【2025】洋楽メタル好き必見!最新の人気曲、注目曲まとめ
どんな時でもメタルを聴けば元気になれる、そんな皆様に送る最新のメタル事情!
ご存じの通りメタルは多くのサブジャンルを持ち、その境界線は時代が過ぎゆくごとに曖昧となっております。
同時に、いつまでも変わらないメタル魂は世界共通のものですよね。
本稿では、広い意味でのメタルに着目し、大ベテランによる王道中の王道メタルからメタルコア以降のハイブリッドなヘビーロック、地下シーンで注目を集めているバンドまでを幅広く網羅した最新曲がずらりと並ぶラインアップでお届けします!
今後のメタル・シーンを占うという意味でも、ぜひチェックしてみてくださいね。
【2025】洋楽メタル好き必見!最新の人気曲、注目曲まとめ(131〜140)
under the knifeThornhill

オーストラリア・メルボルンの異端児として注目を集めるソーンヒル。
2019年のアルバム『The Dark Pool』から2022年のアルバム『Heroine』へと着実に進化を遂げてきた彼らが、アルバム『BODIES』の収録曲を2025年4月にリリースしています。
激情的なボーカルと美しいメロディラインが絡み合う本作は、愛と欲望のはざまで揺れ動く感情をダイナミックかつ印象的に描き出しています。
ドラマー、ベン・マイダさんのリビングルームで深夜まで制作に没頭したというエピソードも垣間見える、生々しさと洗練さが同居した楽曲ですね。
オルタナティブメタルやニューメタルに興味がある方は必聴の一曲となっています。
In MiseryWEDNESDAY 13

ホラー・パンクの重鎮として長年にわたり活動を続けるウェンズデイ13さんが、デビュー20周年の節目となる2025年4月に10枚目となるアルバム『Mid Death Crisis』を発表します。
米国ノースカロライナ州出身の彼は、スリーズ・メタルとゴス・パンクを巧みに融合させた楽曲を、ダークでユーモアのある世界観とともに届け続けています。
本作では関係性における苦悩を赤裸々に綴り、愛の告白とは正反対の方向性を意識的に選択。
パンク、グラム、ハードロックの要素を織り交ぜたロックンロール・サウンドに、FASTER PUSSYCATのタイミー・ダウニーさんのゲストボーカルも迎えて、華やかな仕上がりとなっています。
ストレートなロックンロールの良さを再確認したい音楽ファンにぜひ聴いてほしい1曲です。
sargassoVildhjarta

モダンプログレッシブメタルの最前線を走るスウェーデンのVildhjarta(ヴィルドヒャルタ)。
2025年5月発売予定のアルバム『+ där skogen sjunger under evighetens granar +』からの先行シングルが3月7日にドロップしました。
バンドの真骨頂である重厚なギターリフと不規則なリズムはそのままに、クリーンギターを効果的に配置したダイナミックな楽曲展開が印象的。
深海のような暗く神秘的な雰囲気を演出する環境音と、グロウルとスクリームを巧みに使い分けるボーカルワークが見事に調和しています。
MVでは海底をイメージした幻想的な映像も公開され、Vildhjartaならではの独特な世界観を堪能できる作品となっています。
重厚で実験的なサウンドを求めているメタルファンにとって、まさに待ち望んでいた一曲と言えるでしょう。
A Million SunsArch Enemy

スウェーデンを代表するメロディックデスメタルバンドであるARCH ENEMYが、アルバム『Blood Dynasty』からドラマチックな1曲を公開しています。
豊かな表現力を持つアリッサ・ホワイト=グラズさんのデスボイスと、マイケル・アモットさんの壮大なギターワークが見事に融合し、まさに百万の太陽が輝くかのような圧倒的な世界観を描き出しています。
2025年3月に公開された本作は、アルバム『Blood Dynasty』の中核を担う楽曲として高い評価を受けており、テクニカルで叙情的なメロディラインは、メロディックデスメタルの真髄とも言えるでしょう。
2025年4月にYouTubeで公開されたミュージックビデオと合わせて楽しめば、強烈なインパクトと共にバンドの魅力を存分に味わうことができます。
重厚なサウンドと美しいメロディの調和を求めるメタルファン必聴の1曲です。
Black StarCANDLEMASS

スウェーデンのドゥームメタルシーンを代表するCANDLEMASSが、結成40周年を記念した意欲的なEPを2025年5月に公開します。
バンドの真骨頂である重厚なサウンドと荘厳なドゥームメタルスタイルが随所で光る本作は、古き良きヘヴィメタルの精神を受け継ぎながら、現代的な解釈も加えた意欲作となっています。
中でも壮大なリフと哀愁漂うメロディラインは、彼らならではの成熟した音楽性を感じさせます。
同EPには、Black Sabbathの『Sabbath Bloody Sabbath』のカバーも収録。
9月にはギリシャのRock Hard Festivalで19年ぶりに元ヴォーカルのメサイア・マーコリンさんが再集結するスペシャルステージも予定されており、ドゥームメタルファンにとって見逃せないリリースとなっています。
CarouselGEMINI SYNDROME

オルタナティブ・メタルの新局面を切り開く重厚なサウンドと内省的な歌詞が特徴的な新作が、アメリカのジェミニ・シンドロームから届きました。
メンバーチェンジを経て、元Coal Chamberのミゲル・ラスコンさんの加入により一層深みを増した彼らのサウンドは、ツールやマッドヴェインを思わせるダイナミックな展開と共に、自己との対話を描き出しています。
元Otepのアーロン・ノードストロームさんが率いる彼らは、2025年発売予定のアルバム『Origin: From Nothingness to Everything』からの先行曲として本作を公開。
ヘヴィなリフとメロディアスなボーカルの融合は、自分自身と向き合いたい気分の時にぴったりな一曲となっていますよ。
Creatures of ChaosThe Rasmus

世界中のアウトサイダーに向けた力強いメッセージが込められた楽曲をフィンランドのバンド、The Rasmusが公開しました。
壮大なメロディーとダークでエモーショナルなサウンドが見事に調和し、前作までとは一線を画す進化を遂げています。
本作は、ボン・ジョヴィやエアロスミスとの仕事で知られる敏腕プロデューサー、デズモンド・チャイルドが手掛けています。
2024年10月にリリースされた『Rest In Pieces』に続く新曲として、2025年3月にニューシングルとしてリリースされた本作は、同年開催される「Weirdo Tour」でも披露される予定です。
メロディックでありながらエッジの効いた本作は、ロック好きの皆さんに強くお勧めしたい一曲です。