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メンデルスゾーンの名曲|人気のクラシック音楽

ドイツのロマン派を代表する作曲家、メンデルスゾーン。

作曲家だけでなくピアニストや指揮者としても活動しており、幼少期から神童と呼ばれるほど音楽の才能をもっていました。

本記事では、そんなメンデルスゾーンが残した名曲をご紹介します。

メンデルスゾーンがお好きな方も、あまり知らなかった方も、ぜひ一度目をとおしてみてくださいね。

彼の作風の特徴や魅力に気付き、お気に入りの曲が見つかりましたら幸いです。

楽器や歌を奏でられる方は、ぜひ実際に演奏もしてみてください!

メンデルスゾーンの名曲|人気のクラシック音楽(11〜20)

交響曲 第3番『スコットランド』イ短調 Op.56Felix Mendelssohn

Mendelssohn: Symphony No. 3 in A Minor, Op. 56, MWV N 18 “Scottish”: 3. Adagio
交響曲 第3番『スコットランド』イ短調 Op.56Felix Mendelssohn

メンデルスゾーンには1番から5番までのよく知られた交響曲がありますが、そのうちの第3番、「スコットランド」です。

1番から5番は順番通りに作曲したのではなく、第3番は最後に作曲されたもので1842年に完成しました。

1829年にスコットランドを訪れたときに作曲し始め、メンデルスゾーンの「荒城の月」とも称される、彼が廃墟の宮殿に立った時にインスピレーションを呼び起こされた曲です。

美しく暗い序奏、続いて騎士たちの馬での行軍、激しい戦いを感じられる第1楽章。

第2楽章ではバグパイプで奏されるかのような楽しく心地よい楽想が特徴的です。

第3楽章は重いマーチ、第4楽章は悲壮と疲労。

しかし最後には晴れやかに終結されます。

真夏の夜の夢 Op.61より『スケルツォ』Felix Mendelssohn=Rachmaninoff

Rachmaninoff Paraphrasing Mendelssohn : Scherzo “A Midsummer Night’s Dream” – Lugansky
真夏の夜の夢 Op.61より『スケルツォ』Felix Mendelssohn=Rachmaninoff

『真夏の夜の夢』は、シェイクスピアの戯曲に基づく付随音楽として1843年に作曲されました。

その中の『スケルツォ』は、妖精たちが軽やかに舞い踊る様子を音楽で表現した部分。

独特なリズムと華やかな旋律が印象的ですね。

本作は、その曲をロシア出身の作曲家、ラフマニノフがピアノ独奏用に編曲したものです。

オーケストラの豊かな響きをピアノ一台で再現した技巧的な演奏は、聴く人を幻想的な世界へと誘います。

コンサートなどでも広く演奏されており、ファンタジーな雰囲気や繊細な表現を楽しみたい方にオススメの1曲です。

6つの歌 Op.34 第2曲「歌の翼に」Felix Mendelssohn

1834年に作曲された『6つの歌 Op.34』の第2曲は、ハイネの詩に基づいた美しい歌曲です。

恋人を理想郷へ誘う幻想的な情景が、優美なメロディーで描かれています。

ガンジス川のほとりで、月明かりに照らされた赤い花々やスイレンの花が咲く庭園。

そこでは、スミレやバラが語り合い、小鹿が耳を傾けています。

この曲は、ロマン派特有の感情豊かな表現が特徴的で、聴く人の心に深い感動を与えます。

日本では、近鉄特急の到着メロディとしても使用されるなど、多くの方に親しまれている1曲です。

チェロ・ソナタ 第2番 ニ長調 Op.58Felix Mendelssohn

Felix Mendelssohn: Cello Sonata No. 2 / Sol Gabetta, Bertrand Chamayou
チェロ・ソナタ 第2番 ニ長調 Op.58Felix Mendelssohn

本作は、メンデルスゾーンが1843年に作曲した室内楽作品。

初期ロマン派の特徴と古典派の伝統を融合させており、チェロとピアノのための豊かな音楽的テクスチャーが魅力です。

全4楽章からなり、約25分の演奏時間。

特に第3楽章では、チェロのレチタティーヴォ風パッセージがバッハの『クロマチック幻想曲とフーガ』を引用するなど、メンデルスゾーンのバッハへの敬意が表現されています。

情感豊かで技術的にも難易度の高い本作は、チェロ奏者にとって重要なレパートリーとなっており、クラシック音楽ファンの皆さんにもぜひ聴いていただきたい1曲です。

交響曲 第1番 ハ短調 Op.11Felix Mendelssohn

Mendelssohn: 1. Sinfonie ∙ hr-Sinfonieorchester ∙ Andrés Orozco-Estrada
交響曲 第1番 ハ短調 Op.11Felix Mendelssohn

メンデルスゾーンがわずか15歳で作曲した本作は、彼の才能を存分に発揮した作品です。

全4楽章からなり、古典派の影響を受けつつも、若き天才ならではの独創性が光ります。

第1楽章の力強さ、第2楽章の優雅さ、第3楽章の活気、そして第4楽章の壮大さ。

それぞれの楽章が異なる表情を見せ、聴く人を飽きさせません。

1824年11月、姉の誕生日を祝う場で初演されました。

クラシック音楽を愛する方はもちろん、これから音楽の世界に触れてみたいという方にもオススメの1曲です。

オラトリオ『エリヤ』Op.70Felix Mendelssohn

旧約聖書『列王記』に登場する預言者エリヤの生涯を独唱、合唱によって演奏したものです。

『列王記』とは、ダビデの後継者ソロモンに始まるイスラエル王国における歴代の王の治世、イスラエル王国の衰退の物語。

この曲はバロック音楽とオペラが融合した作品として人気が高いオラトリオで、ヘンデルが確立した様式、響きの良い合唱曲を受け継いでいます。

嘆きと苦しみから希望、満ち溢れる歓喜へ、ベートーヴェンの「苦悩を突き抜けて喜びに至れ」に通じる音楽です。

メンデルスゾーンはベートーヴェンを尊敬していました。

第1部と第2部で合わせて2時間10分。

長いので区切りながらお聴きください。

メンデルスゾーンの名曲|人気のクラシック音楽(21〜30)

ヴェニスの舟唄 Op.57-5Felix Mendelssohn

Mendelssohn – “Venezianisches Gondellied” – Schreier
ヴェニスの舟唄 Op.57-5Felix Mendelssohn

1842年の作品です。

ベニスのゴンドラの船乗りに身を変えた男が恋人を待ち焦がれて歌う哀愁のある、しかし熱情的な歌です。

トーマス・ムーアの詩。

トーマス・ムーアは1805年にアイルランドに生まれた詩人で「夏の最後の薔薇」(庭の千草)を書いた人です。

ヴェニスの舟唄Venetianisches Gondellied はドイツ語に訳され、「広場に夕風が吹く頃、ニネッタ、貴女は知っている、ここに誰が待っているか」と、始まる詩です。

ペーター・シュライヤーのテノールとウォルター・オルべルツのピアノ伴奏で。

ぺーター・シュライヤーは1935年生まれ、ドイツのテノール歌手、最近では指揮もとります。

オペラ(モーツァルト、ワーグナー、シュトラウスなど)オラトリオ、マタイ受難曲、ドイツ・リート、と幅広く活躍しました。

伴奏のワルター・オルべルツは古典派を得意とする(特にハイドン)ピアニストです。