新しいタイプのヒップホップに興味がある方にぜひおすすめの一曲です。

Nightmare On Yo StreetBabyTron

BabyTron – Nightmare On Yo Street/Haunted House (Official Video)
Nightmare On Yo StreetBabyTron

アメリカ出身のラッパー、ベイビートロンさんによる本作は、ハロウィンを意識したダークでスリリングな一曲となっています。

2024年10月にリリースされた楽曲で、ホラー映画さながらの不気味な雰囲気が漂う中、彼独特のスピーディーなフローが炸裂。

ストリートの闘いや自己主張、そして他者への警戒心といったテーマが、鋭い語彙で描かれています。

ミシガン州イプシランティ出身の彼は、2022年にXXL Freshman Classに選出されるなど注目を集めており、本作でもその才能が遺憾なく発揮されていますね。

ハロウィンシーズンに聴きたい、スリルと恐怖を楽しめる一曲として、ヒップホップファンの皆さんにおすすめです。