メンデルスゾーンの名曲|人気のクラシック音楽
ドイツのロマン派を代表する作曲家、メンデルスゾーン。
作曲家だけでなくピアニストや指揮者としても活動しており、幼少期から神童と呼ばれるほど音楽の才能をもっていました。
本記事では、そんなメンデルスゾーンが残した名曲をご紹介します。
メンデルスゾーンがお好きな方も、あまり知らなかった方も、ぜひ一度目をとおしてみてくださいね。
彼の作風の特徴や魅力に気付き、お気に入りの曲が見つかりましたら幸いです。
楽器や歌を奏でられる方は、ぜひ実際に演奏もしてみてください!
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メンデルスゾーンの名曲|人気のクラシック音楽(91〜100)
厳格なる変奏曲 Op.54Felix Mendelssohn

初期ロマン派を代表する人物のひとりであるドイツの作曲家、フェリックス・メンデルスゾーン。
彼の音楽は、古典主義の様式を尊重しつつ、ロマン主義の感情表現や想像力を融合させたことで知られています。
1841年に完成させたピアノソロ作品『厳格なる変奏曲 Op.54』は、ニ短調の主題と17の変奏からなる約11分の大曲。
この作品は、当時流行していた華やかな変奏曲に対し、より深遠で芸術性の高い変奏を追求した意欲作です。
各変奏は多彩な表情を見せ、メンデルスゾーンならではの深い表現力が随所に感じられます。
技術的にも非常に高度な作品ですが、練習を重ねることで得られる達成感は絶大。
ピアノ上級者の方にぜひ取り組んでいただきたい作品です。
厳格な変奏曲 ニ短調 Op.54Felix Mendelssohn

ドイツの作曲家フェリックス・メンデルスゾーンのピアノ作品のなかでも、広く親しまれている楽曲の一つである『厳格な変奏曲』。
1841年に、ベートーヴェンの記念碑建設資金を集めるために書かれた本作は、17の変奏から成り立っています。
荘厳な主題を基に、リズムやテンポの変化を通じて劇的な展開が繰り広げられ、技術的な難しさと内面的な深さを兼ね備えた作品となっています。
テクニック的に高度な難易度ですが、メンデルスゾーンの音楽的深さと芸術性を感じられる1曲です。
天にはさかえFelix Mendelssohn

イギリスの四大賛美歌と言われるチャールズ・ウェスレー作詞、フェリックス・メンデルスゾーン作曲のクリスマスキャロル。
印刷術発明400年記念の祝典のために作曲された男声合唱と管弦楽のためのカンタータである『祝典歌』が原曲です。
歌詞にはキリストの紹介とキリストをたたえる言葉が並んでいます。
まさにクリスマスにぴったりですね!
ロマンのあるオススメの聴き方は、キリストへ思いをはせながらクリスマスの教会にて聴く聴き方です。
子供のための6つの小品(クリスマス小品集)作品72 第1曲 ト長調 アレグロ・ノン・トロッポ MWV U 171Felix Mendelssohn

メンデルスゾーンの子ども向け、初心者でも弾きやすいピアノ曲集といえば『無言歌集』もしくは『6つの子供の小品』です。
こちらの『6つの子供の小品』はタイトル通り子どもたちの練習曲としても定番のピアノ曲集であり、ソナチネ程度の難易度で挑戦しやすいですし、大人になってからピアノを始めて「ロマン派のピアノを弾いてみたい」と考えている方にもおすすめできますね。
本稿で紹介しているのは『6つの子供の小品』の第1曲で、優雅なワルツのリズムとスタッカートを多用したフレーズが特徴的な楽曲です。
1分程度の短い作品で臨時記号も少なく、基本的なテクニックを押さえておけば初級レベルの方でも十分対応できるはず。
スタッカートはあくまで軽やかに歯切れがよく、あまり力を入れ過ぎないように注意しましょう!
春の歌Felix Mendelssohn

「華やかな作品が多い作曲家は?」と聞かれたとき、多くの方はまっさきにフェリックス・メンデルスゾーンを思い浮かべるのではないでしょうか?
メンデルスゾーンの『結婚行進曲』は現在でも結婚式や披露宴などで演奏されますからね。
こちらの『春の歌』は『結婚行進曲』に次ぐ名曲!
タイトルの通り、春のおとずれを感じさせる、淡くもあり、華やかでもある独特のメロディーが印象的な作品です。
この作品が収録されている『無言歌集』という作品集には他にも華やかな作品があるので、ぜひチェックしてみてください。
歌の翼にのせてFelix Mendelssohn

「歌の翼に乗せて」は、「ローレライ」で有名なドイツの詩人、クリスティアン・ヨハン・ハインリヒ・ハイネの詩に、ドイツロマン派の作曲家フェリックス・メンデルスゾーンが曲を付けた歌曲です。
このメロディーの美しさから、今ではヴァイオリンやピアノ曲としても演奏されています。
無言歌集 第1巻 Op.19 第6曲 ヴェネツィアの舟歌 第1Felix Mendelssohn

船頭が船上で口ずさんでいたという、水の都ヴェネツィアのゴンドラの舟歌を模した「バルカロール」をクラシックの分野にいち早く取り入れたとされるのが、メンデルスゾーンだったということはご存じでしょうか。
『無言歌集』には3曲の『ヴェネツィアの舟歌』が収められており、特に有名とされるのは第3番なのですが、今回は比較的難易度の弾くいというテーマに沿って『無言歌集』の第1巻に収められた『ヴェネツィアの舟歌 第1』を紹介します。
舟歌の特徴でもある8分の6拍子のリズムで、波間にたゆたっているゴンドラの動きが左手の伴奏で見事に表現されていますね。
複雑な技法もなく、音符をなぞるだけなら簡単ではありますが、8分の6拍子というリズムに慣れることが重要です。
6拍ではなく2拍で取ることを意識して、左手の伴奏も一定だからといって機械的になりすぎず、先ほど述べたようにゴンドラの動きをイメージしながら弾いてみてください。





