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メンデルスゾーンの名曲|人気のクラシック音楽

ドイツのロマン派を代表する作曲家、メンデルスゾーン。

作曲家だけでなくピアニストや指揮者としても活動しており、幼少期から神童と呼ばれるほど音楽の才能をもっていました。

本記事では、そんなメンデルスゾーンが残した名曲をご紹介します。

メンデルスゾーンがお好きな方も、あまり知らなかった方も、ぜひ一度目をとおしてみてくださいね。

彼の作風の特徴や魅力に気付き、お気に入りの曲が見つかりましたら幸いです。

楽器や歌を奏でられる方は、ぜひ実際に演奏もしてみてください!

メンデルスゾーンの名曲|人気のクラシック音楽(41〜50)

無言歌集 第1巻 第3番 狩人の歌 Op.19Felix Mendelssohn

メンデルスゾーン/無言歌集 第1巻 第3番 狩人の歌 Op.19/演奏:中川京子
無言歌集 第1巻 第3番 狩人の歌 Op.19Felix Mendelssohn

力強く躍動感のある旋律が印象的なピアノ曲です。

狩りの情景を巧みに表現した本作は、ホルンの響きを思わせる華やかな音色と、繊細なリズムが特徴的。

1832年に出版されたアルバム『無言歌集 第1巻』に収録され、今なお多くのピアニストに愛され続けています。

音楽の中に描かれた狩りの興奮と高揚感は、聴く人の心を瞬く間に魅了するでしょう。

フェリックス・メンデルスゾーンの豊かな表現力が遺憾なく発揮された本作は、華やかで活気に満ちた演奏を楽しみたい方や、ピアノの多彩な表現力に触れたい方にぴったりの1曲です。

弦楽四重奏曲 第4番ホ短調 Op.44-2Felix Mendelssohn

Arcadia Quartet plays Felix Mendelssohn-Bartholdy – String Quartet Op. 44 No. 2 in E minor
弦楽四重奏曲 第4番ホ短調 Op.44-2Felix Mendelssohn

1829年に弦楽四重奏曲第1番を書いた後、メンデルスゾーンはしばらく弦楽四重奏曲の作曲から遠ざかりました。

その間に彼は交響曲第4番『イタリア』や序曲『フィンガルの洞窟』などの名曲を書いています。

またライプツィヒのゲヴァントハウス演奏会の指揮者の仕事に就き多彩に活動していました。

彼が再び弦楽四重奏曲の執筆を始めたのは1837年、第1番から8年たった後のことです。

それは「メンデルスゾーンのラズモフスキー」というべき弦楽四重奏曲集(全3曲)の創作に発展しました。

「ラズモフスキー」はベートーヴェンの四重奏曲です。

この曲はメンデルスゾーンのというより当時のヨーロッパの最高傑作といわれています。

有名なヴァイオリン協奏曲ホ短調と同じ調で美しく切なく詩情に満ちています。

瞑想的で、しかし最後はエネルギッシュなフィナーレです。

演奏時間は約27分、大阪で開催されたチャンバー国際コンクールと音楽祭から。

弦楽四重奏曲 第5番変ホ長調 Op.44-3Felix Mendelssohn

弦楽四重奏曲第4番を書き上げた直後に、メンデルスゾーンは勢いづいて、弦楽四重奏曲第5番を書き始めました。

翌1838年に完成します。

この曲でメンデルスゾーンは、第4番での古典的形式を重んじる路線をさらに推し進めています。

ベートーヴェンの「ラズモフスキー」の影響を感じさせながらメンデルスゾーンならではの優美な旋律や躍動的なリズムも健在で、明るさ、快活さを感じさせる作品に仕上がっています。

メンデルスゾーンの一連の弦楽四重奏曲の中では、見た目は一番地味な作品ですが、聴き込むと味わいの深まる音楽だと思います。

メンデルスゾーンはこの作品の出来にたいへん満足し、それまでに書いた弦楽四重奏曲と比べて「数百倍良い」と語ったとのことです。

ヴィリディアン弦楽四重奏団の演奏で約35分。

無言歌「春の歌」Felix Mendelssohn

■メンデルスゾーン 無言歌 「春の歌」/ 近藤由貴 Yuki Kondo
無言歌「春の歌」Felix Mendelssohn

19世紀のモーツァルトと呼ばれるほどの早熟な才能を発揮したのがメンデルスゾーンです。

「真夏の夜の夢」が有名ですが、風景を音楽に移しかえるような作品が多いです。

「無言歌」は、彼のピアノ曲の中では飛び抜けて有名な曲集です。

讃美歌 98番 「天には栄え」Felix Mendelssohn

クリスマスを祝う代表的な賛美歌として知られるこの楽曲は、深い歴史的背景を持っています。

1739年にチャールズ・ウェスレーが作詞し、後にジョージ・ホウィットフィールドが改訂。

メロディは1840年にフェリックス・メンデルスゾーンが作曲したカンタータの一部から採用されました。

1855年にウィリアム・H・カミングズによって現在の形になり、広く普及しました。

本作は、キリストの誕生を通して神と人類の和解、平和と慈悲、そして新たな生命の光がもたらされることを祝福する内容です。

美しいメロディと力強いメッセージは、聖なる夜の雰囲気を高め、聴く者に深い感動を与えます。

クリスマスシーズンには多くの教会で歌われ、世界中のキリスト教徒に愛され続けています。

バイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64Felix Mendelssohn

初期ロマン派を代表する作曲家の一人に、フェリックス・メンデルスゾーンがいます。

彼は古典主義の伝統を尊重しつつ、感情が豊かな作品を多く残しました。

1845年に発表された本作は、ヴァイオリンの高度な技巧と美しい旋律が融合した名曲です。

第1楽章の情熱的な主題や、第2楽章の穏やかなメロディーは、多くの人々の心を捉えます。

メンデルスゾーンならではの繊細さと躍動感が感じられる一曲です。

クラシック音楽に親しみたい方や、ヴァイオリンの魅力を味わいたい方におすすめです。

時代を超えて愛され続けるこの作品は、幅広い層に楽しんでいただけるでしょう。

おおひばり Op.48-4Felix Mendelssohn

お前の歌は何と優しい響き、ひばりよ、私を連れて喜びの中に高く舞い上がる。

お前と共に歌おう、雲を越えて羽ばたき、日に向かって昇って行こう;原詩の訳です。

日本語;おお、ひばり、高くまた軽く(かろく)何をか歌う(うとう)、天の恵み、地の栄、そを讃えて歌い、そを寿ぎ歌う歌っているのは板橋区混成合唱団です。

プロなのかどうか分かりませんが、大変上手ですね。

見事なカノン(追いかけっこ)です。

無伴奏(アカペッラ)で歌われます。

よろしかったら、Lerchengesang Op48-4 Felix Mendelssohnで動画検索なさってみてください。

いくつかありまして、速度もそれぞれ違い、個々の良さがあります。