RAG MusicClassic
素敵なクラシック
search

フランツ・リストの名曲。人気のクラシック音楽

ハンガリー出身でドイツやオーストリアなどヨーロッパで活躍したフランツ・リストの名曲たちを紹介します。

「ラ・カンパネラ」「愛の夢」などの名曲で知られるピアニスト、そして作曲家でもあったリストの作品の中から、ピアノ曲はもちろんオーケストラで演奏する交響曲を含めておすすめする名曲、代表曲をご紹介します。

どんな曲でも初見で弾きこなしたという逸話があることから「ピアノの魔術師」と呼ばれた作曲家の素晴らしき名曲の数々をお楽しみください。

フランツ・リストの名曲。人気のクラシック音楽(41〜50)

巡礼の年 第1年「スイス」Franz Liszt

リスト: 巡礼の年 第1年《スイス》 S160 ラザール・ベルマン
巡礼の年 第1年「スイス」Franz Liszt

許されない人妻との恋愛をしたリストは、その女性を連れてスイスへ逃避行をしました。

本作は、その思い出として各地で作った作品集です。

1. 『ウィリアム・テルの聖堂』/2. 『ヴァレンシュタットの湖で』/3. 『パストラール』/4. 『泉のほとりで』/5. 『嵐』/6.『 オーベルマンの谷』の全6曲で構成されています。

超絶技巧練習曲 S.139 第12番「雪あらし」Franz Liszt

リスト: 超絶技巧練習曲第12曲「雪あらし」[ナクソス・クラシック・キュレーション #切ない]
超絶技巧練習曲 S.139 第12番「雪あらし」Franz Liszt

卓越した演奏技術を要するピアノの魔術師フランツ・リスト作曲の『超絶技巧練習曲 S.139』。

その中でも最高峰の難易度を誇るとされているのが、第12曲『雪あらし』です。

静かに降り続けていた雪がだんだん勢いを増し、辺り一面真っ白の猛吹雪に!

超絶技巧で奏でられる高速の連符が、予測できない自然の猛威を感じさせます。

『雪あらし』をはじめ、リストの練習曲はとにかく難易度の高い作品ばかり!

おうち時間が増える冬場に、じっくりピアノでさらってみるのもよいかもしれませんね。

『2つの演奏会用練習曲』より「1.森のざわめき」S.145/R.6Franz Liszt

リスト/2つの演奏会用練習曲 1.森のざわめき ,S.145,R.6/大導寺錬太郎
『2つの演奏会用練習曲』より「1.森のざわめき」S.145/R.6Franz Liszt

リストがローマに移住した時期に作曲され、愛弟子ディオニュス・プルックナーに献呈されたピアノ曲集。

2曲から構成されており、第1曲「森のざわめき」は、木の葉が風にさらわれるような優美で軽やかな旋律が印象的な作品です。

『詩的で宗教的な調べ』第7曲「葬送」S.173/R.14Franz Liszt

リスト/詩的で宗教的な調べ 第7曲「葬送、1849年10月」
『詩的で宗教的な調べ』第7曲「葬送」S.173/R.14Franz Liszt

全10曲からなるピアノ曲集で、深い交友関係にあったフランスの詩人アルフォンス・ド・ラマルティーヌの詩集に感銘を受けて作曲されました。

中でも有名な「葬送」は、ハンガリー革命で処刑されたリストの知人たちに捧げられた追悼曲とみなされています。

ロマンス S.169Franz Liszt

フランツ・リストがモスクワを訪れた際に作曲したとされるこの曲。

音数はそれほど多くありませんが、ロマンチックさと穏やかさ、激しさなどのさまざまな要素を兼ね備えた、ロマン派を代表する作曲家リストらしい作品です。

「リストのロマンスなんて聞いたことがない」という方もいらっしゃるかもしれませんが、実は1848年に書かれたこの曲は、演奏会などでたびたび取り上げられており、ピアノ愛好家からも人気の高い1曲なんです。

リストの大曲に挑戦する前に、本作で世界観を味わってみるのもオススメですよ!