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【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】

欧米のチャートをチェックしている方であれば周知の事実ですが、ヒップホップはもはや最もメジャーな音楽ジャンルとして認知されています。

細かいサブジャンルもありますし、地域性も色濃く出ることも興味深いのですが、興味はあるけど評価が定着している過去の名盤はともかく最新のヒップホップはどこから手を付けていけばいいのか……と悩まれている方もいらっしゃるはず。

そんな方々に向けてこちらの記事では最新のヒップホップのトレンドをご紹介!

米英を中心としたヒップホップの「今」を知りたい方、ぜひチェックしてみてください。

【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(441〜460)

West Coast WeekendTyga, YG, Blxst

Tyga, YG, Blxst – West Coast Weekend (Official Video)
West Coast WeekendTyga, YG, Blxst

ヒップホップファンなら思わずニヤリとしてしまうであろう曲が『West Coast Weekend』です。

こちらはタイガさんが、YGさん、BLXSTとともに手掛けた作品。

シンセサイザーを使ったメロウなトラックが印象的です。

もしかすると、このトラックに聴きおぼえがある方もいるのではないでしょうか。

というのも、伝説のラッパー、2Pacさんの『All About U』をサンプリングしているんです。

ヒップホップファンにとってはたまらない演出ですよね。

一方リリックは、愛についてやや過激な言葉で歌うというもので、トラックとのギャップを感じられます。

Sway (ft. Skepta)Bugzy Malone

Bugzy Malone ft. Skepta – Sway (Official Video)
Sway (ft. Skepta)Bugzy Malone

UKヒップホップシーンを代表する重鎮たちがタッグを組んだ注目作です。

マンチェスター出身のバグジー・マローンさんとロンドンの実力派スケプタさんによるコラボレーションは、まさにグライムの真髄を体現しています。

力強いビートと重厚なベースラインが特徴的な本作は、両者の鋭いフローとリリックが絶妙にマッチし、聴く者を引き込む魅力に溢れています。

2024年3月にリリースされたバグジー・マローンさんのアルバム『The Great British Dream』に収録されているこの楽曲は、ストリートの現実や人生哲学を反映した内容となっており、UKヒップホップファンはもちろん、グライムに興味のある方にもおすすめですよ。

HIM ALL ALONGGunna

Gunna – HIM ALL ALONG [Official Visualizer]
HIM ALL ALONGGunna

自信に満ちた宣言と豪華なサウンドが印象的な一曲。

ガンナさんが自身の成功と成長を誇らしげに歌い上げています。

2024年10月リリースの本作は、同年のアルバム『One of Wun』に続く意欲作。

ガンナさんは10月19日からワシントンD.C.を皮切りに短期ツアー「Wun of Dem Nights」を開催予定で、ファンにとっては新曲を生で体感できる貴重な機会となりそうです。

自分を見失いそうな時に聴けば、勇気をもらえる一曲ですね。

OpportunistLil Durk

Lil Durk – Opportunist (Official Audio)
OpportunistLil Durk

シカゴ出身のリル・ダークさんが2024年10月にリリースした楽曲が話題を呼んでいます。

アルバム『Deep Thoughts』の収録曲である本作は、ドリルとR&Bの要素を織り交ぜたサウンドに乗せて、機会主義者への怒りや複雑な心境を率直に表現しています。

特筆すべきは、2021年に亡くなった実の兄弟DThangさんの音声が取り入れられていることでしょう。

亡き友人King Vonを巡る出来事にも触れており、信頼と疑念が交錯する心情が伝わってきますね。

ストリートライフを描くラッパーとして知られるダークさんの音楽的成長を感じさせる一曲となっています。

BEAVERShed Theory

エクスペリメンタル・ヒップホップの最前線を行くShed Theoryが2024年10月に発表した意欲作。

エレクトロニックなエッセンスとアンダーグラウンドな雰囲気が融合した斬新なビートに、複数のメンバーによる詩的なリリックが重なり合う独特の世界観が魅力です。

ビーバーを象徴的に用いながら、個々の自意識や集団の絆について語る歌詞は、自分のルーツや現在の立場について考えさせられる内容となっています。

本作は、Apple MusicやSpotifyなどのプラットフォームで高い人気を集めているようですよ。

実験的な音楽に興味がある方や、深い意味を持つリリックを味わいたい方にぜひおすすめしたい一曲です。